急成長の仮想通貨AIエージェント
グローバルな暗号資産(仮想通貨)取引所Bybitは1月6日に、ソラナ基盤のAIエージェント銘柄「ai16z(AI16Z)」を現物市場に上場すると発表した。AI16Zの取引開始は午後17時(日本時間)。
ai16z(AI16Z)は投資DAOやAIエージェント作成フレームワーク「Eliza」を提供するプロジェクト。独自のレイヤー1ブロックチェーンの立ち上げやトークンステーキング機能などの計画に加え、ElizaがGitHubのAIリポジトリランキングでGoogle Geminiを抜くなどで、注目を集めている。
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仮想通貨AI16Zは、1月1日に時価総額が20億ドルを突破して史上最高値を更新。6日時点の時価総額は22億ドル(約3,500億円)でランキング73位だ。
これまで、AI16Zの主要な取引市場はRaydiumやOrcaなどの分散型取引所(DEX)で、ユーザー数の多い中央集権型取引所(CEX)としてはBitgetやMEXCなどへの上場が中心となっている。Coinbase、Binance、Krakenといった主要グローバル取引所への上場は今後の課題とされている。
仮想通貨AIエージェントとは
AIエージェントは2024年10月以降に投資家の注目を集め始める分野。人間ユーザーの介入なしに、データ分析、仮想通貨の自動取引、ウォレット間送金などを自律的に行い、利益を参加者やコミュニティに還元する。
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現在、ai16zとBaseチェーン基盤のVirtuals Protocolは二大AIエージェントインフラ銘柄として注目されており、これらから派生したaixbt、GAME by Virtuals、Luna by Virtualsも大幅な価格上昇を記録している。
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