WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SECとバイナンスの未登録有価証券裁判、証拠提出の必要性で対立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SEC対バイナンス訴訟で共同報告書

米証券取引委員会(SEC)と大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは25日、進行中の裁判で米コロンビア地裁に共同の現状報告書を提出した。

証拠書類の提出や証言の聞き取りについて、両者が必要性の有無を争っていることを示す内容だ。

SECの側は、バイナンスUSの運営会社であるBAMトレーディングはまだ重要な書類を提出していないとしている。一方でBAMトレーディングは、これまでに作成した書類に不足はないと主張する格好だ。

BAMトレーディングは、来週にSECの迅速証拠開示要求に応じて最終的な文書作成を行うつもりであるとしている。

SECとバイナンスは両者共に、2月15日に提出される次回の状況報告書で未解決の問題を特定することを提案した。

関連:2024年にバイナンスが注目する仮想通貨市場の成長分野 ビットコインエコシステムやDePINなど

SECがバイナンスに対して起こした訴訟では、主に何を「証券」と定義するかが争われているところだ。例えばSECは、バイナンスが行うトークンのマーケティング活動によって、投資家は有価証券投資と同様に、利益に対する期待を抱くことが示唆されると主張している。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは昨年11月、SECは、バイナンスが顧客資産をコントロールすることが可能なバックドアを持っていたのではないかと考え、その証拠を探していると報じた。

関連:バイナンス対SEC裁判で口頭弁論、仮想通貨の証券性が焦点に

証人喚問について

さらに、SECは、BAMトレーディングのスタッフから追加で証言を聞き取ることを求める権利を持つとしている。一方でBAMトレーディングは、SECが迅速証拠開示の際に、すでに十数人の証人から聞き取りを行っており、追加の聞き取りを要求する権利はないと主張した。

SECとバイナンスは引き続き協議を行い、裁判所への次回の状況報告までに証言聞き取りに関する意見の相違縮小に努める予定だ。

昨年11月、グローバル版バイナンスとそのChangpeng Zhao(CZ)前CEOはマネーロンダリング防止規則や制裁規則に違反していたことなどを認めて米財務省や司法省らと和解した。

しかしまだ米SECとの和解は成立しておらず、訴訟が継続しているところだ。

関連:米地裁、バイナンスCZ前CEOの有罪答弁を受理

CZ氏は和解の一環として、2023年11月にバイナンスのCEOを辞任。CZ氏に対する判決は2月23日に予定されている。

昨年12月に米国の裁判所は、CZ氏は判決が出るまで米国内にとどまらなければならないとの判断を下した。

当初、治安判事はCZ氏が判決までの間に家族がいるアラブ首長国連邦(UAE)ドバイに戻ることができるとしていた。しかし、検察当局が、CZ氏には逃亡の危険があると申し立て、これに反対。連邦地裁の判事もこれに同意した格好だ。

SECとは

1934年設立。公正な取引の確保と投資家保護を目的としており、インサイダー取引や企業の不正会計、相場操縦などを防止する。仮想通貨が有価証券に該当するかという判断も行う。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
CoinPostアプリで優位性を Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/30 金曜日
19:10
バイナンス、ハッキング調査で複数の侵入箇所が判明
バイナンスは30日夕方、仮想通貨の流出事件で他の侵害箇所が見つかったと公表した。出金サービスは45時間後の再開に向けて予定通りに進んでいるという。
17:29
レジャーに続きトレザーでも不正部品の報告 東南アジア販売店経由
ハードウェアウォレット大手トレザーは30日、東南アジアの販売店クリプトビリスが売ったSafe 5に不正部品が組み込まれていたとの報告を公表。同店で3月以降に購入した利用者に新しいリカバリーフレーズでの資金移動を求めた。レジャーの改ざん事件に続く報告。
16:45
フランス上院、仮想通貨の税務報告枠組み「CARF」合意の法案可決
フランス上院は、仮想通貨の税務情報を各国当局と交換する枠組み「CARF」を承認する法案を可決した。次は国民議会で審議され、成立すれば2027年に交換が始まる見込みだ。
16:44
金融庁、海外8地域の金融制度調査を公表 ステーブルコイン規制も整理
金融庁は30日、米欧中など8カ国・地域の金融制度に関する委託調査を公表した。暗号資産交換業者を扱う節では、米ジーニアス法やMiCA規則、中国が2月に出したRWA禁止の新通知まで、各地の暗号資産・ステーブルコイン規制を整理している。
16:00
ビットコインが冷却局面に、10月(アップトーバー)は4.2%安=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインの需要縮小と米国勢の買い控えを指摘し短期的な基本シナリオを示した。
15:29
メタプラネットCEO、バイナンス流出受け声明 保有ビットコインは全量コールド保管
仮想通貨取引所バイナンスが影響額約63億ドルのセキュリティ事案を公表したことを受け、メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチCEOがが30日にXで声明を出した。保有ビットコインは全量を規制下のカストディアンでコールドストレージ管理していると説明した。
14:10
約1兆円の不正流出を受けたバイナンス、TRMが北朝鮮の犯行と分析
TRM Labsは、バイナンスから約63.6億ドル相当の仮想通貨が流出した事件を北朝鮮のハッキング部隊TraderTraitorの犯行と分析した。署名基盤侵害の可能性と、凍結を逃れた約24億ドルの現状を整理する。
13:40
バイナンスジャパンが暗号資産入出金を一時停止、ビットフライヤーはバイナンス送金を制限
暗号資産取引所バイナンスジャパンが30日、本家バイナンスで確認された1兆円規模のハッキング事件による顧客資産への影響は現時点で確認されていないと発表した。取引は継続できるが、暗号資産の入出庫は一時停止。
13:25
バイナンス、ハッキング流出額が約1兆円に上る 全額補償を表明
最大手仮想通貨取引所バイナンスが30日、セキュリティインシデントの被害額を推計で約63億ドル(1兆円近く)と発表した。全損失を補償するとし、約30億ドルを凍結済みで、入出金は一時停止している。
12:35
ビットコイン急落、バイナンス1兆円規模の流出で市場に動揺|仮想NISHI
ビットコインは日本時間30日朝、世界最大級の暗号資産取引所Binance(バイナンス)において、1兆円近い規模の暗号資産が不正流出したとみられる事故を受け、大きく下落した。今回の事故は単一の取引所にとどまらず、中央集権型取引所とDeFiが密接に結びついた現在の暗号資産市場において、信用不安がどこまで波及し得るのかを問う事態である。
12:15
ポリゴンの決済ソリューション「オープン・マネー・スタック」、ソラナに対応
ポリゴンは、オープン・マネー・スタックが仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応したことを発表。ソラナ上の企業にとってどのようなメリットがあるのかなどを説明した。
11:10
26年ブロックチェーン収益28%減へ、予測市場とRWAは伸長=調査
仮想通貨投資会社1kxの年次レポートで、2026年のブロックチェーン収益は前年比28%減の約990億ドルと推計された。予測市場やRWA取引が伸び、機関投資家と実体経済に由来する収益が全体の3割に達した。
11:00
米フランクリン、配当をビットコインに再投資するETF2本を上場へ
フランクリン・テンプルトンは29日、米国株と仮想通貨ビットコインを組み合わせ、配当をビットコインに再投資する2本のETFをナスダックに上場すると発表した。株式95%、ビットコイン5%で運用を始める。
10:34
ビットコインノード停止の脆弱性をAI発見 Windows・macOSに影響
ビットコインの主要ノードソフトBitcoin Coreが、Windows・macOSなどで動くノードを停止させうる脆弱性を公表した。修正版は配布済み。LLMによる自動スキャンが見つけ、5日で公表に至った経緯を伝える。
09:58
JPYSC発行のSBI新生信託銀行、暗号資産信託会社を12月に吸収合併
SBIホールディングスとSBI新生銀行は29日、円建てステーブルコインJPYSCを発行するSBI新生信託銀行と、暗号資産信託を手がけるSBIクリアリング信託の合併を発表した。12月31日付の予定で、両社の信託・カストディのノウハウを集約する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧