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米国株反落 米3月CPIやFOMC議事要旨に反応|13日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

4/13(木)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,646ドル -0.1%
  • ナスダック:11,929ドル -0.8%
  • 日経平均:28,082円 -0.5%
  • 米ドル/円:133.05 -0.03%
  • 米ドル指数:101.5 -0.6%
  • 米国債10年:年利回り3.4 -1%
  • 金先物:2,029ドル +0.5%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:29,964ドル -0.7%
  • イーサリアム:1,916ドル +1.2%

本日のNYダウは小幅に反落し−38ドルで取引を終えた。ナスダックは−102.5ドルだった。昨夜発表の米3月のCPI(消費者物価指数)はほぼ予想通りのデータであり、総合指数で継続的なインフレ鈍化を示している。株式市場はFOMC議事要旨にも反応した模様だ。

米CPI

3月の米消費者物価指数統計では総合指数はエネルギー価格の低下でインフレの鈍化傾向を示した。一方、前年同月比ベースでコアCPIの伸びが総合指数の伸びを上回るのは、この約2年間で初めてとなった。また、今回のデータはディスインフレ(物価上昇鈍化)の兆候も示したが、サービスセクターでは未だインフレが根強いようだ。

CPIや労働市場も依然堅調な中、少なくとももう1回の利上げへの観測が高まっている。CMEの金利先物市場では次回5月の0.25%利上げへの観測は66%にまで上昇。なお、深刻な景気後退を回避する目的から、6月以降のFOMC利上げ停止、さらには年内利下げへの期待も高まっている模様だ。

ロイター報道によると、コンベラのシニアマーケットアナリスト ジョー・マニンボ氏は総合インフレ率が予想以上に鈍化したことはFRBが基本的にあと1回の利上げで終了するとの見方を裏付けるとの見方をしている。一方、ブルームバーグによると、ソーファイの投資戦略責任者リズ・ヤング氏は、今回のCPIは予想を大幅に下回ったわけではないと指摘し、今回のCPIデータを完結させるのは、実はPPIだと述べたという。PPIは今夜発表になる。

経済指標(日本時間)

  • 4月13日21時30分(木):米3月卸売物価指数・コア(PPI)
  • 4月14日21時30分(金):米3月小売売上高
  • 4月14日23時00分(金):4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

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FOMC議事要旨

今朝発表された3月21-22日のFOMC議事要旨では、米銀2行(SVBとシグネチャー銀)の経営破綻によって広範な金融ストレスが引き起こされないことが明確になるまで利上げを一時停止することが検討されたものの、最終的にはインフレ対応を優先する決定となった内容が明らかになった。

この内容は3月22日のFOMC声明に一致。当時はインフレが依然として高水準にあり、パウエル議長はFOMCで利上げ停止を検討したものの「必要なら想定以上の利上げを実施する」と強調し「当局者らは今年の利下げを見込んでいない」と釘を刺した。

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また、一部のFOMC参加者は銀行セクターの問題がなければより強気な0.50%の利上げを検討したと表明したことも判明。銀行セクターは先月以来落ち着きを取り戻したものの、FRB当局は信用状況の引き締まりの兆候がないかどうかを注視している状況だ。

さらに、FRBのスタッフは、穏やかな景気後退が年後半から始まり、2024-2025年には回復すると想定していることも明らかになった。

米IT・テック株

米IT・テック株の個別銘柄の前日比:NVIDIA-2.4%、c3.ai-3.1%、ビッグベア.ai+10%、ブルフロッグAI+42.2%、テスラ-3.3%、マイクロソフト+0.2%、アルファベット-0.67%、アマゾン-2%、アップル-0.4%、メタ+0.07%、コインベース-3.35%、マイクロストラテジー-2.8%。

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ドル円

ドル円は1ドル=133.05円、前日比-0.03%。ドル円は米CPIのデータを受けて売りが進行した。

出典:Yahoo!ファイナンス

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