はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコインの相場回復はあるか?|歴史上には3段階の転換期

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの相場は回復するのか
ブロックチェーン専門メディアHackernoonに掲載した記事で、ビットコイの歴史的相場を三段階に分けて考察した結果、今後相場が回復する可能性が高いと示唆した。

ビットコインの3段階

ブロックチェーン専門メディアHackernoonに掲載した記事 で、図を兼ねて、仮想通貨相場がこれまで4つ段階を経てきたとの考察結果が見られました。

出典:Hackernoon

筆者は、現在「我々が見ている相場の起伏は過去にも起きていた」と、ビットコインを代表格として以下のように説明しました。

まずは、第一段階である「黎明期」

スマートマネー/最初の信者たち

  • 2007年:ビットコインは『サトシ・ナカモト』によって作られる
  • 2008年11月:ビットコインのホワイトペーパーが公開される
  • 2009年:サトシとHal Finney氏は初めてビットコインの決済を行い、ビットコインは誕生

ビットコインはこの時期には殆ど価値が無く、2010年3月になって初めて0.003ドル(=1セント未満)という値が付きます。

次に、第二段階である「意識期」

機関投資家

  • 2011年: ビットコインのことについて徐々に人々の耳にとまり、オープンソースであることから、アルトコインが誕生する
  • 機密情報を公開するウェブサイトウィキリークス(WL)が初めてビットコインの寄付を募金し、その他いくつかの組織がビットコイン支払いの受け付けを開始
  • シルクロードという闇市場サイトが開設
  • イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は『ビットコインマガジン』を立ち上げる

当時最大の『ビットコインバブル』が発生、2月から6月にかけて、0.3ドルから10ドルまで暴騰した後、1週間で30ドルまで3倍近く上昇。 この時期、ビットコインは100倍以上の成長を記録した。

そして、第三段階「マニアと急騰」

大衆が関わる現在

  • 2011年=初のマニアにおけるブームで、ビットコインは0.3ドルから30ドルまで暴騰した後、5ドルまで反落、その後20ドルへと反発、最終的に5ドルに留まるといった高いボラティリティ相場幕開け。
  • 2013年(前編)=第二マニアブーム(段階)が起こり、年始から3月中旬にかけて15ドルから50ドルへ上昇してから更に2週間では100ドルまで急伸。その後230ドルまで上昇する一方で、翌日には160ドルまで暴落する。
  • 2013年(後編)=引き続き、11月に250ドルに再反発して、一か月以内5倍の暴騰で1100ドルに至り、年末に70ドルに再暴落する。
  • 2017年~2018年=2017年6月までに900ドルから2700ドルまで上がり、8月中旬には4300ドル、そして、相場の起伏を伴い、ATHの2万ドルへ達する。
  • 2018年の初めから1万5000ドル、8000ドル、そして6200ドルへ下落、6000ドル付近を底値に推移、現在へ。

サイクルは再到来するか

筆者は、以上の歴史データから、2018年年始から、8000ドル~1万1000ドル、6800ドル~9200ドルという上昇と下落を交代し、しかも下落しては急上昇する傾向が見られて、相場回復は十分見込めると語りました。

ビットコインの値動きも就職傾向にあり、今後大きくどちらかの方向に大きく動く可能性も指摘されています。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧