はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

コインベース、銀行の仮想通貨関連サービス提供許可を要請 FRBらに書簡

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

水面下の制限の撤回に取り組む

暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは3日、米連邦準備制度理事会(FRB)、連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)に書簡を送った。銀行による仮想通貨サービスについてのガイダンスを定めるよう求めている。

具体的には、三つの機関に対して、以下のことを改めて要請する格好だ。

  • 銀行が仮想通貨の保管・取引(C&E)サービスを直接またはコインベースなど第三者企業を通じて提供することが許可されていることを確認すること
  • 法的要件を満たして運営されている仮想通貨企業が銀行と連携するのを妨げている、一貫性のない規制上のハードルを取り除くこと

コインベースのファリヤール・シルザド最高政策責任者は、次のようにコメントしている。

過去数年間、米国の銀行規制当局は、銀行が仮想通貨サービスを提供することを一方的かつ非民主的に禁止してきた。こうした状況は終わらせなければならない。

バイデン政権下では、仮想通貨企業に銀行サービスを提供することが制限されてきたとして、トランプ新政権では議会でも調査が始まっているところだ。

下院監視・政府改革委員会(監視委員会)は先月、コインベース含む仮想通貨企業の幹部ら6名に書簡を送付し、業界に対する銀行サービスの制限について実態調査を開始した。

様々な仮想通貨企業の幹部らは、過去に使っていた銀行口座が突然閉鎖されるなどの措置を受けたと話している。

関連: 米下院、コインベースCEOらから銀行サービス制限について聞き取りへ

トランプ政権の姿勢は?

コインベースは今回、国内トップの銀行関連法律事務所3社を雇って、既存の連邦法と規制により、銀行が仮想通貨サービスを提供し、第三者と関わることがすでに認められているとする書面も添付している。

アーノルド・アンド・ポーター・ケイ・ショーラー法律事務所、クリアリー・ゴットリーブ・スティーン・アンド・ハミルトン法律事務所、ウィルマー・カトラー・ピカリング・ヘイル・アンド・ドール法律事務所は法律を解釈し、銀行が仮想通貨の管理・保管サービスを提供することを認めるべきだと主張した。

トランプ新政権が、この問題に対してどのような立場を取るかはまだ不明である。ただ、トランプ氏は、FDICの元副議長であるトラビス・ヒル氏を議長代行として同機関を率いるよう指名した。

ヒル氏は、これまでのFDICのやり方へは批判的であり、FDICは今後、テクノロジーに対してより「オープンマインドなアプローチ」を取り、仮想通貨に関するガイダンスを整えていくことを唱えている。

関連: 「ビットコイン準備金の検討はトランプ大統領の優先事項」仮想通貨特命官サックス氏が会見

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:05
XRPレジャー、約一時間ブロック生成停止 リップル社CTOが見解
仮想通貨XRPの基盤であるXRPレジャーは5日朝、約1時間にわたりブロック生成が停止する事態に見舞われた。現在はすでに復旧したが原因は究明中。
13:45
Berachain、6日にメインネットに エアドロップ予定など
EVM互換L1の Berachainが2月6日にメインネットをローンチし、同時にトークン生成イベント(TGE)も開催する。前日にトークノミクス要件とエアドロップ資格チェッカーが公開されるが、すでに同プロジェクトは5,000億円超の流動性が確保済みとなっている。
13:30
コインベース、銀行の仮想通貨関連サービス提供許可を要請 FRBらに書簡
コインベースがFRB、FDIC、OCCに銀行の仮想通貨サービス提供に関するルールの明確化を要請した。これまで水面下で制限されていたサービスを可能にすることを目指す。
11:50
トークン化プラットフォームのChintai(CHEX)、1200億円規模のRWAインフラ投資でR3 Sustainabilityと提携
RWA銘柄反発 仮想通貨市場が米中貿易戦争に伴う不確実性で揺れる中、現実資産をトークン化するRWA(Real World Assets)関連銘柄は2月3日の暴落から大きく反発。…
11:00
「BTC準備金の検討は米大統領の優先事項」仮想通貨特命官
ビットコイン準備金の検討は米トランプ大統領の優先事項であると仮想通貨特命官サックス氏が会見で語った。米国でイノベーションを起こすことも強調している。
10:32
FTX、今月下旬より債権者への返済開始予定
破綻した仮想通貨取引所FTXが債権者への返済を2月に開始する。5万ドル未満の債権者から順次実施する予定だ。
10:30
WLF PROJECT、トークン上場記念で視聴者参加型ディベート番組「ディベロウ」配信を発表
新番組ディベロウがスタート 人狼ゲームをベースとしたWLF PROJECT(ウルフ プロジェクト)は、新番組「ディベロウ」を2月15日19時より配信開始すると発表した。 14日…
08:30
ビットコイン再び急落、トランプ政権の関税措置で波乱|仮想NISHI
仮想通貨市場は再び反落し、一時80万円の下落を記録した。背景には、トランプ米政権が4日、中国からの輸入品に対し10%の追加関税を発動し、中国もこれに応戦する形で、同日、米国からの輸入品である原油や石炭などに追加関税を課すと発表したことが挙げられる。
07:55
米SEC、仮想通貨タスクフォースの取り組みを説明
仮想通貨の証券性を明確化することなど、米SECのヘスター・ピアース委員がタスクフォースの具体的な取り組みを説明。規制とイノベーションを両立していく考えを示した。
02/04 火曜日
13:50
ヴィタリック、3月実装予定「ペクトラ」の重要性に言及 
仮想通貨ETH創設者のヴィタリック・ブテリン氏が4日、次期アップグレードPectra(ペクトラ)に関して、L2の処理能力を倍増させるため、「blob」の目標値を3から6に引き上げると発言。
13:30
ロシア副首相、仮想通貨マイニングに極東の余剰電力確保を提案
ロシアのトルトネフ副首相が極東地域の余剰電力を仮想通貨マイニングに活用する提案を行った。余剰電力の活用についてはエネルギー大臣も同様の意見を表明していた。ロシアではマイニングが特定の条件下で合法化されている。
12:41
ビットコイン10万ドル回復、トランプ関税めぐり暴落のアルト相場も急反発
米トランプ関税を巡る首脳会談で緊張が和らぎ仮想通貨市場が急反発。ビットコインをはじめ、XRP(リップル)、イーサリアム(ETH)、ドージコインが大幅上昇した。政府系ファンド設立の動向も注目される中、5日に仮想通貨特命官が重要会見に臨むことも材料視されている。
12:00
米SEC、職員が企業に法的調査を行う際のハードル引き上げか=報道
米証券取引委員会(SEC)が企業調査の承認プロセスを変更すると伝えられている。仮想通貨企業に対する法執行の面でも注目される。
11:15
トランプ大統領の次男エリックがイーサリアム推奨、ワールド・リバティは大口資金移動
トランプ大統領の次男エリック・トランプ氏が、市場の反発を背景にイーサリアムへの投資を提唱。その目的に相場操縦といった疑問が浮上した格好だ。
10:20
「2025年、ビットコイン現物ETFには約8兆円が流入」ビットワイズ予測
ビットワイズCIOが2025年のビットコイン現物ETFへの流入額は昨年よりも多くなると予測した。トランプ政権下での仮想通貨市場の変化が注目される。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧