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J・ドーシー氏出資のBTCマイニングプール「OCEAN」、エルサルバドルに法人を創設

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイニングを分散化

暗号資産(仮想通貨)ビットコインのマイニングプール「OCEAN」は29日、エルサルバドルに「OCEAN MINING」という法人を創設したことを発表した。

OCEAN MININGは、ビットコインを法定通貨として認めるエルサルバドルの首都サンサルバドルで、国際的な事業開発のハブ(中心地)として機能する。今後もOCEANは、このハブを活用してビットコインマイニングの分散化を促進していくと説明している。

マイニング(採掘)とは

コンセンサスの仕組みに「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」を採用する仮想通貨において、取引を検証する作業のこと。マイニングに成功すれば報酬を得ることができる。

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OCEANは、ビットコイン支持者として広く知られるジャック・ドーシー氏が出資しているプロジェクト。昨年11月には、ドーシー氏らから620万ドル(当時のレートで約9.1億円)の出資を受けたことを発表していた。

関連ジャック・ドーシー氏、ビットコインマイニング分散化を推進する「OCEAN」に投資

プロジェクトの目的は、ビットコインの普及とマイニングの分散化を進めること。マイニングプールとしての特徴は、ブロック報酬をマイナーに直接配分することである。

OCEANのトップであるMark Artymko氏は、今回の発表に以下のコメントを寄せた。

マイニングの分散化をさらに進めるために、我々にはグローバルな影響力が必要だ。そのために、ハブを創設する地にエルサルバドルを選んだことは、当然の選択である。

マイニングに否定的なベネズエラやEU(欧州連合)に比べると、エルサルバドル政府の考え方は対照的。我々はエルサルバドルを業界の希望の光だと考えている。

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エルサルバドルとビットコイン

エルサルバドルは世界で初めて2021年に、米ドルと合わせてビットコインを法定通貨に認めた国。国家としてビットコインの保有もしており、今月には保有量を可視化するためのウェブサイトとツールを公開した。このウェブサイトによるとエルサルバドルは本記事執筆時点で、5,766BTC(610億円相当)を保有している。

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OCEANはエルサルバドルについて、ビットコインを法定通貨にしただけではなく、ビットコインに特化し続けていると指摘。その上で、「ビットコインの国」という評価を確立していると述べた。

OCEANの共同創設者Luke Dashjr氏はエルサルバドルについて、以下のようにコメントしている。

エルサルバドルは、ビットコインやマイニングで最先端にいる。

この国で存在感を高めることが我々の取り組みを促進し、エルサルバドルや他の場所で新たなチャンスを作ってくれると信じている。

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今回の発表では、OCEAN MININGは今後もエルサルバドルでビットコインの教育を行ったり、コミュニティを発展させたりすることにリソースを提供するとも説明した。

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