はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムハードフォーク通貨 Ethereum Vega とは? 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムハードフォーク通貨 Ethereum Vega(EVA)とは
ハードフォークはすでに終わっており、ETHを保有している人はEVAを保有することが可能となります。

Ethereum Vega(EVA)とは?

イーサリアムベガはイーサリアムのハードフォーク通貨であり、元のブロック報酬にはリプレイ攻撃の保護機能があります。

ブロック数4370000にすでにハードフォークされているためブロック数4369999以前の全てのイーサリアム所有者は同じ量のEVAを保持することが可能となるそうです。

イーサリアムベガは最先端のブロックチェーンテクノロジーに基づいた分散型金融プラットフォームで、中央集権型のような第三者による干渉なしに分散サービスを実行するノンストップアプリケーションを構築するエコシステムを提供します。

イーサリアムベガの新機能

公式ウェブサイトで書かれていた、イーサリアムベガの新機能についてご紹介します。

持続可能な金融政策

以前の発行ポリシーに従って、イーサリアムベガはインフレまたは政府、第三者の干渉から害を受けない、スケーラブルで不変の金融政策を提供します。

強力なリプレイ攻撃保護

新しいchain_id値はリプレイ攻撃からの保護、ハードウェアのウォレットセキュリティー向上、及びハッシング問題の排除を提供します。

難易度調整コード

このバージョンではmain-netとtest-netのデフォルトのchain_idを変更することができます。従って、したがって、1.9.0より高いバージョンを使用すると、リプレイ攻撃から保護されやすくなりより安全に機能します。 (これにより、EVAとETHが異なることも保証されます)。

分散ガバナンス

今後の開発チームはプレマインステークによって提起される予定であるため、開発の一時停止または中断のリスクや懸念はありません。

イーサリアムベガのQ&A

公式ウェブサイトで書かれていた、イーサリアムベガについてのQ&Aをご紹介します。

イーサリアムベガとイーサリアムは異なるのですか?

異なります。イーサリアム・ベガは分散型ガバナンスをもつイーサリアムネットワークの継続です。イーサリアム元帳のフォークであり、成長と拡大縮小を可能にするコンセンサスのルールがアップグレードされています。

イーサリアムベガは現在POSに切り替わっているので、イーサリアムとイーサリアムベガは

異なるエコシステムをもつ可能性が高いです。従って、イーサリアムベガとイーサリアムは限られたリソースでは競合していません。

イーサリアムベガはどのように獲得できますか?

イーサリアムベガ(EVA)の初期コイン分配方式は、ビットコインキャッシュ(BCH)で使用されているものとまったく同じです。ブロック番号4369999のETH秘密鍵を所有しているすべてのイーサリアム所有者は、1 EVA = 1 ETHのレートでEthereum Vegaを受け取ります(20 ETHをお持ちの場合は20 EVAを受け取ります)。

イーサリアムベガを自分のウォレット上で取り出し、獲得を行う場合、ハードフォーク時ETHを保有していたウォレットの秘密鍵を自分で管理し、VEGA対応ウォレットで特殊な作業を行う必要がある可能性があります。

多くのウォレットで、VEGAを対応されない場合、特殊作業が必要となりますが、秘密鍵を他人に委ねたりすることは絶対にありません。必ずどんな状況でも、秘密鍵は自分で管理し他人に教えたりオンライン上に貼ったりしないでください。

なぜ、イーサリアムベガを作るのにハードフォークが必要だったのでしょうか?

イーサリアムネットワークはPOSに切り替える予定ですが、最新のイーサリアムプロトコルを備えたPOWチェーンが必要です。そこで、イーサリアムベガはPOSの転換期に生まれ、最新のイーサリアムプロトコルを持つPOWネットワークを目指しています。

どの開発チームが “Ethereum Vega”を担当していますか?

イーサリアムの状況とは異なり、イーサリアムベガの開発チームはありませんが、複数の独立した開発者チームが存在しています。

イーサリアムベガはどのように動かすことができますか?

イーサリアムフルノードクライアントはこちらからダウンロードできます。ソースコードはこちらより見ることができます。

ethereum VEGA

公式記事はこちらから

CoinPostの考察

イーサリアムからハードフォークして誕生したイーサリアムベガが登場。

イーサリアムベガはイーサリアムから派生しただけであって、今後イーサリアムネットワークに影響を及ぼすことはないでしょう。

結局将来の価格を決めるのはプロジェクト内容です。プロジェクト内容がもっとも価格に影響を及ぼし、今後の開発状況が通貨の価値に繋がります。イーサリアムベガも開発が進まなければ価格の伸びは期待できないでしょう。

 

また、今回のハードフォークは下記記事のハードフォーク種類の3番「ブロックチェーンの特性を利用して派生通貨を作る”エアドロップ”フォーク」に当たります。

ハードフォークには4つの種類がある
仮想通貨のハードフォークは、通常状態での分岐、ブロックチェーンの特性を利用した派生通貨、意見対立のないアップグレードによるハードフォーク、意見対立のあるハードフォークの4種類があります。実際にハードフォークが起きた通貨例も紹介します。

現在、イーサリアムを持っている方はtwitter @opcahfを登録し、アドレスを10月31日までに送った場合10EVAが送られるキャンペーンをやっているそうです。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。
13:35
米SECが承認、BTCやXRP投資のマルチ仮想通貨投資信託のETF転換
米SECがグレースケールのマルチ仮想通貨ETPを承認し、ビットコインやイーサリアムなど5銘柄への一般投資家アクセス投資が可能になった。新たな包括的上場基準も同時に導入されている。
13:02
ポリマーケットでの裁定取引で年間60億円の利益発生か 研究者ら分析
分散型予測市場ポリマーケットでミスプライシングを利用した裁定取引により年間60億円の利益が発生しているとの論文が発表された。研究者による分析を解説する。
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧