はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

1日30ドル、8年間のビットコイン積立投資で億万長者に リターン9倍を達成

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ドル・コスト平均法で成功

8年間にわたり、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の積立投資を実践してきたトレーダー”Rego”氏は、Xの投稿でポートフォリオの進捗状況をアップデートし、約900%のリターンを達成したことを報告した。

Rego氏は、2016年からビットコインの投資を始めたが、その投資戦略はドル・コスト平均法に基づいており、「毎日、12時間ごとに、一回あたり15ドル」のビットコインを購入。ほぼ8年後の11月9日時点で、投資総額8万6,250ドル(約1,318万円)は、86万1,411ドル(約1億3,172万円)のポートフォリオへと大きく成長した。

なおビットコイン価格はその後も上昇を続け、執筆時点で9日の価格を20%上回っている。

Rego氏は22歳の時、「やっと信じられるものを見つけた」と確信を持ったビットコインに投資を始める。14〜16時間というシフトで長時間働き、生活費を必要最小限に抑え、投資資金を捻出したという。

2019年に破産したカナダの取引所クアドリガ(QuadrigaCX)や2022年に経営破綻した米大手取引所のFTXなど、「あらゆる落とし穴」を見てきたが、同氏は「数学的に確実だと信じて、前進し続け」、毎日同じ時間にビットコインを購入するという自身の投資戦略を貫いてきた。

耳にはホワイトノイズが絶えず鳴り響き、自分の決断は正しかったのだろうかと疑問に思う日が何日もあった。今日、私は正しい決断をしたと宣言できる。

関連米パンテラのビットコイン投資戦略 1万倍の上昇率が示すBTCの未来

関連仮想通貨ビットコインの長期投資【初心者向け】ドルコスト平均法でかんたん積立

専門家の意見

Rego氏が自身の決断を正しかったと言えるまでは、何年もの月日が必要だった。

同氏の投資戦略は、銀行家、ファイナンシャルアドバイザー、リスク管理のプロなど、「専門家」と呼ばれる人々の考えとは対立するものだった。そのため、その間ずっと「君のビットコインの購入方法は非効率で、戦略は効果的ではない。最終的には損して売ることになるだろう」と言われ続けたという。

今日、私はここで彼らが間違っていたと伝えたい。

Rego氏は「ビットコインはリスクではなく、理解の問題だ」と主張。ビットコインについて学べば学ぶほどその事実が明白になると述べている。

最初の4年間はビットコインがリスクではないということは、「誰にも明らかではなかった」が、今日、ビットコインは「真剣に受け止めるべきもの」として、大企業やヘッジファンド、国によっても認識されるに至ったと、同氏はまとめた。

関連:トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道

関連:VanEckやLQR House、戦略的ビットコイン準備金採用の米企業が続出

マイクロストラテジーの戦略

Rego氏は、今後も価格に関係なく、ビットコインの購入を継続すると述べている。

この姿勢は、ビットコインの可能性に多大な信頼を寄せ、「ビットコイン財務企業」としての戦略を実践している米マイクロストラテジー社に通じるものがある。

同社のマイケル・セイラー会長は26日、投資家からの売却観測に対し、きっぱりと「私は売らない」と断言。マイクロストラテジー社の強固なビットコイン(BTC)投資戦略を改めて強調した。

同社は25日、55,500 BTCを追加購入し、現在の保有数は386,700 BTC(執筆時価格で5兆4,734億円)となり、ビットコイン総供給量(21,000,000 BTC)の約1.8%に達し、2%に近づいている。

関連:「ビットコインを売らない」米マイクロストラテジーのセイラー会長が再度強調

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/15 月曜日
19:10
CoinDesk JAPAN運営のN.Avenue、独自ブランド「NADA NEWS」へのリブランディングを発表
N.Avenue運営のWeb3メディア「CoinDesk JAPAN」が2026年より独自ブランド「NADA NEWS」へリブランディング。メディア・コミュニティ・暗号資産インデックスを統合し、日本のデジタル資産市場向け情報基盤を構築する。12月下旬グランドオープン予定。
17:41
分散型AIトークンのFET、 Binance Japanで取扱い開始【国内初】
Binance Japanが国内初となるFET(Artificial Superintelligence Alliance)の取扱いを開始。本記事ではASIアライアンスの概要、FETの用途、将来性、想定されるリスクを解説する。
16:45
なぜSBI新生銀行は投資家に選ばれる? 圧倒的優位性を持つ「SBI証券」との連携メリットを解説
SBI新生銀行が投資家に選ばれる理由は、SBI証券との圧倒的な連携メリットにあります。預り金自動スィープサービスで入金操作不要、年4.2%の高金利預金で待機資金を運用。IPO投資、NISA口座、資産一元管理まで、他の銀行では実現できない理想的な投資環境を徹底解説。
14:36
リップル決済、欧州初の銀行採用 スイスのAMINA銀行と提携
リップルがスイスのAMINA銀行と提携し、欧州初のリップル決済導入を実現。ブロックチェーンと従来の銀行システムを統合し、ほぼ即時の国際送金サービスを提供。両社の協力関係はステーブルコイン保管から決済へと拡大。
13:44
イーサリアム「フサカ」実装直後にPrysm障害、1.8億円の報酬損失が判明
イーサリアムの大型アップグレード「フサカ」実装直後、Prysmクライアントでバグが発生し382ETH(約1.8億円)の報酬機会が失われたことが判明し、ネットワークの堅牢性においてクライアント多様性の重要性が再確認された。
13:22
英国、2027年に仮想通貨規制を本格導入へ 政治献金も禁止方針
英国財務省が2027年施行予定の仮想通貨規制案を策定中。英国金融行動監視機構の監督下で取引所やウォレット企業に透明性基準を義務付け、消費者保護を強化。仮想通貨による政治献金も禁止へ。
10:50
ストラテジー、ナスダック100指数への残留決定 ビットコイン買い増しの意欲示す
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーのナスダック100指数への残留が決定した。セイラー会長はビットコイン追加購入への意欲を示唆している。
10:41
日銀30年ぶりの0.75%利上げ見込み 仮想通貨市場への影響は?
日本銀行が12月19日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げる方針。30年ぶりの高水準となる利上げが、円キャリートレード巻き戻しを通じてビットコインなど仮想通貨市場に与える影響を分析。米FRBのQT終了による影響緩和の可能性も解説。
10:10
2025年末までに済ませておきたい仮想通貨に関する税金と確定申告への準備|Gtax寄稿
仮想通貨の税金の仕組みと、年末までにできる節税対策を解説。損益圧縮やふるさと納税・iDeCoの活用法、確定申告に向けた取引履歴・経費の整理ポイントをまとめています。
08:50
米SEC、個人投資家向けの仮想通貨保管ガイドラインを提示 姿勢転換示すか
米証券取引委員会が個人投資家向けにビットコインなど仮想通貨を保管する方法に関して推奨事項を提示した。ウォレットの選び方やカストディアン選定の注意点を解説している。
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧