WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインETF以外にも好材料続出|機関投資家の参入に向けた取り組みがアメリカで急加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETFの不許可と管理サービスの高まり
米国証券取引委員会(SEC)が、申請されたビットコインETFを不許可にする、または一度不許可を取り消して再審査を宣言するなど、規制局によるETF実現の見通しは不透明なままだ。しかし、バンク・オブ・アメリカが仮想通貨管理関連の特許申請を行うなど着実な進歩が見られている。

ビットコインETFの不許可と管理サービスの高まり

アメリカ証券取引委員会(SEC)は7月末、仮想通貨取引プラットフォームGemniを運営するウィンクルボス兄弟からの「ビットコインETF」申請を不許可とすることを発表しました。

さらに先日、ProShares、GraniteShares、Direxionの3社から申請されていた計9つのビットコインETFを一度不許可にすると発表した後、再審査に持ち込まれましたが、その直前には最注目の「VanEck・SolidX」ビットコインETFの発表が延期されており、依然として認可への道筋は立ってない状況です。

ただし、ビットコインETFによって機関投資家の本格参入が期待される中、仮想通貨管理サービスの発展も急速に進んでいることから、ビットコインETFの実現がなくとも、機関投資家による一定規模の資産流入が見込めるのではないかと考えられています。

そんな中、世界最大級の金融機関「バンク・オブ・アメリカ」が、企業向けの秘密鍵の保管に関する特許を米国特許商標庁(USPTO)に申請したことが明らかになりました。

バンク・オブ・アメリカは、日常的に膨大な数の金融取引を行っており、将来的に仮想通貨が介入してくることも考えられると言及していることから、「今後、企業が仮想通貨を安全に管理していく方法が必要になってくる」と主張しています。

そして申請された特許では、ビットコインをはじめとする仮想資産を機関が安全に保管できる管理システムを提案しています。この特許によって、香港で100億ドル(約1.1兆円)規模の個人、法人向け仮想通貨管理を行う「Xapo」と同様のサービスを提供することができるようになると考えられています。

ビットコインETF以外でも機関投資家参入を促進する取り組み

さらに8月初頭には、ニューヨーク証券取引所の親会社「Intercontinental Exchange(ICE)」が、マイクロソフト、スターバックス、ボストンコンサルティングなどの名だたる大企業と提携し、仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt」を立ち上げることを発表しました。

ICE社長のKelly Loeffler氏は、この新規取引所Bakktが、高い効率性、安全性、実用性を有することから、「機関投資家、企業、消費者が、仮想資産投資へ参入するための入口になる」と語り、機関投資家もターゲットとして捉えていることを示唆しています。

さらに8月28日、アメリカ・サウスダコタ州の銀行部によって認可され、仮想通貨管理サービス提供を行う「Kingdom Trust」が、300年以上の歴史を持つ世界最大級のイギリス保険組合「ロイズ」に属する保険引き受け業社と仮想通貨盗難における保険の締結を行ったことを発表しました。

仮想通貨管理サービスは、例え最大限にセキュリティを高めたとしても、内部犯行や自然災害などによる損害を受ける可能性があるため、完全であるとは言えませんでした。

しかし、このように例え資産を失ったとしても、保険組合ロイズのような「補填を保証できる信用性の高い裏付け」ができたことで、大口投資家や機関投資家参入の敷居が下がったと言えるでしょう。

Academie Bitcoin CEOのJonathan Hamel氏が、「バンク・オブ・アメリカ」や「Bakkt」による機関投資家向けの仮想通貨管理サービスが台頭してきていることで、店頭取引(OTC)市場や、機関投資インフラが確実に高まりつつある」と述べているように、仮に”ビットコインETF”が実現しなかったとしても、機関投資家からある程度の流入が見込めると考えられています。

CoinPostの関連記事

米国の新仮想通貨プラットフォームBakktが『ビットコインETF』に及ぼす影響の大きさ
米国NY証券取引所の親会社がマイクロソフトと共同設立した仮想通貨プラットフォーム「Bakkt」は、SECが審査を行う「ビットコインETF」の要求水準をすでに満たしており、初承認に向けて大きな影響を与える可能性がある。
ビットコインETFの可否判断は、最大240日(2019年2月頃)まで延長する可能性:暴落の原因を探る
ビットコインは8日、日本時間早朝4時過ぎに79万円から73万円まで価格が急落、期待感の募っていたCboeのビットコインETFに関するSECの公式文書が発表されたことが、投資家心理に作用し、相場の下落に繋がった。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:52
ビットコイン現物ETF、3週ぶりに流出転換
ビットコイン現物ETFは9月7日週に4.63億ドルの週間純流出を記録し、3週連続の資金流入が途切れた。SoSoValueのデータからARKB・GBTC・MSBTの内訳と市場全体の状況を解説する。
14:12
ビットバンク、ENJ価格乖離で10月16日に取扱い廃止へ
ビットバンクが2026年10月16日にエンジンコイン(ENJ)の取扱いを廃止すると発表。イーサリアム版とEnjin Relay Chain版の価格乖離が理由で、信用取引の追証リスクや出金期限、廃止後の円転換の流れを解説する。
13:44
SWIFTのブロックチェーン活用加速、シンガポール3行が銀行間トークン化預金取引に成功
DBS・OCBC・UOBの3銀行が10日、SWIFTのブロックチェーン台帳を通じて銀行間トークン化預金取引を初めて共同実施。8月以降、HSBC、シティ銀なども類似のテストを行っている。
11:56
クラリティー法案、トランプ大統領が倫理規定に譲歩 ルミス氏らが最終案公表 
米上院のルミス・ブーズマン・スコット3議員は9月14日、クラリティー法案の最終案を公表した。トランプ氏は倫理条項でティリス・ガレゴ案をほぼ全面的に受け入れ、州司法長官の関与も容認。15日の手続き採決前に民主党への決着案と位置付けた。
10:05
米下院歳入委員会、仮想通貨税制やウォッシュセール規制で法案審査へ
米下院歳入委員会がマイナー・ステーカーの課税繰り延べやウォッシュセール規制などの法案をまもなく審査する予定だ。一方、繰り延べ条項は削除が検討されていると伝えられる。
09:18
レボリュート、偽の政府要求でビットコイン履歴など顧客情報開示
レボリュート(Revolut)が、政府機関になりすました偽の情報開示要求に応じ、パスポート画像やビットコイン(BTC)取引履歴を含む顧客情報を開示していたことが判明。要求メールは正規の政府ドメインから送信され、認証チェックも通過していた。
08:48
グレースケール、ライトコイン信託ETFへ修正申請書提出
グレースケールが9月11日、ライトコイン信託をETFへ転換する修正S-3をSECへ提出した。資産は1年で半減し約126億円に、NYSE Arca上場の可否はなお審査中で、ブルームバーグのアナリストは2025年9月時点で承認の可能性は高いとみていた。
08:01
ブラジル中銀の資本規制、仮想通貨業者9割超が撤退の可能性=報道
ブラジル中央銀行の新資本規制で、仮想通貨事業者9割超(300社中290社規模)が撤退の可能性。認可取得は10社程度の見通しで、最大約720万ドル相当の資本要件とコンプライアンス負担が要因。10月30日の申請期限後に再編の全容が判明する。
07:35
ビットコイン、ATH未更新365日に接近 更新ペース加速の可能性=アナリスト
アナリストのDarkfost氏は、ビットコインが史上最高値を更新せぬまま365日に迫り、更新ペースが加速する可能性があると指摘。過去3サイクルでは高値形成から次のATH更新までの日数が短縮しており、次回半減期は2028年4月と見込まれる。
09/13 日曜日
11:30
ビットコインPPI上振れで1200万円割れ、FOMCと原油高が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米PPIの上振れや原油高を受け対円で1200万円を割り込み、1190万円台で推移している。目先はFOMCの利上げ判断とクラリティ法案の審議動向が焦点で、下値リスクへの警戒が続く。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(9/11)|クラリティー法案審議・8月の相場解説・ETH量子耐性化計画のまとめ
今週は、米クラリティー法案審議、米CryptoRankの月次分析を基にした8月のビットコインなどの仮想通貨相場解説、イーサリアム財団の量子耐性化計画に関する記事が関心を集めた。
09/12 土曜日
14:14
コインベース、ソーシャル機能撤退 ウォレット名を旧称に戻す
米仮想通貨取引所大手コインベースは自己保管型ウォレット「ベースアプリ」の名称を「コインベースウォレット」に戻すと発表した。取引機能を軸とした運営方針への転換に伴うもので、無期限先物や予測市場など取扱い資産の拡大も進めている。
13:45
FTX創業者バンクマン=フリード氏、詐欺罪判決見直しを米最高裁に申し立て
FTX創業者・前CEOのサム・バンクマン=フリード氏が有罪判決の見直しを米最高裁に申し立てた。元顧客への返済が行われたことなどを改めて論拠にしている。
13:20
機関向け融資のクリアプール、XRPレジャーへ事業拡大
仮想通貨の機関投資家向け融資プロトコルClearpoolがXRPレジャーへの事業拡大を提案した。CPOOLをCLEARへ1対1で移行し、リップルも出資を表明している。今後はガバナンス投票で承認の可否が決まる。
11:05
裏付け資産はペイパルのステーブルコイン、ペイパルなど3社が『PYUSDx』始動
ペイパル、M0、ムーンペイの3社は9日、企業が自社ブランドのステーブルコインを発行できる基盤「PYUSDx」を稼働させた。裏付けはPYUSDで、発行体の裁量は広がるが、米ジーニアス法上の位置づけは今後の論点になりうる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧