はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

コインベース、Base上でAIエージェントを作成できるツール公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AIツール「Based Agent」を発表

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースの開発者であるリンカーン・マー氏は27日、「Based Agent」を発表した。ユーザーがブロックチェーンBase上で、数分でAIエージェントを構築できるようにするツールだ。

マー氏によると、これは生成AI(人工知能)ChatGPTで知られるOpenAI(オープンAI)と、ソフトウェア作成プラットフォームReplitの支援を受けて、コインベースのソフトウェア開発キット(SDK)を使用して構築されたものだ。

AIエージェントとは、特定の目的やタスクを自律的に実行する人工知能のプログラムやシステムのことだ。「Based Agent」は、ユーザーが様々なスマートコントラクトにアクセスできるAIエージェントを作成するためのテンプレートとして機能する。

このAIエージェントは、トレード、スワップ、ステーキング、独自のベース名の登録などのタスクを実行することが可能だ。完全自律モードも備えている。

マー氏は、「Based Agent」には、ソーシャルネットワークサービスXのアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)も付属しており、Xのボット(自動化プログラム)を作ることもできると話した。

関連アルトマン氏のオープンAI、9200億円の資金調達で評価額21兆円へ 報道

AIボットのウォレット作成支援を提案

コインベースにおけるAI関連の動きとしては、同社のブライアン・アームストロング氏が24日、X上で注目されているAIボット「Truth Terminal(トゥルース・ターミナル)」が独自の仮想通貨ウォレットを設定するのを支援すると申し出ている。

このボットは、人工知能とミームに関する工学実験として作成されたAIボットであり、ソラナ上で発行された新たなミームコイン「GOAT」の最近の急騰にも影響を与えた。

このボットを開発したアンディ・エイリー氏は、トゥルース・ターミナルの発言が実際のトークン価格に大きな影響を与えたことに驚きを表明しつつ、AI研究の重要性について強調した。トゥルース・ターミナルもAIの安全性についての研究の一環だとしている。

関連AIボットが仕掛けたミームコインGOAT、1週間で時価総額600億円突破

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集めるコイン。代表的なものにイーロン・マスク氏がSNSで言及することで取引量が急増したドージコイン(DOGE)がある。2020年にドージコインを踏まえてリリースされたSHIBA INU(SHIB)も存在。

▶️仮想通貨用語集

また、コインベースの投資部門、コインベース・ベンチャーズ(CV)は、AIブロックチェーン技術の融合がデジタル経済を変革すると主張する内容のレポートを発表している。

「AIエージェントが、全体的な目標機能に必要なタスクを完了させるような未来が到来する」と予測。その実現のためにAIエージェントが実行可能な行動の例として、独自ウォレットの保有や自律的取引、データリソースへのアクセス、ステーブルコインを使った報酬支払いなどを挙げた。

今回のAIエージェントの発表は、こうしたビジョンの一部を実現するものとも解釈できる。

関連AIエージェントと仮想通貨の融合 コインベースが描く未来像

関連注目の新興仮想通貨10選、セクター別主要銘柄と重要ファンダを解説【2024年下半期版】

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/31 月曜日
11:16
仮想通貨市場など全面安 命運を左右するトランプ関税発表が4月2日に迫る
4月2日に迫るトランプ米大統領の関税発表が株やビットコイン(BTC)市場に大きな不確実性をもたらしている。著名投資家は今年最大の市場イベントと位置づけ3つのシナリオを提示した。一方、ピーター・ブラントはビットコイン(BTC)の65,600ドルへの下落リスクを警告している。
09:51
金融庁、仮想通貨のインサイダー取引規制導入か 「金融商品」に分類する法改正案提出へ=報道
日本経済新聞の報道によれば、金融庁が2026年を目途にビットコインなど仮想通貨を金融商品とする金商法改正案を提出予定。暗号資産(仮想通貨)のインサイダー取引規制も新設する見込み。
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。
10:45
ブラックロックのビットコインETFを保有、トランプ大統領の息子が顧問の米上場企業
米ドミナリ・ホールディングス社がビットコイン保有戦略を開始し、ブラックロックのETFを購入。機関投資家の仮想通貨投資最新動向は。
10:00
欧州保険・年金機構(EIOPA)、保険会社が仮想通貨を100%裏付ける義務提案
EIOPAが保険会社の仮想通貨保有に100%の資本要件を提案。高リスクに対応するためとしている。欧州では特にルクセンブルクで保険会社の仮想通貨エクスポージャーが確認されている。 。
09:30
SEC、イーロン率いる政府効率化省(DOGE)と連携開始
米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)との連携を開始。トランプ政権下での規制機関改革と仮想通貨政策転換の最新動向を解説。
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。
07:45
トランプ大統領、仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者3名に恩赦
トランプ大統領は、アーサー・ヘイズ氏ら仮想通貨取引所BitMEXの3名の共同創設者に恩赦を与えたことがわかった。同氏らは、意図的にマネーロンダリング対策を導入せず銀行秘密法に違反したと告発されていた。
07:15
アバランチ現物ETF、米グレースケールも申請
VanEckの後に申請 米ナスダックは3月27日、グレースケールのアバランチ(AVAX)現物ETFに関する19b-4申請書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。この申請は、既…
07:02
ブラジル政府高官「ビットコイン準備金は国の繁栄に不可欠」
ブラジル副大統領首席補佐官がビットコインを「デジタルゴールド」と評価し、国際準備金の5%をビットコインに投資する法案を支持する。
06:40
イーロン・マスク氏、人工知能開発のXAIがX社を買収と発表 企業価値16兆円超の巨大統合に
イーロン・マスク氏が率いるAI企業XAIが旧ツイッター社X社を全株式交換で買収。XAIを800億ドル、X社を330億ドルと評価する統合により、AIとソーシャルメディアの融合を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧