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ビットコインを含む仮想通貨市場が強気転換を示唆:XRP(リップル)やBCHなどメジャーアルトと株式市場が牽引

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仮想通貨市場が強気転換を示唆
リップル(XRP)やBCHの急騰劇が、短期筋の投機資金を呼び込んでいるほか、一足先にリスクオン相場に突入した日米株式市場により投資家のセンチメントが急改善。ビットコイン価格の上昇にも影響するなど、金融市場が全面高の様相を呈している。

仮想通貨市場が強気転換を示唆

本日28日、日本時間4時頃からBTC/JPYの現物価格で2万円幅以上の急騰を見せ、9月中旬に記録した直近高値の76万円付近で推移している。

今月21日には76万円付近まで価格を記録していたが、緩やかな下落から何度か反発を見せていたラインを割り込んだことで、最大4万円ほど幅急落。72万円を割り込んでいた。

また9月に入ってから、70万円を下回る価格まで下落する局面も複数回あったが、いずれもショートの利確、及びショートカバー、買い支えが入って反発。改めてサポートラインの厚さを示した形となる。

その要因として、年初来安値付近にあったETH、XRP、BCHにファンダ要因が重なり、ビットコインに先んじて出来高を伴った急騰を見せるなどして巨額の資金を呼び込み、仮想通貨市場全体の出来高が活性化しつつあるほか、日米株式市場が絶好調(後述)なことで、投資家センチメントの急改善も追い風になっており、今後は利確して余力の生まれた株式トレーダーからの資金流入が見込める可能性もある。

また、一部のトレーダーの中からは、「28日にOKEx、BitMEX、CMEなどで、ビットコイン先物が四半期期限を迎えることを買い材料と見ての上昇した」と指摘もある。

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BTCチャート

チャートから判断すると、前回のレジスタンスラインである76万円付近できっちり止まっていることが確認できる。

ここを抜けることができればショートカバー(空売りの踏み上げ)で一段高が見込めるが、レジスタンスが強いために一旦跳ね返される可能性もあり、重要局面に達していると言える。依然として予断は許さない状況ではあるものの、先日までの完全下落トレンド脱却の兆候もあり、明るい兆しは見え始めていると言えるだろう。

9月18日以降:XRP急騰

9月18日に+20%と急動意し、21日には前日比+100%の急騰を記録したリップル(XRP)。

英ロンドンのMercury FX、米国の大手取引所Bittrex、東証一部上場企業SBIホールディングスなど、米Ripple社の提携先7社では、「xRapid」の利用体制を整えているという好材料に加え、10月1日〜は、米Ripple社主催の最重要カンファレンス『SWELL』を控えており、金融関係者からも大きな注目が集まっている。

9月27日:BCH急騰

メジャーアルトの循環物色は、モナコインなどにも飛び火、時価総額市場最大規模となる、ビットメイン上場ニュースなどが刺激材料となり、ビットコインキャッシュ(BCH)が急騰。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

また昨日(9/27)、注目されていた「FOMC(米連邦公開市場委員会)」の結果発表(日本時間AM3:00〜)は、全会一致で「利上げ」を決定。

米連邦準備理事会(FRB)は、市場予想通り政策金利を2.00~2.25%に引き上げ、2019年の利上げも示唆しましたが、市場の反応は織り込み済みであったことで、大きな混乱は見られず、ほぼ無風。

さらに本日(9/28)は、日経平均先物が先導する形で、日経平均株価が約400円上昇し、24,000円台に突入。

安倍政権の続投を好感しているほか、日本企業の中間配当総額が、過去最高の約4.9兆円に達するなど、キャッシュリッチ企業の株主還元施策が、日本市場の堅調ぶりを示している。

27日の仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、弱含みの銘柄が目立ったものの、寄り付きから押し目なく上昇する強さを見せた「マネーフォワード(3994)」が3.6%高と続伸。週足レベルでも大きく反発し、再び5,000円台に乗せた。

そのほか、ショーケース・ティービー(3909)が4連騰し、7.76%高と好調に推移。

子会社が出資する「リアルワールドゲームス」がスマートフォン向けゲーム「BitHunters(ビットハンターズ)」シリーズの第1弾として、「ビットにゃんたーず」のフィールドテストを26日に開始すると発表、これが買い材料視された模様。

同社は、ブロックチェーンとARを活用した官民連携による「健康増進プログラム」の企画推進でケイスリー株式会社と業務提携しており、ARとブロックチェーン技術を取り入れたゲーム開発構想を推進している。

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