
株価5.5%反発
シャープリンク・ゲーミング(ナスダック:SBET)が8月7日、機関投資家4社との証券購入契約締結を発表した。1株19.50ドルの直接募集(ATM)により総額約2億ドルを調達し、8月8日頃に取引完了予定となっている。
A.G.P./アライアンス・グローバル・パートナーズが主幹事、ソシエテ・ジェネラルが副幹事を務め、カンターが財務アドバイザーとして参画。機関投資家の強い関心を背景に、ETH市場への大型資金流入が継続する見通しだ。
調達資金は同社のイーサリアム(ETH)トレジャリー拡大に投入される。現在521,900 ETH(20億ドル)を保有し、ビットマインに次ぐ世界最大級の上場企業ETH保有者の地位を確立している。
ジョセフ・チャロム共同CEOは「世界的に認知された機関投資家の参加を歓迎し、世界をリードするETHトレジャリーという使命がさらに検証された」とコメント。7月には元ブラックロック幹部の同氏が共同CEOに就任している。
同社はコンセンシス創設者ジョー・ルービン氏が率いるゲーミング関連会社からETHジャリー企業への転換を図っている。今年前半から始まった仮想通貨トレジャリー企業トレンドの一環として、ETH特化型戦略を採用している。
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