最初はイーサリアムから
ソラナ(SOL)ブロックチェーンの主要ウォレットである「Backpack」は仮想通貨(暗号資産)ブリッジWormholeを導入した。
ユーザーはBackpackウォレット内で、ソラナブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンの間でトークンのブリッジとスワップができるようになった。
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— Wormhole (@wormhole) February 19, 2024
Wormhole is now live inside the @Backpack wallet, powering seamless multichain interoperability.
Backpack is a leading digital wallet building a simplified crypto UX for users. More ⤵️ pic.twitter.com/FhCLopMkCh
Wormholeとは、異なるブロックチェーン間の互換性技術を開発するプロトコルで、ソラナやイーサリアム、アービトラム、コスモスなど数多くのブロックチェーンに対応している。今回の導入は、BackpackとWormholeのコラボレーションによるものだ。
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また、Backpackウォレットは、独自開発のプロトコル「xNFT」への対応を特徴としている。xNFTとは個別のdAppsをNFTにしてウォレット内でアクセスする技術で、予め認可されダウンロードされたdAppsにウォレットアプリから毎度署名なしで直にアクセスし利用することができる。
Backpackを代表するNFTコレクションである「MadLads」は205 SOL(23,000ドル)のATHフロア価格で取引されている。
WormholeのエアドロップとMadLadsへのアロケーション
Wormholeは先日、トークンリリースおよびエアドロップの計画を発表した。
トークンのティッカーシンボルは「W」で総発行数が100億トークン。エアドロップを含む最初の流通数は18億トークンとなる予定だ。
いつエアドロップされるかはまだ確定ではないが、MadLadsの保有者には既にアロケーションの権利が付与されている。
また、Backpackはウォレットだけでなく、集権型取引所Backpack Exchangeも展開。インセンティブプログラムの導入で、SOL/USDC出来高が19日に10億ドルの壁を突破した。これらの好材料で、MadLadsの価格は過去2週間で、25%値上がりした。
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