はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、採掘難易度とハッシュレートが過去最高値を更新

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインネットワークの状況

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の採掘難易度(ディフィカルティ)は23日、過去最高値を更新し、95.67テラハッシュ/秒に達した。

現在はビットコインのハッシュレートも過去最高水準にあり、マイナーの活動が活発化し、採掘競争が激化している可能性がある。

出典:mempool.space

マイナーとは

マイニング(採掘)を行う人や組織を指す。マイニングに成功すれば見返りとして報酬が得られる。

▶️仮想通貨用語集

ビットコインの採掘難易度は、1ブロックが10分で生成される仕組みを維持するために設定されている。約2週間に1回調整が行われ、例えばマイナーの競争激化などによってブロックの生成速度が速まれば、難易度が上昇するように調整される。

22日時点までのビットコインの採掘難易度は92.05テラハッシュ/秒で、これまでの最高値は9月の92.67テラハッシュ/秒だった。現在の採掘難易度の上昇は、マイナーが過去最高水準の計算力と電力を必要としていることも示している。

関連個人マイナーがビットコイン採掘で2600万円獲得 困難な環境下での快挙

ハッシュレートの数値

また、ハッシュレートとはマイニングの採掘速度のこと。1秒間に何回計算ができるかを表し、ネットワーク全体の計算力やマイニング機器の処理能力などを表すために使用される。

ビットコインのハッシュレートは21日、7日平均の数値が723.6エクサハッシュ/秒に達し、こちらも過去最高値を更新した。4月の半減期後は採算が悪化したマイナーらが撤退したとみられ、6月には550.25エクサハッシュ/秒まで下がっていたが、その後は上昇基調にある。

関連米マイニング企業Core Scientific、AIデータセンター事業拡大で評価額4兆円を目指す

今回のハッシュレートの最高値更新については、楽天ウォレットシニアアナリストの松田康生氏が22日のマーケットレポートで言及。「これは半減期後のマイナー採算悪化による低迷期を脱しつつあることを示唆している可能性がある」との見方を示した。

関連中国系マイニングプール、依然としてビットコインハッシュレートの市場シェア55%を占める

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/26 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットマインの大規模なETH押し目買いやSOL現物ETFが香港初承認など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
米中首脳会談が焦点、関係改善なら相場に追い風も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン対円相場は1700万円周辺で方向感に欠ける展開。30日の米中首脳会談や来週のFOMCでの利下げ・QT停止観測が注目される中、24日のCPIや25日の通商協議を控え、相場に方向感が出る可能性を指摘。半減期サイクルの節目を過ぎたものの、金融緩和環境は2021年と大きく異なる状況。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金価格の2020年以来の下落幅に高い関心
今週は、金価格下落からのビットコインへの資金移動の可能性、金融庁による銀行の仮想通貨投資解禁の正式検討、量子コンピュータのリスクに関する記事が最も関心を集めた。
05:01
仮想通貨取引所ランキング|実績・ユーザー評判・プロ分析で徹底比較
投資のプロが選ぶ仮想通貨取引所おすすめランキング最新版。IEO投資、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ソラナ(SOL)など人気銘柄の取扱いやユーザー評判を初心者目線で徹底比較。
10/25 土曜日
13:25
テザー社、AI事業に本腰 大規模公開データセットとAIアプリをリリース
テザー社がSTEM分野特化の大規模AIデータセット「QVACジェネシスI」とプライバシー重視アプリ「QVACワークベンチ」をリリースした。AI事業を本格始動させている。
11:15
テザー 今年2.3兆円の利益見込む、米国向け「USAT」は1億米国ユーザーへのリーチ目指す
テザーは今年の利益が2.3兆円に達する見込みだ。米国向けのステーブルコインはUSATは12月にローンチ予定。
10:40
大口投資家、4日間で74億円相当のソラナを購入 ビットコインの大口購入も
オンチェーンアナリストの報告によると、大口投資家が直近4日間で約25万ソラナ(SOL)を購入したことが明らかになった。
10:00
中規模保有者(ドルフィン)の需要がビットコイン市場を牽引=CryptoQuantレポート
CryptoQuantが仮想通貨市場の最新レポートで、中規模保有者「ドルフィン」がビットコインの蓄積を続けていると指摘した。重要な価格水準や動向を解説している。
09:05
米民主党議員、トランプ大統領によるCZ氏恩赦を批判
米下院金融サービス委員会のランキングメンバーである民主党議員は公式声明で、トランプ米大統領が仮想通貨取引所バイナンスの共同創設者CZ氏に恩赦を与えたことを批判。恩赦の背景などを説明している。
09:00
日本で買える仮想通貨|銘柄一覧・用途別分類
暗号資産(仮想通貨)ビットコインやイーサリアムなど国内取引所で購入可能な主要26銘柄を送金・決済、スマートコントラクト、サービス利用の3つに整理して紹介。取引所別の対応状況一覧も掲載。
07:55
JPモルガン、コインベースのBaseトークン発行で最大5兆円の価値創出を予測
JPモルガンがコインベースのBaseトークン発行により最大340億ドルの価値が創出される可能性があると分析した。
07:00
CZのバイナンス復帰確率高騰、トランプ大統領の恩赦を受け
トランプ大統領がバイナンス創設者CZを恩赦したことを受け、ポリマーケットでバイナンス経営復帰予測が活発化。確率は一時82%まで急騰後30%付近で推移。トレーダーGarrett Jin氏は恩赦を予測し2倍リターンを達成した。
06:50
リップル、Hidden Road買収完了でプライムブローカー事業参入
リップルがヒドゥン・ロードの買収を完了し、仮想通貨企業初のグローバル・プライム・ブローカー運営企業となった。
06:15
ポリマーケット、独自トークン「POLY」発行とエアドロップ実施を正式表明
人気イベント賭けサイトのポリマーケットがPOLYトークンの発行とエアドロップを正式に表明した。米国市場再進出後になる見込みだ。
05:50
スペースX、今週2度目のビットコイン大量移動 ウォレット再編成か
スペースXが24日に約204億円相当のビットコインを移動したとアーカム・インテリジェンスが報告した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧