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26000以上のBTC保有 米マラソン、ビットコインHODL戦略を継続

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

時価2000億円超のBTC保有

米ナスダック上場の大手マイニング企業「マラソン・デジタル・ホールディングス」は、9月末時点で26,842枚(時価2,470億円相当)のビットコインを保有していると発表した。また、9月に一切ビットコインを売却していないとも述べている。

マラソンは7月、ビットコインについて完全な「HODLアプローチ=フル保有」を再開し、採掘されたすべてのビットコインを売却しない方針だと発表していた。さらに、定期的に公開市場でビットコイン購入も行っていくとしている。

実際に7月に154億円相当を購入。その後8月にも、転換社債の販売により資金調達して、ビットコインを366億円相当買い増した。

関連:米マラソン、366億円分のビットコインを追加購入 保有量は25000BTC以上に

ビットコインを購入する財務戦略の先駆者として知られる米マイクロストラテジーも9月、転換社債販売で調達した資金の一部を使い、660億円相当のビットコインを追加購入している。

関連: 米マイクロストラテジー、660億円相当のビットコインを買い増し

なお、日本企業ではメタプラネットが今月1日、10億円相当のビットコインを買い増した。同社のビットコイン保有量は506.745 枚に達している。

メタプラネットは、ビットコインのプットオプション取引も行っており、3日には約2億1,455万円相当のプレミアム収入を得たことも発表したところだ。

関連: メタプラネット、ビットコインプット取引で新収益戦略 約2億円の利益

9月のパフォーマンス

マラソンは2日、9月のビットコイン生産実績を発表している。

獲得したブロック数は前月比で6%増加し、ビットコイン採掘枚数(個数とも)は5%増加して、705枚。一日当たりの平均採掘量は8%増加して、23.5枚となった。

また、アクティブなハッシュレートは36.9 EH/s(エクサハッシュ/秒)へと上昇している。マラソンのフレッド・ティール会長兼CEOは「当社は2024年末までに50 EH/sという目標を達成する軌道に乗っている」とコメントした。エクサハッシュとは1秒間に100京回の演算ができる能力のことだ。

関連: 米マラソン収益多様化に、仮想通貨Kaspaのマイニングを明かす

ハッシュレートとは

マイニングの採掘速度のこと。日本語では「採掘速度」と表現される。単位は「hash/s」。「s」は「second=秒」で、「1秒間に何回計算ができるか」を表す。マイニング機器の処理能力を表す際や仮想通貨のマイニングがどれくらいのスピードで行われるかを示す指標として用いる。

▶️仮想通貨用語集

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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