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Web3国際カンファレンス「WebX」の楽しみ方|LGG合同AMA

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2023年7月25日・26日に東京で開催される「WebX」は、Web3関連の事業者はもちろん、学生・社会人を問わずWeb3に深い知見がない個人でも楽しめるカンファレンスとなる予定です。

本記事では、12日にLCA GAME GUILD(LGG)のTwitterスペースで開催された「LGG合同AMA」CoinPost代表・各務の対談を基に、アジア最大規模のWeb3イベントとなるWebXの概要や楽しみ方をご紹介します。

1.アジア最大規模のWeb3イベントとなる「WebX」の概要

「WebX」は、日本国内・海外の主要プレイヤーが一堂に会し、Web3・分散化技術の社会浸透を議論しグローバルビジネス連携を加速させることを目的としたアジア最大規模となるWeb3カンファレンスです。既に本カンファレンスには50か国以上から15,000を超える参加者・200を超える登壇者・150以上の出展者・100以上のメディアパートナーが登録しています。

登壇者は岸田総理を筆頭にした政府関係者や、世界的ブロックチェーンプロジェクトのCEO、投資家、著名人からAIロボットまで様々。仮想通貨・Web3に関する知識レベルを問わず楽しめるイベントとなっています。

登壇者によるセッションの他にも、Web3技術のワークショップや3日間のハッカソン、50を超えるサイドイベント・交流パーティーなど多種多様なコンテンツが開催されるため、参加の際は出席したい催しを事前に選んでおくと良いでしょう。

なおWebXはグローバルな登壇者や出展者が多いですが、外国語が話せずとも内容を理解し交流できるよう、AI翻訳ツール「POCKETALK」の導入などの翻訳サポートが充実しています。

参加チケットの費用(割引適用前)は以下のとおりです。

  • STUDENT(学生):$80
  • GENERAL(一般):$340
  • VIP:$4,000

一般チケットには2日間のスピーカーステージ・出展者エリアへの入場券のほか、公式アフターパーティーの参加券が含まれます。VIPチケットでは一般チケットに加えて、VIP専用受付・VIPラウンジの利用やステージ最前列シートの確保、VIP専用パーティーへの参加券などの特典付です。

2. WebXが投資家・事業者にもたらす可能性

CoinPostは、この時期にカンファレンスを開催することで、日本のWeb3市場に大きなインパクトを与えられると考えています。

その背景として、日本国内では2020年頃から政府による積極的なWeb3の推進が始まり、企業の参入や資金流入が大きく増加しました。国内政府や事業者、海外事業者の関心が高まったタイミングだからこそ、岸田総理など政府関係者や世界的プロジェクトの有力者を招いた大規模なカンファレンスが実現できたと言えます。

そして、WebXへの参加を通じて得られるものは個人・事業者を問わず非常に大きいでしょう。

WebXに参加し、業界の第一人者や企業から直接プロジェクトや動向に関する話を聞くことで、弱気相場の先にある次の強気相場に向けた投資判断に役立てることも可能です。また、登壇者の半数以上を国外のスピーカーが占めているため、日本国内では得られない貴重な情報を得て、グローバル規模でWeb3市場の全体像を掴める点も魅力です。

また事業者にとっては、自社事業に今後Web3・ブロックチェーン技術を統合してゆく場合、専門サービスを提供する企業との協業が効果的です。世界中から事業者が集まるWebXなら、国内・海外を問わず将来的に協業できる可能性を秘めた他事業者と交流する場として大いに活用できます。

3. WebXは様々な楽しみ方ができるカンファレンス

WebXではバラエティーに富んだ数々のセッションが開催されるため、Web3に関する知識レベルに関わらず楽しめるのが魅力です。そこで続いては、個人向けにWebXの楽しみ方を紹介しましょう。

3-1. Web3初心者向けの楽しみ方

WebXでは、Web3市場に興味はあるが詳しくない、といった方でも楽しめるセッションも多数用意されています。例えば、以下が挙げられるでしょう。

  • bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏と西村 博之氏による「ビットコイン・Web3は世の中に必要か?」をテーマにしたディベート(7/25 12:15~)
  • AIロボットDesi (Desdemona)によるWeb3の未来予想(7/21 13:40~)

気軽に楽しみながら、仮想通貨やWeb3市場の概況や将来性について知れる機会となるでしょう。

3-2. Web3情勢を深く知りたい方向けの楽しみ方

国内外のWeb3情勢について最新動向や詳しい情報を知りたい方向けにも、興味深いセッションの数々が開催されます。

  • Yuga Labs CEO・Daniel Alegre氏と経済産業省課長補佐・板垣和夏氏の対談(7/25 10:30~)
  • Bitcoin.com創設者であり億万長者・Roger Var氏によるビットコインの今後について(7/25 13:30~)

NFT事業で最大の成果を収めた企業といっても過言ではないYuga Labs社CEOと経産省関係者がどういった対談を行うのか、興味がある方も多いでしょう。なお、Yuga Labs社CEOが日本の公式イベントに参加するのは今回が初めてです。

3-3. 学生向けの楽しみ方

学生向けのトークテーマがあるのも、WebXの魅力の一つ。例えば、就職で人気のコンサル会社が論じる「これからの社会で求められる人材像」について理解を深めることで、就職活動を有利に進められるでしょう。日本にいながら海外企業で働きたいと考える方は、イベントやブースの交流を通じて外国企業に就職するきっかけを得られるかもしれません。

上記のように、自身の立場に応じた立ち回りをすれば、Web3の流れを知る機会になるだけでなく、胸躍るここでしか味わえない体験ができるでしょう。

3-4. サイドイベントをメインにした楽しみ方

WebXが開催されるのは平日なため、仕事や学校の関係でメインのカンファレンスには参加できない方も多いでしょう。その場合は、50を超えるサイドイベントへの参加を通じてWebXを楽しみ、有益な時間を過ごせます。

サイドイベントの多くはメインイベントが終了する18時~18時30分の後に開催されるため、仕事や学校の後に参加して情報収集・交流が可能です。サイドイベントへの参加条件は各イベントで異なるため、イベント一覧をご参照下さい。

公式サイドイベント一覧はこちら

4.WebXは立場によらず楽しめるカンファレンス

国内のみならず海外から多くの企業やスピーカーが集まる、アジア最大規模のカンファレンス「WebX」。2023年7月25日から26日にかけて東京で開催される当イベントは、海外・日本の事業者や投資家の懸け橋となるでしょう。

WebXの楽しみ方は、参加される方によって異なります。Web3関連の事業を手掛ける、もしくはこれから展開しようと考えている事業者は企業同士の連携を、個人参加者は興味深い数々のセッションを楽しみましょう。

WebXはオンライン配信の予定がなく、現地参加者のみに向けて実施されます。グローバルな視点から見たWeb3市場の全体像や、今後の投資可能性、他企業とのコラボレーションに興味のある方は、ぜひ会場にお越し下さい。

WebX特設ウェブサイトはこちら

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