はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米大手シタデル・セキュリティーズ、仮想通貨市場のマーケットメイカー事業を計画=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場参入を計画

マーケットメイカー大手のシタデル・セキュリティーズは、暗号資産(仮想通貨)市場への本格参入を計画していることがわかった。複数の情報筋の話として「ブルームバーグ」が25日に報じた。

米国のトランプ大統領が仮想通貨に肯定的な見方をしていることで、これから仮想通貨の需要が高まるとシタデル・セキュリティーズは予測。これまでは米国の規制整備が不十分であることから、個人投資家が頻繁に利用する仮想通貨市場への参入は避けていたという。

マーケットメイカーとは

市場に流動性を提供する企業のこと。取引がどのような時も円滑に行われるように、資産を継続的に売買する。

▶️仮想通貨用語集

シタデル・セキュリティーズの公式サイトによると、米株式市場の個人取引におけるマーケットメイク業務の最大35%が同社のプラットフォームで執行されており、このシェアは第1位。また、1日の執行ボリュームはスワップを除き、およそ5,030億ドル(約75兆円)に上る。

同社は、コインベースやバイナンス、Crypto.comなどの取引所のマーケットメイカーになることを計画していると情報筋は説明。具体的な計画や業務範囲は、トランプ政権が整備する規制内容に依存するとした。

米国で明確な規制が整備されれば、シタデル・セキュリティーズは株式市場などと同様に、仮想通貨市場でマーケットメイカー業務を行いたいと考えているという。

これまでの動向

同社はこれまで、仮想通貨市場に携わっていなかったわけではない。上述した通り、個人投資家が頻繁に利用する市場に参入していないなど限定的であっただけで、例えば過去には、機関投資家専用の仮想通貨取引所EDX Marketsの立ち上げを支援している。

関連ウォール街金融が出資する仮想通貨取引所「EDX Markets」 米国でオープン

また、同社の創設者で、投資会社シタデルの創設者兼CEOのケネス・グリフィン氏が昨年12月に、仮想通貨の可能性を示唆する発言を行ったことも注目を集めた。

同氏は仮想通貨の社会的意義について、政治的な文脈も交えながら独自の見解を披露。過去には仮想通貨に対して極めて懐疑的な立場を取っていたため、グリフィン氏の見方に大きな変化が生じていることが示唆された。

以前はビットコイン(BTC)を投機的で危険な資産と批判。伝統的な金融システムの枠組みから仮想通貨に否定的な見方を示していた。

関連米ヘッジファンド大手シタデルCEO、ビットコインの社会的意義に言及 従来の懐疑的立場から一転

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/25 火曜日
14:57
OKXが米司法省と和解、750億円の罰金支払いへ 無認可送金事業運営で有罪認める
OKXが米国での無認可送金事業運営で有罪を認め、750億円の罰金支払いに同意した。コンプライアンス違反の詳細および、OKXが世界で進める事業展開について紹介する。
13:59
米モンタナ州議会、ビットコイン準備金法案を否決
米国モンタナ州下院がビットコイン準備金法案を41対59で否決した。一方、全米20州以上でも同様の法案が提出され審議が進められているところだ。
12:30
メタプラネット、20億円でビットコインを追加購入 保有量2,235 BTCに
メタプラネットが135BTCを追加購入し、ビットコイン保有量が2,235BTCに到達。1BTCあたり約1,436万円、総額19億3,900万円の投資で累計278億円超え。BTCイールドは第1四半期に23.2%を記録。EVO FUNDとの新株予約権行使も進行中。
12:00
仮想通貨市場は全面安、アルトコインの下落率が顕著に
暗号資産市場は全面安の展開に。ビットコインは9.2万ドル台まで下落し、アルトコインは軒並み10%前後の下落。背景にはインフレ懸念、トランプ関税リスク、モンタナ州BTC準備金法案否決、Bybitハッキング事件など複数の悪材料が続出している。
09:45
シタデル、仮想通貨市場のマーケットメイカー事業を計画
シタデル・セキュリティーズが仮想通貨市場のマーケットメイカー事業を計画。仮想通貨に肯定的なトランプ政権の誕生を背景に、コインベースやバイナンスなどのマーケットメイカーになる可能性がある。
08:40
ストラテジー、3000億円相当のBTC買い増し
ストラテジー社が約3000億円を使い、仮想通貨ビットコインを20,356BTC買い増しした。保有量は499,096BTCに到達し、ビットコイン発行上限の2.3%を超える。
08:25
Bybit事件などで売られすぎの暗号資産市場 を分析|仮想NISHI
米国のイラン石油産業制裁とBybitでの大規模ハッキング事件を受け、仮想通貨市場が大幅下落している。本レポートでは先物価格が現物を下回るバックワーデーション現象や、市場の過度な悲観的見通しを分析。
02/24 月曜日
14:02
イーサリアムのロールバック提案にコア開発者が反論、Bybitハッキング事件で
2,100億円相当のBybitハッキング事件後に提案された、イーサリアムのロールバックにコア開発者が反論し、なぜ難しいのかについて、一般ユーザーのために解説した。
13:10
Bybitハッカー、ミームコイン発行で資金洗浄か パンプファンが阻止
仮想通貨取引所Bybitから盗まれた仮想通貨の一部がミームコインを通じてマネロンされた。Bybitは資金回収のための報奨金プログラムを開始した。
10:05
バイナンスらがBybitに10万ETH緊急支援、ハッキング被害後も資産は安定か
ハッキング被害を受けた仮想通貨取引所Bybitにバイナンスら業界企業が計10万ETHの緊急支援を実施した。Bybitは出金にも対応中だ。
09:45
Pump.funの特徴・仕組みを徹底解説
Solanaブロックチェーン上で誰でも簡単にミームコインを作成・取引できるPump.funの基本的な仕組みや特徴、具体的な使い方、セキュリティリスクまで詳しく解説。2024年1月のローンチ以降、780万以上のトークンを生み出す人気プラットフォームを紹介。
02/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ大統領発言によるBTC上昇やETH・XRPのETF申請で進展など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitへの史上最大規模のハッキングに高い関心
今週は、バイナンスによる仮想通貨4銘柄の上場廃止、グーグルのビットコイン参入本格化、VanEckによる戦略的ビットコイン準備金の可能性分析、Bybitへのハッキングに関するニュースが最も関心を集めた。
02/22 土曜日
13:50
SECがオープンシー調査を終了、コインベース訴訟撤回に続く規制緩和の動き
SECはついにOpenSeaの調査も終了。Coinbaseへの訴訟撤回と相まって仮想通貨業界における規制アプローチの重要な変化を示す。
13:20
フランス大手銀、ステラでユーロ建てステーブルコイン「EURCV」発行
仏大手銀行ソシエテジェネラル子会社が仮想通貨ステラ上でユーロ建てステーブルコイン「EURCV」を発行する。従来型金融とデジタル資産との融合が進むと述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧