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米ファンダメンタル・グローバル、ETH戦略で最大50億ドル調達へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETH大量購入のため

ナスダック上場のファンダメンタル・グローバル(FGF)は8日、米証券取引委員会にS-3登録届出書を提出し、最大50億ドル相当の証券を複数回に分けて発行する計画を発表した。普通株式発行による調達資金の大部分をイーサリアム(ETH)購入に充当し、残りは運転資金や一般企業目的に使用する。

同社は8月5日に2億ドルの私募を完了し、プリファンド普通株ワラント4,000万株を1株5ドルで発行した。投資家にはギャラクシー・デジタル、クラーケン、ハイブマインド・キャピタル、デジタル・カレンシー・グループなど世界的な戦略・金融投資家が参加している。

カイル・セルミナーラCEO兼会長は「イーサリアムを究極の準備資産としてその潜在力を最大限に引き出すFGネクサスの使命は今日始まる」と宣言。同社はイーサリアム・ネットワークの10%保有を目標とする大規模ETHトレジャリー戦略の実行を目指している。

同じETH財務企業であるビットマインは5%の保有を目指しているところだ。

関連:18日間で純資産が6倍、米ビットマイン会長が語るイーサリアム「5%の錬金術」戦略とは

調達資金はFGネクサスの積極的なイーサリアム取得戦略を即座に加速するものだ。イーサリアムはデジタル金融の基盤であり、大部分のステーブルコイン、DeFiプロトコル、トークン化資産の決済レイヤーとしての役割を担っている。

さらに、同社は近日中にFGネクサスに社名変更し、ナスダック・シンボルもFGNXとFGNXPに変更予定だ。

関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ

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