はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米仮想通貨擁護団体「Stand with Crypto Alliance」 参加者が100万人に到達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースが立ち上げた擁護団体

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは6日、仮想通貨の擁護団体「Stand with Crypto Alliance(クリプト支持同盟)」への参加者が100万人に達したと報告した。

バイデン政権が、米証券取引委員会(SEC)の仮想通貨保管についてのガイドラインを覆す法案に対して拒否権を発動する前後で新たに60万人が参加したと述べている。

アームストロング氏は、バイデン大統領が5月31日にSAB121を覆す決議案を拒否したことに言及する形だ。SAB121は、顧客の仮想通貨を保管する企業に対し、それらの資産を貸借対照表に「負債」として計上するよう義務付けるものである。

これを覆すことで、銀行などの金融機関がデジタル資産のカストディアンとして行動することへのハードルが除かれるとされていた。

関連: バイデン大統領、SECの仮想通貨ガイドライン覆す決議案に拒否権発動

アームストロング氏は、100万人超の参加者は多数の有権者を表わすとも述べており、「仮想通貨は超党派のトピックであり、米国で仮想通貨に肯定的な政策を後押しする勢いは高まっている」とも続けた。

「Stand with Crypto Alliance」は2023年8月にコインベースが立ち上げた団体である。明確な規制の構築を後押しすることで、アメリカにおける仮想通貨の将来性を確かなものにしていくことを目指している。

記事執筆時点までに、8,700万ドル(約136億ドル)以上の寄付を集めており、100万人を超える参加者を擁しているところだ。

関連: 米コインベース、仮想通貨政策の推進団体を設立

トランプ氏は「仮想通貨大統領になる」と宣言

米国では、大まかな傾向として民主党に仮想通貨に批判的な議員が多い傾向がある。一方で、大統領再選を目指す共和党のドナルド・トランプ氏は、仮想通貨業界を擁護する姿勢を打ち出しているところだ。

トランプ氏は6日、シリコンバレーの投資家が集まったイベントで1,200万ドル(約19億円)の選挙資金を調達しており、この際に「私は仮想通貨大統領(クリプト・プレジデント)」になると宣言した。

また、大統領に就任できた場合には、「バイデン氏とゲンスラーSEC委員長による仮想通貨反対運動を1時間以内に止めさせる」と話している。

関連: トランプ氏、シリコンバレーから19億円の寄付 米大統領選で=報道

トランプ氏は、仮想通貨は米国にとって不可欠なツールであり、大いに支持しているとも改めて述べた。トランプ氏は先月、「米国は仮想通貨のリーダーでなければならない。2位はありえない」とも声明を出している。

関連: 米トランプ前大統領「米国は急成長する仮想通貨業界のリーダーでなければならない、2位はありえない」

また、ビットコインマガジンのデイヴィッド・ベイリーCEOが、トランプ陣営で仮想通貨補佐官を務めているところだ。トランプ氏はビットコインが米政府債務の解決に役立つか関心を示したとされるが、現在のところ仮想通貨をめぐる具体的な政策を掲げているわけではないことには注意したい。

関連: トランプ氏、ビットコインが35兆ドルの米政府債務の解決に役立つか関心示す

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:45
GENIUS法が「数兆ドルの米国債需要を創出」サックス仮想通貨特命官
トランプ政権のサックス特命官が米上院のステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」通過に自信を示し、米国債への数兆ドル需要創出を予想。超党派支持で26日までの可決目指す。
07:30
FIFA、アバランチ上に「FIFAブロックチェーン」を立ち上げ
FIFA Collectは、新たにローンチしたFIFAブロックチェーンにプラットフォームを移行。仮想通貨アバランチの技術を活用し、イーサリアム互換のブロックチェーンを開発した。
07:15
ビットコイン、『5月は保有継続』か 11万ドル突破でアナリストが戦略維持
ビットコインが23日に111,814ドルの高値を記録。スタンダードチャータード銀行のアナリストがトランプ政権下での50万ドル目標を維持し、従来の「セル・イン・メイ」に反する保有戦略を提唱。
06:10
55銘柄超の米国株トークン化取引『xStocks』、アジアなどで提供予定 クラーケンが運営
仮想通貨取引所クラーケンがBacked開発のトークン化株式「xStocks」を近日開始。Apple、Tesla等55銘柄超でソラナチェーンと統合し、米国外顧客向けに提供予定。
05:50
ボラティリティ・シェアーズのXRP先物ETF、ナスダック上場で取引開始
米国初の1倍XRP先物ETF「XRPI」が5月22日にナスダックで取引開始した。VolatilitySharesが運用し、2倍レバレッジ版も計画中だ。
05:35
マイケル・セイラーのストラテジー、ビットコイン追加取得のため3000億円調達計画
Strategy社が10%配当の優先株STRF最大21億ドル発行のATMプログラムを開始。ビットコイン取得資金調達で現在57万6230BTC、時価640億ドル超を保有。
05/22 木曜日
19:31
ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説
ビットコインを大量保有する日本株のメタプラネットやリミックスポイント、米国株マイクロストラテジーなどの暗号資産(仮想通貨)関連銘柄がストップ高で高騰する中、代表的な仮想通貨関連銘柄とビットコイン現物投資のメリット・デメリットを初心者向けに徹底比較、解説しています。
18:10
ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説
暗号資産(仮想通貨)ビットコインを大量保有する上場企業ランキングを紹介。メタプラネットやマイクロストラテジーなど、日本株・米国株の注目企業や投資メリットを解説します。
15:45
Astar NetworkとAnimoca Brands、エンタメIP分野で戦略的パートナーシップを締結
Astar NetworkがAnimoca Brandsから戦略的出資を受け包括的パートナーシップを締結。日本・アジアのエンタメIPオンチェーン化を加速し、Anime IDやAnime Art Festを通じて次世代デジタル体験を創出へ。
13:45
バイナンス、トランプ関連のステーブルコイン『USD1』を新規上場予定
世界最大手取引所バイナンスがWorld Liberty Financial発行のドル裏付けステーブルコインUSD1を5月22日に上場開始。BitGo管理で時価総額21億ドル規模。
13:30
米国のビットコイン保有者5000万人突破、金ホルダーを上回る=Riverレポート
River社が、米国でビットコイン保有者が5,000万人に達しゴールド保有者を上回ったと報告。米国の仮想通貨ビットコイン採用は世界をリードしているとして様々なデータを示した。
12:45
ワールドコイン、WLD価格10%上昇 新たに200億円調達
仮想通貨プロジェクトWorld Network(ワールドコイン)が200億円分のWLDトークンをa16zとベインキャピタルに売却し資金を調達し、米国展開を本格化へ。
12:03
ビットコイン史上最高値11万ドル突破、専門家の年末20万ドル予測も
ビットコインが史上最高値を更新し、11万500ドルを記録した。英スタンダード・チャータード銀行は年末20万ドル、著名投資家は8月15万ドルを予測する理由を解説。ブラックロックCEOの後押しやトランプ政権の規制緩和、米財政不安によるヘッジ需要が上昇要因に。
11:10
「ビットコインは最大100万ドル到達へ」金持ち父さん著者キヨサキ
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、仮想通貨ビットコインの価格が50万ドルから100万ドルに到達すると予想。今回の予想の背景には、米国債入札の低調さがあるようだ。
10:55
VanEck、アバランチ投資ファンド「PurposeBuilt」を立ち上げ
資産運用大手VanEckが仮想通貨アバランチ上のプロジェクトに投資する新ファンドをローンチする。長期的価値を重視し価値ある事業を進めるプロジェクトに投資していく。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧