はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

韓国取引所Bithumb復活の影響でネムが活性化、ビットコインは重要局面に突入|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコイン価格は堅調。本日急騰したしたモネロ(XMR)を中心に、匿名通貨の88.9%がプラスで推移している。そのほか、韓国取引所Bithumbが復活した影響で、XEMマーケットの出来高42%を支えるなど、高騰に繋がっている可能性がある。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は4日、ビットコインが依然堅調な推移を続けた他、アルトコインも昨日の全面安相場から回復が見られ、価格を上昇させる通貨も多く見られました。

ビットコインは本日大きな上昇こそ見られなかったものの、83.3万円に2度差し掛かるも値を戻す強さを見せ、5日連続の続伸となっています。(17時時点)

出典:TradingView

buybitcoinworldwide.comが掲載するビットコインボラティリティインデックスでは、ビットコインの価格変動率を示すインデックスが2018年2番目に低い数値となる2.76%と、6月10日に記録した2.45%に迫る勢いを見せています。

出典:buybitcoinworldwide.com

また仮想通貨市場を「仮想通貨Top100」「取引所通貨」「匿名通貨」「マスターノード通貨」群で分けてインデックスを掲載するaltdex.coの指数変動によって、本日匿名通貨が最も上昇した結果が判明。

出典:altdex.co

本日急騰したしたモネロ(XMR)を中心に、匿名通貨の88.9%がプラスで推移しています。

出典:

一方でビットコインの勢いが増してきた8月以降不調であるのは取引所通貨(トークン)であり、一時急激な急騰を記録するなど一種のブームが下火となり、現在のインデックス指数も他の3グループと比較し低い数値で推移しています。

出典:altdex.co

また数日間好調を維持するXEM(ネム)は、出来高の伴う高騰となっています。

出典:CoinMarketCap

大きな要因と考えられるのは、韓国取引所Bithumbの影響で、本日のXEMマーケットの42%を支えています。

出典:CoinMarketCap

Bithumbは、先日停止していた新規ユーザー登録を8月30日付けで再開しており、韓国政府によるBithumbやUPbit等の取引所における安全性の認定などが農協銀行の判断に影響を及ぼすなど、風向きが大きく変わった経緯があります。

ビットコインの値動きに注目

本日公開した記事でもご紹介した様に、ビットコインは年始の暴落後初めてのトレンド転換期を迎えているとbitcoinmagazineが分析。

理由としてビットコイン値動きの反発時に高値圏で61.8%ラインを抜けきらない傾向が見受けられており、年初から続く下落トレンドの中、61.8%の水準を超えれば、大きな上昇が期待され、トレンドが完全に転換すると分析しました。

なお、この61.8%ラインは米ドル建で約7735ドル、日本円建で85万円台となります。

出典:TradingView

またビットコインは現在、長期チャート上にて「ダブルボトム」をつけています。

出典:TradingView

BTCは過去2回、5800ドル(約64万4千円)の水準を下回ることを阻止しており、長期チャート上でダブルボトムが形成されています。

しかし現在の相場は、7月の高値圏8400ドル(約93万ドル)に向かいつつも、100日移動平均線(SMA)はまだ200SMAを下回っている状況が続いています。

つまり、明白な上昇クロスオーバーが見られないことが、一つ懸念点として残ります。

RSIチャートでは、買いの勢いを保っていると見られ、200SMAとのクロスオーバーが見られる可能性がありますが、。

しかし、急激な高騰が見られた場合に「買われすぎ」の水準となる70を超える恐れもある上に、すでにStochasticRSI上(80以上が買われすぎ、20以下が売られす)では、80を上回っており、売り圧力となる可能性も視野に入れるべきだと言えるでしょう。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

本日11.88%の高騰を見せた「ULSグループ(3798)」は、子会社のウルシステムズが2017年10月、仮想通貨取引所「QUOINEX」の親会社と仮想通貨「QASH」の独自ブロックチェーン開発に関する覚書を締結しており、リキッドプラットフォームのローンチに向けた動きが材料視された模様です。

同社は、「今後、グローバルの金融機関やフィンテック企業にとって必要な機能を兼ね備えた仮想通貨QASH独自のブロックチェーンを開発することで、QASHエコシステムの拡大及び金融機関・Fintech企業用ブロックチェーン領域におけるグローバルスタンダードを目指す」としています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。
11:10
ナスダック上場DeFi Development Corp、1億ドル転換社債発行 ソラナ蓄積戦略を拡大
米初のソラナ準備金戦略企業DeFi Development Corpが1億ドル転換社債の私募発行を発表。調達資金でSOL購入継続、バリデータ運営による複利成長を目指す。
10:50
上場企業のビットコイン購入量24万BTC超えも、価格には反映されず その理由は?
2025年上半期に世界の上場企業が仮想通貨ビットコインを24万5510BTC購入しETF保有数の2倍超。前年同期比約5倍増でマイクロストラテジー戦略が拡散、企業準備金としての位置づけが確立された。
10:30
米SEC、仮想通貨ETFの上場基準を策定か 審査迅速化に期待
米証券取引委員会が、ビットコインなど仮想通貨ETF向けの汎用上場基準策定を検討していると伝えられる。19b-4様式省略により審査迅速化が期待される。
10:20
ETH1万ドル到達は『義務』と表明、イーサリアムに新組織誕生
仮想通貨イーサリアムに、イーサリアムコミュニティ財団という新たな組織が誕生。公式サイトで、イーサリアムの価格に特化した組織であると説明している。
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
18:07
仮想通貨ビットコインの長期投資【初心者向け】ドルコスト平均法でかんたん積立
「投資でどのタイミングで購入すれば良いか分からない」という疑問は多い。ビットコインなど仮想通貨投資初心者でも、リスク回避をしつつリターンを見込めるドルコスト平均法とは。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧