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ブロックチェーンゲームで就労支援 BCG株式会社とWAVE3が実証実験開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BCGで就労支援

ブロックチェーンゲームを開発するBCG株式会社は8日、株式会社WAVE3と事業展開に向けて業務提携を結んだ。社会福祉分野(就労支援)におけるブロックチェーンゲーム活用で実証実験を実施し、事業展開を図る。

この取り組みは、ブロックチェーンの経済的及び社会的なポテンシャルを福祉の領域で生かそうとするものだ。

具体的には、ゲームを利用することで、施設利用者の動機付けを図るだけでなく、資産管理や基本的な端末操作技術、さらには時間管理や体調管理など、就労に必要な幅広いスキルの獲得を支援する方針だ。

WAVE3は、CoinPost株式会社とWellsTech株式会社が共同で設立した企業で、福祉分野に特化したWeb3やAIサービスの開発を目的としている。

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事業展開に向けた実証実験をスタート

今年1月末には、WellsTechが運営する就労継続支援B型施設「GIF-TECH’s」で、ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」を用いた実証実験を開始した。

実証実験中 MetaMaskを操作する様子 出典:BCG株式会社

WAVE3のCEOであり、WellsTechのCTOも務める近藤貴司氏は、「ブロックチェーンゲーム業界が、就労支援施設にとって魅力的な就労先(就職先)になるように、文化から地道に作っていく」と語る。

事業の展開に向けては、利用者の意見を取り入れながら、準備を進めるとしており、3月からは導入実験を開始し、4月頃からは順次サービスを展開する予定だ。

さらに、BCG社は、「BCGパラリンピック構想」と題した、施設利用者を対象とした祭典の企画も進めている。同社のCOO、豊田光氏は、、「利用者様の人生の選択肢が少しでも豊かになる、そんなキッカケを与えられるサービスを展開したい」との考えを述べている。

就労継続支援B型とは

就労継続支援B型サービスは、障害のある方々が通常の事業所での雇用が困難な状況にある場合に、その就労経験や能力を活かし、さらに向上させるための支援を提供する障害者福祉サービス。生産活動の機会を提供し、就労に必要な知識やスキルの獲得を目指す訓練を行う。このプログラムを経て、参加者は自身の能力を高め、就労継続支援A型や一般就労へとスムーズに移行することを目指す。

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