はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米仮想通貨関連企業:ワシントンの国会議員など政策担当者への「ロビー活動」を計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米仮想通貨企業がロビー活動組織を発足へ
米国でも、仮想通貨分野の法整備がより強く求められる状況にある中、大手仮想通貨関連企業によって構成されるロビー活動のための組織を発足する計画が持ち上がっている。

米仮想通貨企業がロビー活動組織を発足へ

米国でも、仮想通貨に関するルール作りが整っておらず、法整備を進めたいという声が度々上がっています。

そこで、複数のブロックチェーンファンドや仮想通貨取引所、スタートアップが新しいブロックチェーン協会を発足し、ワシントンの立法者へのロビー活動をする計画を始めました。

ワシントンポストの火曜日の報道によると、この新しい組織は、仮想通貨関連スタートアップと立法者の関係を正常化する取り組みの一環として、教育と法改正に焦点を当てています。この組織にはCoinbase、Circle、 Digital Currency Group、Polychain Capital、Protocol Labsが含まれます。

この組織の最初の社員の一人は、前上院議員補佐官でありOverstock.comのブロックチェーン・ロビイストのクリスティン・スミスです。彼女はワシントンポストに、「この分野の基礎的な教育活動に多くの時間を割いてきている。これら問題に大変関心を抱いている」と発言し、発足すると同時にこの組織をガイドしていく旨を伝えました。

さらにPoliticoによると、Protocol Labsの顧問弁護士Marvin Ammori氏とHangarの設立者Josh Mendelsohn氏がこの協会のアドバイザーになる予定です。

Coinbaseのリーガルリスク・チーフオフィサーMike Lempres氏はこの協会は、会社を組織し共に正当な規制を主唱していくとワシントンポストに伝えました。

このブロックチェーン協会は優秀な企業を一緒に集める努力をしており、それにより政策担当者に、我々企業は合理的な規制に関しては歓迎している姿勢を示すことができる。我々は自身の利益のために制度整備の主導権を握りたいのではなく、長く耐えうる法整備の発展に尽力している

 ブロックチェーン協会は、特に仮想通貨取引所やスタートアップに関する税金やどのように顧客確認、アンチマネーロンダリングのルール作りをするのかという点に焦点を絞るだろう、とレポートは伝えています。

Coin Centerの常任理事Jerry Brito氏は、ワシントンポストに、政策担当者はこの組織の発足に好感を示していると語っています。

また、cryptocurrency spaceによると、同氏は「組織側と立法者の双方が同意することに関して主唱する声がもっとあがるのは良いことだ」とも発言しています。

参考記事:Major Crypto Companies Form DC Lobbying Group

Get ready for Big Bitcoin: Cryptocurrency industry opens a D.C. lobbying arm

CoinPostの関連記事

仮想通貨大手企業Circle社:米国土安全保障省の元法律顧問をCLOに任命
今年2月、大手取引所Poloniexを買収したCircle社は、米国土安全保障省の元法律顧問を最高法務責任者(CLO)として招き入れたことを明かした。同業界における法務専門家の需要は、急速に高まっている。
ビットコインは違法ではない|法律面のよくある質問集
仮想通貨やビットコインの法律の観点からよくある質問に回答しました。仮想通貨やビットコインは違法なのか?証券会社に勤務している方(証券外務員の方)は購入できるのか?といった事から、改正資金決済法が定める仮想通貨の定義について触れています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/22 土曜日
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
06:02
金持ち父さん著者キヨサキ、3.5億円分ビットコインを売却し広告事業投資へ 以前の姿勢から一転
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が11月22日、約225万ドル相当のビットコインを売却し、外科センターと看板広告事業に投資すると発表した。以前の「売らずに買い続ける」発言から一転した。
05:45
マイケル・セイラー、指数除外懸念に反論「ストラテジーはファンドではない」
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は主要株価指数からの除外懸念に対し「我々はファンドではなく上場事業会社だ」と反論した。
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧