はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ソーシャルとライフスタイルの融合「BOOOST」 旅行先でトークンを貯めて大切な人に会いに行こう

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BOOOSTとは

BOOOSTは、仲の良い人との距離をもっと縮めるweb3ソーシャルアプリです。旅行中にトークンを獲得して、友達に会ったり、一緒に遊んだりすることができます。

BOOOSTの目標は、オフラインのより多くの人々を繋ぎ、日常生活に欠かせないようなアプリを開発することです。

ウォーキングやドライブといった日常生活の移動時間や知り合いのユーザーとの交流をゲームに反映して暗号資産(仮想通貨)トークンを獲得するなど、日ごろのライフスタイルをトークン経済圏に最適化することができます。

本記事では、ソーシャルアプリゲームの新たな在り方を模索するプロジェクトであるBOOOSTについて詳しく紹介。基本的な概要をはじめ、トークンエコノミクス、ゲーム設計、運営・開発チームの紹介まで解説します。

オープンベータ版稼働開始

オープンベータ版のBOOOSTは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードすることができます。

アカウントを作成することで、キャンペーンには自動で応募されます。

NFT(非代替性トークン)無料Mintのホワイトリスト(WL)権を得るためには、まずdiscordにジョインして、「日本の国旗」マークを選択すると、日本語のチャットページにアクセスできます。

その後、dicord内の「#join-booost」チャンネルに移動し、「Secure your WL」をクリック。表示されたコード「!booostme」をアシスタントbotの「Billy」にメッセージ送信すると、イーサリアムのウォレットアドレス登録ページに案内されます。

BOOOSTで初期排出される“Genesis”コレクションのNFTは、イーサリアム(ETH)上で無料生成可能です。BOOOSTエコシステムで重要な役割を果たすNFTであり、収益性の向上やエアドロップなどの保有メリットを予定しています。

1.BOOOSTはライフスタイルを最適化し、交流できるソーシャルアプリ

BOOOSTは、現実世界の日常生活と紐づけてプレイするWeb3ソーシャルアプリです。

アプリ内でユーザーは専用のデジタルIDを持つアバターを作成し、現実のライフスタイルを最適化や他ユーザーとの交流ができます。

BOOOSTは、「中央集権から脱して分散してデータを管理し、独自のエコシステムを生む」というWeb3の根源的な考え方をベースに設計されています。そのため、BOOOST内のアバターやそこで得た報酬に関するデータは、企業や開発者ではなくユーザー自身に帰属する仕様です。

BOOOSTを利用することの最大のメリットは、BOOOSTアプリが構築するWeb3世界と、我々が生活する現実世界をリンクしてプレイできる点にあるでしょう。日常生活の行動、例えば人付き合いやウォーキング、ドライブなどのアクティビティをアプリで記録して可視化して最適化。さらに利用のインセンティブとして暗号資産(仮想通貨)トークンを獲得します。

そういった記録を積み重ねることで、デジタル世界に自分の分身とも呼べる唯一無二の(カスタマイズされた)アバターを作ることが可能なのです。 アバターは、ウォーキングやドライブといった移動手段、ソーシャライズの日常のアクティビティによって、ビジュアル的にも独自の進化を遂げていきます。

2.BOOOSTはETHとAERGOチェーン上に構築

BOOOSTのトークンエコノミクスやゲーム内容、その他詳細情報に入る前に、BOOOSTに用いられるブロックチェーン技術について簡単に解説します。

2023年4月時点で、BOOOSTは「イーサリアム(ETH)」と「AERGO」と2つのブロックチェーン上に構築されています。

「BOOOST」は、Aergoパブリックブロックチェーン上に構築された最初の分散型アプリケーションであり、Aergoによって支援されています。

AERGO Enterpriseは、企業(エンタープライズ)向けに最適化されたブロックチェーンプラットフォームであり、韓国の企業であるBlockoが開発しています。

AERGOはイーサリアムと比較して非常に高性能なチェーンであり、秒間の処理能力を示す「TPS(Transaction Per Second)」はETHの数倍、トランザクション(tx)あたりの送金手数料は1/2000以下です。

BOOOSTの創業者はAergoのCOO/CMOでもあるため、深いサポートと長期的な関係性が期待できます。

3.BOOOSTのトークンエコノミクスとゲームモード

ここからは、BOOOSTのトークンエコノミクスとゲームモードの具体的な内容を解説します。

3-1.トークンエコノミクス

ユーザーは、後述する3つのゲームモードを通して、ユーティリティトークンの「BYL」を獲得可能。BYLは将来的にBOOOSTのガバナンストークン「LIV」や今後発表される特典などと交換することができます。

3-2.3つのゲームモード

BOOOSTには2023年5月時点で、以下の3つのアクティビティモードが実装される予定です。

  • ウォークモード
  • ドライブモード
  • ソーシャルモード

それぞれのゲームモードを詳しくご紹介します。

3-2-1.ウォークモード

アバターは、ユーザーがアカウントにサインアップしてログインすると、自動的に作成されます。

現実世界で歩く事を通じて独自トークンの「BYL」を獲得できます。従来のMove to Earn(M2E)ゲームでは、プレイ開始にあたってNFT購入の初期費用がかかるケースが一般的でしたが、BOOOSTのウォークモードはコストをかけずにプレイ開始できる点がメリットです。

すべてのアクティビティモードは無料で使用できます。

ウォークモードで獲得できるBYLの額は、主に次のような要素に影響されます。

  • アバターのレベル
  • GPS信号強度
  • デバイスの通信速度
  • 移動速度(非公開の速度制限あり)

なお、ウォークモードでBYLを獲得するには、24時間ごとにチャージされる「エネルギー」を消費する必要があります。

3-2-2.ドライブモード

ドライブモードでは、車両に乗っているとき(自身が運転するときだけでなく、タクシーや公共交通機関を利用している場合も含まれる)にBYLを獲得できるゲームモードです。ビークルNFTをmintまたは購入すると、ドライブモードのBYL収益が向上します。

ゲーム内で使用される車両は、「Rental Vehicle(レンタル車)」と「Degital Vehicle(デジタル車)」の2種類。アップグレードは、Degital Vehicleのみ可能です。

Rental Vehicle(非NFT)は全てのユーザーがアバターを作成した段階で利用可能となる車両で、Degital Vehicle(NFT)も無料mint可能。mintは公式discordからホワイトリスト登録する必要があります。

ドライブモードもウォーキングモードと同じく、BYLを獲得するにはデジタル車両の燃料が必須で、こちらも24時間ごとに行われる燃料チャージで回復します。

3–2-3.ソーシャルモード

ソーシャルモードは、友人と一緒に楽しめる「友達をさがす」機能がついています。

現在、ソーシャルモードの追加機能を開発中であり、詳細は今後発表予定です。

4.BOOOSTの運営・開発チームについて

BOOOSTの運営・開発チームのメンバーをご紹介します。

ニックネーム 肩書き 経歴(公式サイトより)
j-dunk Founder BOOOSTの創設者。新しい体験がもたらす可能性を信じ、暗号資産を愛してやまない。
Xaos Strategy 元JPモルガンの銀行家。クリプトの世界に魅了され、BOOOSTの一員として参画した。
NamtowN Product スタートアップ起業家。クリプトの生むポジティブで破壊的な効果の虜となった。
Lep Business Development 元機関投資家向けのFXセールスマン。ブロックチェーン技術による分散化の利点は計り知れないと考え、参加。
Sup Community 哲学専攻の大学卒。BOOOSTがよりユーザーフレンドリーなコミュニティになるよう努める。
Yuri Lead Developer 歴10年以上のベテランエンジニア。ネットワークにおいて複雑な機能を実装する。
One Full Stack Developer 20年以上のキャリアを持つソフトウェアディベロッパー。自身の持つスキルや知見を業界の発展に活かしたいと考える。
The Q Designer グラフィックデザイナー。BOOOSTのオリジナリティある3Dワールドを構築する。

ベテラン開発者から元セールスマン、 起業・スタートアップの経験を持つメンバーまで、多種多様なバックグラウンドを持つメンバーによって構成されていることが分かります。

また、初期段階の資金調達であるシードラウンドには、ベンチャーキャピタル部門の「HG Ventures」、市場動向・プロジェクトリサーチを行う「LAYER.GG」が参加し、支援を表明しています。そのほか、未発表のシード投資家もいます。

5. 総括

BOOOSTは、初期投資のコストをかけずに始められる手軽さが魅力で、無料プレイでもBYLトークンを獲得することができます。NFTを無料作成し、discordを通じてホワイトリストを取得すれば、さらに多くのBYLを獲得可能です。

BOOOST MVP(Minimum Viable Product)とは、ウォーク、ドライブ、ソーシャライズの3つのモードのことを指しています。これらを使って、「大切な人とオフラインで交流するためのソーシャルアプリを完成させる」という長期的なビジョンに向かって、これからも開発・運営していく予定です。

気になった方はぜひプレイしてみて下さい。

関連リンク

Android版Download

iOS版 Download

公式Twitter

公式discord

公式サイト

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/07 火曜日
19:08
トレカ市場を変革?!TCGのNFT化(トークン化)とは?図解でわかりやすく
ポケモンカードをはじめとするトレーディングカードのNFT化(トークン化)とは何か。仕組み・メリット・注意点を図解でわかりやすく解説。CourtyardやCollector Cryptの事例も紹介。
17:18
「韓国個人投資家の9000億円がイーサリアム・トレジャリー企業に集中」 サムソン・モウが警鐘鳴らす
サムソン・モウ氏は、韓国の個人投資家による約9000億円がイーサリアムの価格を押し上げていると指摘し、イーサリアムおよびイーサリアム・トレジャリー企業に対する投資リスクを警告した。
15:29
なぜアフリカは仮想通貨普及で世界をリードし得るのか?金融イノベーションの最前線をレポート
アフリカの仮想通貨採用が急拡大している。ビットコインやステーブルコイン(USDT/USDC)がケニア、ナイジェリア、ガーナで浸透。M-Pesa連携、送金コスト削減、インフレ対策の実例と、EUのMiCA規制から学ぶアフリカの金融イノベーションの未来を探る。
13:50
ソラナ・カンパニー、775億円相当SOL超を蓄積
ナスダック上場のソラナ・カンパニーが6日、デジタル資産トレジャリー戦略の一環としてソラナの継続的な取得を発表した。220万SOL超と1500万ドル以上の現金を保有。
13:20
FIFAのトークン化チケット購入権RTB、スイス当局が賭博の疑いを調査
スイスの賭博規制当局が、国際サッカー連盟公式の2026年W杯チケット購入権トークンを調査している。賭博に該当する可能性を検討中だ。
11:35
シタデルのケン・グリフィンCEO、金とビットコインへの資金流入に懸念を表明
ブルームバーグが10月7日に報じたところによると、シタデルのケン・グリフィン氏が投資家がドルより金を安全資産と見なし始めている状況に懸念を示した。デベースメント・トレードと呼ばれる金、銀、ビットコインへの投資拡大に言及。
11:05
「年末にかけて金・仮想通貨・テック株を保有」チューダー・ジョーンズ氏
著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、現在の株式市場における強気相場にはまだ大幅な上値余地があるとの見方を示した。年末にかけて金、仮想通貨、テック株を組み合わせて保有すると説明している。
10:30
Plume Network、SECにトランスファー・エージェント登録 価格20%以上高騰
RWA特化のPlume Networkが米証券取引委員会からトランスファー・エージェント資格を取得した。米国証券市場のオンチェーン化を進めるとしている。
09:40
イーサリアムのM2相関性ラグ解消で価格1万ドル到達の可能性=アナリスト分析
Cryptoquantのアナリストは米M2マネーサプライの拡大とイーサリアムの流動性ラグについて分析し取引所在庫の減少と機関投資家の買い需要増加を背景にETH価格がこのサイクルで1万ドルに到達する可能性があると大胆予測。
08:02
メタプラネット、ビットコイン含み益が810億円に到達
10月7日の報道によると、世界第4位のビットコイン保有企業メタプラネットの含み益が5億4000万ドル(約810億円)に達し過去最高を記録。PHASE II戦略による今後の展開が注目される。
07:35
仮想通貨投資商品、先週は過去最大の約9000億円が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、先週のデジタル資産の投資商品への資金流純入額は約8,940億円だったと発表。ビットコインの投資商品への流入が最も多かったとし、要因の分析もしている。
07:02
ストラテジー、週次のビットコイン購入を一時停止 含み益約5兆円に
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーが9月29日から10月5日の週にビットコインを購入しなかったことが最新のSEC提出書類で明らかになった。優先株の配当支払いで1億4000万ドルを支出。
06:15
グレースケール、米国初のステーキング機能付き現物仮想通貨ETFを開始
グレースケール・インベストメンツが6日、イーサリアムとソラナのステーキング機能を備えた米国初の現物仮想通貨ETFの提供を開始した。
05:55
モルガン・スタンレー、仮想通貨のポートフォリオ配分上限を最大4%と推奨
大手銀モルガン・スタンレーのグローバル・インベストメント・コミッティーが先週発表したレポートで、顧客ポートフォリオにおける仮想通貨の配分上限を最大4%とする保守的なアプローチを推奨している。
05:40
トム・リー率いるビットマイン、1234億円相当のイーサリアム追加購入
ビットマインが6日に発表した最新の保有状況によると、283万ETHを保有し供給量の2%を超えた。仮想通貨と現金を合わせた総資産は134億ドルに達し、世界最大のイーサリアム・トレジャリー企業としての地位を強化。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧