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ビットコイン3日続落、米政府のビットコイン売却報道で波乱|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(1/10 AM7時)

暗号資産(仮想通貨)市場は3日連続で続落の展開となった。米国雇用統計の発表を控える中で、投資家は新規ポジションの構築に慎重な姿勢を見せている。加えて、米司法省が69,370 BTC(約1兆円相当)のビットコインを売却する許可を裁判所から得たとの報道がネガティブな材料となり、売り圧力が強まった。一部の市場参加者が米政府がトランプ政権下で100万BTCの備蓄を戦略的に進めるとの期待を織り込んでいたため、今回の売却許可が失望売りを誘発する結果となった。

出典:Tradingview

関連:バイデン政権の司法省、1兆円相当のビットコインの売却許可を裁判所から取得=報道

1月9〜10日相場状況

ビットコインの現物市場では、成行売買の動向を分析すると、現物市場がデリバティブ市場を上回り、売りを主導していることが見受けられる(下画像赤枠)。

一方、オーダーブックの状況を確認すると、下落方向にはいくつかのサポート価格帯が存在することがわかる。これにより、もし米国政府の売却が始まっても、下落は急落ではなく段階的に進む可能性がある。

現状分析(1/10日AM7時)

過去の動向として、ドイツ政府が2024年6月19日から7月12日の期間に約5万BTCを売却したと推定され、その間、ビットコインは約1万3千ドルの下落(7万ドルから5万7千ドル程度)を記録した事例がある。このような政府による大規模な売却が市場に与える影響は大きい。

現在、トランプ政権下での100万BTCの備蓄戦略に基づき、米国財務省が向こう5年間で年間20万BTCを購入する計画が議論されている。この提案は、シンシア・ルミス上院議員が提案しているものであり、実施されるかどうかが今後大きな焦点となる。

関連:ビットコイン続落、米国債利回りやドル指数が上昇

今後の重要な日程

  • 1/10日 米雇用統計
  • 1/11日 米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 01月
  • 1/15日 米消費者物価指数(CPI) 12月

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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