売上でのトークン買い支えが困難に
Eureka Entertainment(エウレカ・エンターテイメント)が運営するブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」は11日、12月26日15時にサービスを終了すると発表した。
2023年7月のDiscord開設から約2年半での終了となる。
終了の背景について運営側は、ゲーム収益の一部でゲームトークンを買い支える設計を採用していたものの、運営を続ける中で収益によるトークン支援モデルの持続性を維持することが困難になったと説明した。
また、ゲームのログインに使用していたウォレットサービスFacewalletの終了や上場取引所からの上場廃止警告など、外部要因への対応コストが継続的に発生したことも、運営継続を難しくする要因となったという。
今後のコインムスメについて
今後、ゲームは終了するものの、IPとしての「コインムスメ」は継続して運用される。XとDiscordは引き続き行われ、Discordは「生徒会」をはじめとするユーザーに運営を移譲し、コミュニティ運営を継続する予定。また、楽曲やPVなどは段階的にYoutubeの公式チャンネルでアップロードされる。
同社代表の辻拓也氏は自身のXで、独自トークン「MusmeCoin(MSM)」については、今後も分散型取引所(DEX)上での売買は可能になる見込みだとした。
コインムスメドリームレース、大変残念ながらクローズすることにいたしました。
— 辻拓也|上場🎉|ゲームで売上100億 (@tsujitakuya2) November 11, 2025
MSMトークンはDEXをベースにして残す予定です。今後のご案内はまた別途させて頂きます。… https://t.co/3wtPJpa0qt
「コインムスメ」は仮想通貨をモチーフにしたアイドルキャラクターが登場するPlay to Earnゲームとして、昨年11月に本格リリースされた。板野友美氏のアンバサダー就任、STEPN運営との提携など話題を集めていた。
関連: 仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
近年、国内発ブロックチェーンゲームの早期サービス終了が相次いでおり、今年4月にリリースした「魁 三国志大戦」や、約3年運営された「キャプテン翼 RIVALS」なども既に終了を発表している。トークノミクスの持続可能性や新規プレイヤーの獲得が業界全体の課題となっている。



はじめての仮想通貨
TOP
新着一覧
チャート
学習-運用
WebX


















































