伝統金融 *2/27(火)
- NYダウ:39,069 -0.16%
- ナスダック:15,976 -0.13%
- 日経平均:39,233 +0.3%
- 米ドル/円:150.6 +0.2%
- エヌビディア:790.9ドル +0.3%
- マイクロソフト:176ドル -0.3%
本日の米国株指数は小幅安。投資家は今後の金利環境について今週のFRB高官発言を待っている。
世界の半導体No.1であるエヌビディアが先週木曜日に発表した好決算を受けAIセクターを中心にナスダックやS&P500は先週押し上げられたが、投資家は今週の高官発言やインフレデータに慎重な姿勢で臨もうとした格好だ。
半導体大手のマイクロン・テクノロジー社の株価は4%高。昨日、エヌビディアのAI向け半導体に使用する高性能メモリーチップ「HBM3E」の量産を始めると発表したことが好感された。
また、利下げの期待について、大手銀行サンタンデールのアナリストは、FRBが利下げを11月の大統領選挙後まで待つ可能性があると指摘。FRBは独立した中央銀行だが、金融政策は選挙で選ばれた議員にとって重要であり、経済環境とインフレの粘り強さが予想以上に高水準が続くことで、金融緩和は延期されるはずだと期待し、大統領選の勝敗が決まれば、「FOMCは11月に新たな緩和サイクルを開始する余裕があるだろうと予測した。
❖ Fed May Delay Rate Cuts Until After Presidential Election
— *Walter Bloomberg (@DeItaone) February 26, 2024
U.S. politics could be a reason for the Fed to wait until after the November presidential election to cut rates, Santander's Stephen Stanley says in a note. "The Federal Reserve is an independent central bank, but…
なお、先週、1月開催の米FOMC議事録は公開され、当局者が利下げを早めたくない姿勢が示された。
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本日の主な市場材料は以下数点。
- 日経平均 2営業日連続で史上最高値を更新。物価高、金融緩和、円安、企業の利益率改善、新NISA、TSMC熊本工場開所などが背景にある。
- ドル円 150円台後半。
- 金相場反落 米国債利回り上昇の影響で。
今週以降の重要経済指標・イベント
- 2/27(火)8時30分 日本1月全国消費者物価指数
- 2/28(水)22時30分 米Q4実質国内総生産(GDP)改定値
- 2/29(木)22時30分 米1月個人消費支出(PCEデフレーター)
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仮想通貨関連株・ビットコイン等 大幅高
- コインベース|193.9ドル(+16.8%)
- マイクロストラテジー|796.4ドル(+15.8%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|29.1ドル(+21.6%)
仮想通貨関連株はビットコインが54000ドル台を回復したことで大幅に上昇した。
仮想通貨相場
イーサリアムは今年の高値を更新し、3100ドル台に戻った。
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