はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

英Mercury FXが仮想通貨XRP(リップル)を利用したxRapidのメリットを証明|手数料削減と送金時間の短縮に成功

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

xRapidの送金事例が報告
リップル社のxRapidを利用するイギリスの外貨送金サービスMercury FXは18日、XRPを使用しイギリスからメキシコへ約50万円に相当するGBPをわずか数秒で送金したと報告した。迅速かつ手数料の低いxRapidの実利用が注目される。

リップルネット参入企業、最大のXRP送金に成功

xRapidを利用する、リップルネットの参入企業Mercury FXは日本時間18日、XRPを利用し、イギリスからメキシコへ3521.67GBP(≒50万円)をわずかの数秒で送金したと公式で報告した。

今回の国際送金は、同社によるXRPの最も額の大きい送金となっており、送金側の食品会社「Mustard Foods社」はこの送金で79.17GBP(1万1226円)の節約と31時間のトランザクション時間を短縮という。

送金側のMustard Foods社のコマーシャル・ディレクターは、「UKと欧州における500以上のレストランに食品を提供する企業として、迅速かつ手数料の低い決済方法を利用し、サプライヤーに支払い、より品質のよい食材を顧客に届けることが我々のビジネス成長にもつながる」とコメントし、今回の送金に肯定的な態度を見せている。

この発表を受けたリップル社のグローバル・ヘッドを務めるDilip Rao氏は、Mercury FXは送金手数料と時間を大幅に節約できたことでxRapidのメリットを証明したと賞賛した。

xRapidとは

国際における送金決済の流動性を向上させながら、仲介手数料などの費用を最大限に削減したい送金業者等を対象に、法定通貨をXRPに換金してから送金し、送金先のユーザーが利用する法定通貨に両替する金融サービス商品で、SBIVCなどを含む仮想通貨取引所を運営する企業や、初の銀行からの利用発表も相次いでいる。

リップルネット、xRapidの利用企業に関して

Mercury FXはロンドンに本拠地を置く外貨為替送金サービスであり、昨年リップル社の大型カンファレンスで発表されたxRapidを利用する三社(取引所以外)の中の一つでもある。

昨年8月、Mercury FXはxRapidを試行し、中国および、メキシコ向けの国際決済の実証テストを行なっていくと発表していた。

また、1月9日には、リップル社は公式ツイッターを通して、新たに13社がリップルネットに加入した事を発表し、今まで既にリップルネットには200社以上の送金企業や銀行等の金融機関が加入していると新たに明示した。

現在、xRapidよりxCurrent(XRPを使わない)を利用する金融機関は多いが、新規参加した13社のうち、イギリスのEuro Exim Bankは銀行として初めてxRapidを導入したことが話題となっている。

そして数日後、同銀行はxRapidによる送金を米第一四半期に開始すると、積極的な姿勢を示している。

リップルネットおよびxRapidの利用を表明したEuro Exim Bankを皮切りに、今後他の銀行が加入しやすくなると期待されている。

新たにxRapidの利用参加を発表した企業に加え、xRapidの利用企業は以下の13社。

  • Euro Exim Bank
  • SendFriend
  • JNFX
  • FTCS
  • Transpaygo
  • MercuryFX
  • Cuallix
  • Catalyst Corporate Federal Credit Union
  • Viamericas
  • Bitstamp
  • Bittrex
  • Bitso
  • coins.ph
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧