はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン準備金戦略で米国経済を強化、「デジタルゴールドラッシュ」時代の到来に備える

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米国こそビットコイン導入を先導すべき

ビットコイン政策研究所が主催する「Bitcoin for America」フォーラムが11日に米ワシントンDCで開催され、米国のビットコイン(BTC)戦略について、深い議論が交わされた。この招待制のイベントは、トランプ大統領が戦略的ビットコイン準備金(SBR)を設立するための大統領令に署名し、ホワイトハウスが初の暗号資産(仮想通貨)サミットを開催したことを受けて開催された。

ビットコイン推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員をはじめ、ストラテジー会長のマイケル・セイラー氏、オハイオ州知事候補の起業家ヴィヴェック・ラマスワミ氏らが登壇。ビットコインを活用して米国の金融覇権を維持し、経済的繁栄を確保するビジョンを提示した。

名誉共同主催者として登壇したルミス議員は、昨年7月に議会に提出されたビットコイン法案を再提出すると発表。共同提案者として名を連ねるジム・ジャスティス上院議員も登壇し、新たなバージョンは、複数の共同提案者が加わり、議会での支持が拡大していることを強調した。

ルミス議員は「デジタルゴールド」であり、画期的な技術を体現したビットコインの導入に関しては、アメリカが主導権を握るのは当然だと主張した。

ビットコインはまさに自由のためのお金であり、自由のお金に関してはアメリカが主導権を握るべきだ。

関連:100万BTC取得目指す ルミス議員、トランプ大統領のビットコイン準備金計画を法制化するBITCOIN法案を再提出

下院にビットコイン法案提出

ルミス議員らのビットコイン法案は上院に提出されるものだが、下院にもビットコイン法案が提出されることが、共和党のニック・ベギッチ議員によって正式に発表された。

イノベーションに対する戦争は終わり、デジタル通貨の黄金時代が到来した

ベギッチ議員は、ビットコイン法案が目指すのは、米国が世界のデジタル経済において経済的独立性とリーダーシップを維持することだと強調。ビットコインは、金(ゴールド)準備金の補完、国家安全保障の強化、また経済的安定性をもたらす可能性があると述べた。

さらに、法案では個人が自由にビットコインを取得、保有、取引する権利が明確に保護されており、自己管理権を基本的権利として認めている点にも言及した。

ビットコインは世界最強の力

米ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は、「21世紀の米国において、なぜビットコインが力と繁栄のために重要なのか」と題したプレゼンテーションを行った。セイラー氏はビットコインに強気の姿勢を貫いており、ストラテジー社は、ビットコインを企業戦略の中核に据えたユニークなアプローチで知られている。

セイラー氏は、ビットコインはデジタル資本であり、世界最強の力であると主張。ビットコインを国家繁栄のための戦略的資産と位置づけ、「繁栄か貧困かの選択」がアメリカ市民に突きつけられていると強調した。

セイラー氏は、ビットコインは「デジタルゴールド」の役割ににとどまることなく、次世代の経済を牽引する「デジタルエネルギー」であると表現した。

「世界の4000兆ドルの資本が、20世紀の物理的・金融的資産からデジタル領域、特にビットコイン・ネットワークに移行している」と指摘。ビットコインの最小単位であるサトシが「デジタルエネルギーの単位」、ネットワークの計算能力(エクサハッシュ)が「デジタルパワー」を示すと述べ、米国がこれを掌握することで21世紀の金融覇権を握ることができると主張した。

伝統的な金融の基本原則は、もはや現代に適用できない古い軍事戦略のようなもの。過去のルールは時代遅れとなり、ゲームは根本的に変わった。

米国がビットコインを中核的な金融基盤として確保するかどうかが、「繁栄か貧困かを分ける決定的な選択」となるとセイラー氏。ビットコインの採用を見送った場合、他国がこの「千載一遇の機会」を掴み、米国は後塵を拝することになると警告した。

セイラー氏の提案

セイラー氏は、デジタル化とAIの台頭による次世代の経済は、デジタル資本の上に築かれるものであり、世界の資本はデジタルネットワークに移行していると指摘。「数兆ドルのデジタルコマースが、ビットコインネットワークを流れるようになり、ビットコインは48ヶ月以内に世界最大の資産になるだろう。」との予測を示した。

同氏は、ビットコインを国家戦略に不可欠な資産として位置付ける重要性を強調し、米国が今後10年間で100万BTCから400万BTCを確実に調達することを提案した。

また、今後10年が「デジタルゴールドラッシュ」の時代となると宣言。2035年1月までに発行上限の99%にあたるビットコインが採掘される事実に言及し、それまでビットコインを毎日購入し、蓄積し続けることを推奨した。

米ドルは通貨であり、ビットコインは資本だ。その両方が必要であり、超大国となるには、ビットコインを所有し、ネットワークを支配する必要がある。

関連:ビットコイン購入強化目指すストラテジー社、永久優先株で最大3兆円調達へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/15 日曜日
11:30
ビットコイン底堅さも上値重く、FOMCとイラン情勢が焦点|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC円相場は1140万円台で底堅く推移。イラン紛争長期化による原油高・米金利上昇が上値を圧迫する一方、財政懸念の高まりはBTC支援材料となる可能性も。17〜18日のFOMCでのタカ派シフトリスクにも注目。
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのAIエージェント規格発表やリップルの企業評価額8兆円など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|BTC採掘数の2000万枚突破やブラックロックのファンド解約制限に高い関心
今週は、ブラックロックのファンド解約制限、仮想通貨ビットコインの採掘済み数の2000万BTC突破、アーサー・ヘイズ氏の投資戦略に関する記事が関心を集めた。
03/14 土曜日
13:20
量子コンピュータがビットコインを破るのは10〜20年後で猶予あり、アークインベスト予測
キャシー・ウッド氏率いるアークインベストが量子コンピュータのビットコインへの脅威を分析。現状は脅威なしとしつつ、今後のリスクを楽観・中立・悲観シナリオで解説した。
10:49
ストラテジー、単週で1.1万BTCを追加取得か──「画期的」と評価される資金調達手法STRCの全貌
マイケル・セイラー率いるストラテジーが変動金利永久優先株「STRC」の売出を通じ、1週間で8億ドル超を調達して1.1万BTC以上を購入した可能性が浮上。既存株主の希薄化を防ぐ画期的な資金調達手法の詳細と、市場専門家の見解を最新推計と共に解説。
09:50
ユーロポールら、違法プロキシ摘発 5億円超の仮想通貨押収
ユーロポールと米司法省が違法プロキシ「SocksEscort」を摘発。163か国36万台超のデバイスを乗っ取り、不正IPアドレス提供で仮想通貨詐欺などを助長していた。
09:20
メタコンプ、アリババ出資で累計55億円調達 ステーブルコイン決済基盤のアジア展開を加速
シンガポールのメタコンプは3月にアリババが参加したプレA+ラウンドを完了し、3カ月間の累計調達額が3500万ドルに達したと発表した。
08:20
米財務省、北朝鮮IT労働者の不正活動で制裁措置
米財務省は、北朝鮮のIT労働者の不正活動に携わったとして6名の個人と2社に制裁措置をとったと発表。仮想通貨ビットコインなどのアドレスも制裁対象リストに追加されている。
07:10
仮想通貨富豪のネイビス島開発に「贈賄」疑惑か、住民への月額100ドル支給提案に波紋
ビットコイン初期投資家のオリヴィエ・ジャンセンス氏が、カリブ海のネイビス島で進める「デスティニー・プロジェクト」が物議を醸している。政府承認を条件とした全住民への月給支給提案に対し、野党から「公的贈賄」との厳しい批判が上がった。
06:30
USDCが調整済み取引量でUSDTを上回る、みずほ証券がサークルの評価引き上げ
みずほ証券が2026年3月13日付リポートで、サークルのUSDCが2026年累計調整済み取引量においてテザーのUSDTを7年ぶりに逆転したと報告した。
06:00
著名投資家ドラッケンミラー、ステーブルコインが15年以内に決済の「主流」になると予測
億万長者投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏が、ステーブルコインの将来性を高く評価。今後10〜15年以内に世界の決済システムが同技術に移行するとの見解を示した。
05:40
イーサリアム財団、組織指針「EF使命文書」を公開 エコシステムにおける役割を明文化
イーサリアム財団は3月13日、組織の使命と原則を明文化した「EF Mandate」を公式ブログで公開した。検閲耐性・オープンソース・プライバシー・セキュリティからなるCROPS原則を中核に据え、財団を「多数いるステワードの1つ」と位置づける内容となっている。
05:00
大手銀HSBCとスタンダードチャータード、香港のステーブルコイン発行ライセンス第1陣取得へ
HSBCとスタンダードチャータード銀行が香港金融管理局(HKMA)によるステーブルコイン発行ライセンスの第1陣として認可される見通しで、香港が仮想通貨ハブ構築に向けた規制整備を加速させている。
03/13 金曜日
21:20
TOKEN2049 Dubai、2027年4月に延期 地域情勢の不透明さ受け開催断念
世界最大級のWeb3カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」が、地域の安全保障や国際的な移動・物流への影響を理由に2027年4月21〜22日へ延期。登録済みチケットは自動移行、TOKEN2049 Singaporeへの振替も可能。
18:05
JPYC向け会計監査ツール「JPYC Explorer」提供開始 アステリアと暗号屋が共同開発
アステリアと暗号屋が日本円ステーブルコインJPYC向けの会計監査ツール「JPYC Explorer」を共同開発。自社管理型フルノードによる取引検証で、監査法人・上場企業のブロックチェーン監査に対応する。4月1日提供開始、月額50万円から。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧