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イーサリアム「ペクトラ」がテストネット運用開始、技術的問題浮上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メインネット実装に影響か

イーサリアム(ETH)の重要アップグレード「Pectra(ペクトラ)」が2月25日午後、Holeskyテストネット上で予定通り有効化された。しかし、初期段階で想定外の技術的問題が発生し、アップグレード後のブロック確定に影響が出ている。

エポック115,968で有効化されたこのアップグレードは、実環境での導入前に新機能をテスト環境で検証することを目的としている。しかし、ブロックエクスプローラーの情報によると、アップグレード直後のネットワークスロットが正常に確定処理されない問題が発生。「Pectraリクエストハッシュ計算に使用される正しいスマートコントラクトアドレスの指定漏れという単純なバグが原因」と指摘されている。

Pectraは2024年3月実施された「Dencun」に続く大型アップグレードで、3月5日には二つ目のテストネット「Sepolia」でも実施予定。両テストネットでの検証が成功すれば、早ければ4月にもメインネットでの有効化が予定されている。ただし、今回のHolesky確定問題が解決されない場合、開発者らがより多くのテスト時間を確保するために、全体のスケジュールが延期される可能性もある。

Pectraによってイーサリアムのスケーラビリティ、セキュリティ、使いやすさが大幅に向上する見込みだ。主要な改善点には、ウォレットのユーザー体験を向上させるEIP-7702、バリデータの最大ステーク量を32 ETHから2,048 ETHに引き上げるEIP-7251、そしてレイヤー2(L2)のスケーラビリティを改善するためにブロブ数の上限を倍増するEIP-7691などが含まれる。

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