
延期と新たな申請
米国証券取引委員会(SEC)はXRPとドージコイン(DOGE)に連動する2つの仮想通貨現物ETF申請の判断を延期した。ドージコインのETFはBitwiseが提案し、XRPの方は3月中旬に申請されたフランクリン・テンプルトン社の商品で、審査期間はドージコイン(DOGE)ETFが6月15日まで、リップルのETFが6月17日まで延長された。
ETF専門家ジェームズ・セイファート氏の情報を引用したフォックス・ビジネスのエレノア・テレット記者によると、これらの新たな期限は「中間的なもの」であり、今年第4四半期(10〜12月)までさらなる延期が予想される。また、SECはフランクリンのソラナやヘデラETFなど、複数のアルトコインETFも延期しているという。
一方、米国取引所ナスダックはSECに対し、ドージコインを保有する21Shares社のETF上場許可を求める申請を行った。この新たな動きは、仮想通貨ETF市場への関心が依然として高いことを示している。
なお、SECは現在70件以上の仮想通貨ETF申請を審査している。
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