はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、6万ドル突破で保有者の97%が含み益に オプティミズムは91%、イーサリアムは89%

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン保有者の含み益

暗号資産(仮想通貨)分析企業IntoTheBlockは29日、ビットコイン(BTC)保有者の97%が含み益の状態にあると報告した。

ビットコインの価格は今週に入り騰勢を強めており、日本時間28日夜には6万ドルの節目を突破。その後6万4,000ドル(約964万円)まで上昇した後に急落したが、本記事執筆時点でも6万ドルの水準は維持している。

関連ビットコインETF承認後に高騰する相場をプロが解説|寄稿:仮想NISHI

IntoTheBlockによれば、現在の含み益の状態は、ビットコインが史上最高値を更新した2021年の強気相場以来の水準だという。現在アナリストからは、ビットコインの最高値更新は確実だろうとの見方も上がっている。

関連60000ドルを伺うビットコイン、市場心理は2年半ぶり『極度の貪欲』水準に

現在ビットコインの価格を押し上げている要因の1つが米国の現物ETF(上場投資信託)」需要の増加だ。ブルームバーグのアナリストEric Balchunas氏は「ビットコインETFの運用資産残高が、2年以内に金(ゴールド)ETFを上回る十分な可能性がある」と述べたという。

関連ビットコインETF資産額がゴールドETFを追い抜かす可能性 識者が議論

また、分析企業「Bianco Research」のトップJim Bianco氏は28日、米国のビットコイン現物ETF10商品の合計トレード数が、「S&P 500 ETF(SPY)」とNASDAQ100に連動するETF「インベスコQQQトラスト(QQQ)」を2日連続で超えていることを報告した。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

他にも今年4月に予定される半減期も価格上昇の追い風になっている。仮想通貨運用会社グレースケールは今月、半減期に関するレポートを発表。その中で、前回の半減期と違うポイントを挙げ、現物ETFの承認やオーディナルの台頭などに触れた。

関連「今回のビットコイン半減期は前回と違う」グレースケール分析

一方、データプロバイダ「Glassnode」が投機的なトレードが増えていると報告しているように、過熱に注意を促す声も聞かれている。

他の仮想通貨

IntoTheBlockは上記のグラフに、アルトコインの含み益の割合も載せている。ビットコインの次は「オプティミズム(OP)」が91%、イーサリアム(ETH)が89%と続いている。

イーサリアムは来月に次期アップグレード「Dencun」を実施する計画。Dencunでは「プロト・ダンクシャーディング(Proto-Danksharding)」という機能が実装される。

関連イーサリアムの次期アップグレード「Dencun」、重要性とメリットとは?

プロト・ダンクシャーディングはオプティミズムのようなL2の手数料を大幅に下げることを可能にする機能。Dencunは日本時間3月13日に実施される予定だ。

関連イーサリアム「Dencun」、メインネット実装予定日が3月13日

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/23 火曜日
08:12
トランプメディア、451BTC追加購入で保有額10億ドル突破
トランプメディアが新たに451BTCを取得し総保有額が10億ドルを超えたと報じられた。第3四半期は5z480万ドルの純損失を計上したが仮想通貨戦略を継続している。
07:30
米仮想通貨特命官、CFTC・SEC新委員長を「ドリームチーム」と称賛
米ホワイトハウスのデビッド・サックス仮想通貨担当官がCFTC新委員長マイケル・セリグ氏とSECのポール・アトキンス委員長を称賛し、トランプ大統領が「ドリームチーム」を作ったと評価した。
07:20
仮想通貨投資商品、先週は1490億円超の資金が純流出
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,494億円の純流出だったと報告。ビットコインなどの銘柄別のデータも公開している。
06:30
ストラテジー社の米ドル準備金が3400億円超に、「仮想通貨の冬」に備え
マイケル・セイラー率いるストラテジーが普通株式の売却により7億4800万ドルを調達し、米ドル準備金を約22億ドルに増やした。仮想通貨の冬に備え配当と利払いを32カ月間カバーできるようにした。
06:05
JPモルガン、機関投資家向け仮想通貨取引の提供を検討=報道
これまで仮想通貨を否定してきたJPモルガン・チェースは機関投資家向けに仮想通貨取引サービスの提供を検討している。現物取引とデリバティブ取引が含まれる可能性がある。
05:50
ビットマイン、イーサリアム蓄積を継続 先週も約10万ETH買い増し
主要イーサリアム保有企業ビットマインが過去1週間で約10万ETHを追加購入し、保有が406万ETHに達したと発表した。弱気相場で買い増しを加速。
05:30
主要イーサリアム保有企業ETHジラ、債務返済のため116億円相当ETHを売却
ピーター・ティール氏支援のETHジラが債務返済のため2万4291ETHを売却し、仮想通貨イーサリアム蓄積戦略から現実世界資産トークン化事業への転換を表明した。
12/22 月曜日
20:05
Bybit、日本居住者向けサービス終了へ 2026年1月が最終期限
Bybitが日本居住者へのサービス終了を発表。2026年1月22日がKYC2完了の最終期限となり、未完了者は制限対象に。金融庁の規制強化を背景に、10月の新規登録停止に続く措置。世界第2位の取引量を持つ同社の撤退により、多くのユーザーへの影響が予想される。
18:00
Digital Space Conference 2026 無料チケット受付開始
ユーザーがメタディスクリプションを100文字程度で作成するよう依頼しています。DSC2026の記事内容に基づいて、SEOに適したメタディスクリプションを作成します。2026年2月17日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Digital Space Conference 2026」を開催。日本デジタル空間経済連盟主催、CoinPost企画・運営。AI、Web3、メタバース等を横断し次の社会像を議論。参加無料、チケット受付開始。
15:53
ユニスワップ手数料スイッチ提案が定足数達成 UNI焼却メカニズムが今週始動へ
ユニスワップのプロトコル手数料スイッチ提案「UNIfication」が定足数を達成。賛成票6,900万UNI超で12月26日の投票終了後、1億UNIの遡及的焼却と手数料連動型の継続的焼却メカニズムが今週後半に始動する見込み。
15:20
量子コンピュータは仮想通貨の脅威なのか?カルダノ創設者が示す客観的評価と対策
カルダノ創設者ホスキンソン氏が、量子コンピュータによる仮想通貨への脅威について冷静な対応を呼びかけ、米DARPA主導の、量子ベンチマーク・イニシアチブ(QBI)の参照を推奨した。
14:54
香港、保険会社の仮想通貨投資を解禁へ リスク管理100%義務付け=ブルームバーグ
香港保険監督局が保険会社による仮想通貨投資を認める新規制案を発表。100%の資本準備義務付けで慎重姿勢を示しつつ、2026年に公開協議を実施。総保険料約13兆円の業界から機関投資家資金の流入可能性。
14:03
著名投資家レイ・ダリオ、「ビットコインは中央銀行に大規模保有される可能性低い」と指摘
著名ヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ氏がポッドキャストで、ビットコインは中央銀行の準備資産として大規模保有される可能性が低いと指摘。透明性や技術リスクを理由に挙げた。一方、個人投資家には5〜15%の配分を推奨している。
11:44
米議員、仮想通貨税制で法案起草 少額取引非課税やステーキング関連所得繰り延べも
米超党派議員が仮想通貨税制の改正法案を発表した。少額のステーブルコイン取引を非課税化することや、ステーキングやマイニング報酬の課税繰延べを盛り込んでいる。
10:51
ニューヨーク近代美術館、CryptoPunksなどNFT作品を永久所蔵
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が12月20日、CryptoPunks8点とChromie Squiggles8点のNFT作品を永久所蔵品に追加。ブロックチェーンアートが主流美術機関に正式認められる重要な節目となった。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧