はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

『毎月164億円相当の資金が増加』機関投資家向け仮想通貨カストディの現状をCoinbaseが語る|ビットコインの取引需要は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースにおいて高まっている機関投資家からの需要
米仮想通貨取引所コインベースのCEOであるBrian Armstrong氏がコンセンサス最終日に登壇、機関投資家から同取引所サービスの利用が順調に増加していることがわかった。

コインベース、高まる機関投資家の需要を語る

米国の大手仮想通貨取引所コインベースのカストディ事業や上級トレーダー向けのCoinbase Proにおける機関投資家の参入が順調に進んでいることが同社CEOのコメントから明らかになった。

米時間15日で最終日を迎えたコンセンサスにてコインベース社CEOのBrian Armstrong氏はカストディ事業が発足してから1年ですでに10億ドル相当(約1100億円)の規模に達していると発言。また70以上の機関投資家が加入しており、毎月1億5千万ドル(約164億円)のペースで資金が増加していることを明らかにしたことが注目を集めている。

ほかにもカストディなどのサービスを利用している機関投資家は単純に仮想通貨の保管をしたいだけではなく、将来的には「ステーキングやボーティング、オンチェーンのガバナンス」も行なっていきたいとする声も見られていることを示した。

さらに機関投資家の間ではいまだにビットコインに対する人気と需要が最も高いとArmstrong氏は発言。このような傾向は機関投資家向けの大手仮想通貨投資ファンドGrayscale社のQ1レポートからも伺えており、ビットコインを主とした投資商品が全体投資額の99%を占めるまでに増加していたことが判明していた。

CoinPost関連記事

機関投資家が7割を占める仮想通貨投資商品、99%の資金がビットコインに集中
Grayscale社が2019第1四半期の業績情報を公開。ビットコインへの投資額が全体の99%を占めており、その7割が機関投資家である。

Coinbase Proの機関投資家参加

またArmstrong氏はコインベースが提供している上級トレーダー向けのプラットフォーム「Coinbase Pro」において約60%の出来高が機関投資家からきていることを明かした。

さらに今後の仮想通貨業界の展望に関して、Armstrong氏は機関投資家のような経済的な「パワープレイヤー」と非銀行利用者層などの経済的弱者の両方が仮想通貨を利用していくと予想している。仮想通貨の利点は大量送金やトレードが活発にできる点であると同時に、先日発表されたようにスターバックスでコーヒーを購入することが両方可能であるため、将来的には幅広い層のユーザーが仮想通貨を利用していく未来を掲げていると語った。

コインベースは昨年5月にコインベース・カストディを発表したばかりであった。そのため仮想通貨市場が下落を続けた苦しい2018年の中でも1000億円相当の資金を集めるまでに至ったことは機関投資家から新たな資産クラスである仮想通貨に対する将来性が一定の評価を得ていることを示していることが窺える。

またコインベース社CEOのArmstrong氏が機関投資家だけではなく、一般投資家、また未だに投資できていない層までに仮想通貨を普及させたいと示した姿勢からは同社のスローガンである「オープンファイナンス」に対するビジョンが垣間見えた。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/16 水曜日
07:40
バリュークリエーション、1億円のビットコイン追加購入を決議
東証グロース上場のバリュークリエーションが4月14日、1億円のビットコイン追加購入を決議。3月に2億円の投資を完了済みで、4〜8月に3度目の購入を実施予定である。
07:30
大口投資家のビットコイン売却ペース鈍化も強気転換の兆し見られず CryptoQuant週間分析
CryptoQuantの最新レポートが明かすビットコイン市場の現状分析。大口投資家の売却は減少も積極的な買い戻しなく、マイナーの売却圧力増加。強気指数は2022年以来の低水準が続き、強気相場への転換兆候は見られない状況だ。
07:05
スウェーデン、議員からのBTC準備金創設の提案続く
スウェーデンで新たに議員がビットコイン準備金の創設を提案した。米トランプ政権などの事例をもとに、同国が準備金創設を検討しているか質問する書簡を財務相に送っている。
06:50
トランプファミリー、モノポリー風の仮想通貨関連ゲームを開発中 報道
トランプ大統領の一族が新たな仮想通貨事業として「モノポリー」に似た不動産ゲームを計画。モバイルゲーム「モノポリーGo!」に似た仕組みで、デジタル都市で建物を建設しながらゲーム内トークンを稼ぐ仕組みになるという。
06:05
米上場企業Janover、ソラナ保有数を30億円に倍増 株価は18倍高
米不動産テック企業Janoverが1050万ドル相当のソラナを追加購入し、総保有量を16万SOL超に拡大。マイクロストラテジー型の企業財務戦略導入で株価が4月に17倍高。
05:50
XRPがSECの現物ETF承認レースをリードか Kaiko分析
米SECの新委員長ポール・アトキンス就任を控え、XRPの市場流動性が急上昇。5月22日のグレースケールのXRP現物ETF審査期限など重要なマイルストーンを前に、仮想通貨ETF市場に新たな展開が期待される。
04/15 火曜日
18:56
JASRAC、楽曲情報管理システム「KENDRIX」がソニュームに対応
JASRACの楽曲情報管理システム「KENDRIX」がSoneiumへ移行し、ブロックチェーン技術を活用。音源の存在証明や著作権管理を簡素化し、音楽クリエイターを強力に支援する。
14:35
実物トレカ裏付けのNFTがメルカリNFTで取扱開始
トレカを裏付け資産にしたRWAトークンがメルカリNFTで取扱を開始した。暗号資産なしでも購入でき、初心者でも簡単にトレカ取引を始められる新たな選択肢だ。流動性の向上にも期待が高まっている。
13:40
著名投資家ダリオ氏が警告「景気後退よりも深刻な事態が起きる可能性」 解決策は?
世界的投資家のレイ・ダリオ氏が、トランプ政権の関税政策と世界的緊張が『景気後退よりも悪い』危機を招く可能性を警告している。現在の状況を1930年代に似ていると指摘。最悪の危機を回避するために、米国政府が取り組める解決策も示した。
13:10
イーサリアムのクジラ投資家、取引所に47億円相当のETHを送金 再び売却か
仮想通貨イーサリアムを大量に保有する大口投資家が、約47億円相当のETHを取引所クラーケンに送金した。1月に続く大量移動であり、売却する動きを示唆している。
12:24
回復基調のビットコイン、複数のアナリストが今後の相場展望示す
暴落から回復基調にあるビットコインについてアナリストの見解が割れている。Titan of Crypto氏は「強気相場への転換シグナル」、RookieXBT氏は「下降ウェッジの上抜け」を示唆する一方、Ali氏は「上昇ウェッジの下抜けリスク」を警告した。米中貿易戦争の影響下、市場はニュースフローに敏感に反応している。
12:00
今年8月開催、第3回「WebX 2025」の見どころ・過去開催のハイライトを一挙紹介
WebX 2025はアジア最大級のWeb3カンファレンス。著名スピーカー、150社の最新技術展示、海外ゲストとの交流が勢揃い。チケット特典や過去開催の見所も総合解説します。
11:30
トランプ政権高官、関税収入などでビットコイン追加購入を検討と発言
トランプ政権の高官ハインズ氏が、関税収入や金証書の再評価を通じた仮想通貨ビットコイン購入を検討中と発言。ルミス上院議員の「ビットコイン法2025」支持にも言及し、米国政府による積極的な仮想通貨戦略が明らかに。
10:35
クラーケン、株・ETF取引サービスを段階的に提供開始
仮想通貨取引所クラーケンは、米国市場に上場する株や株のETFに投資できるサービスを段階的に開始した。今後は米国以外にもサービスを拡大することを計画している。
10:15
世界初のソラナ現物ETF、カナダで今週上場へ ステーキング機能搭載
カナダ証券当局が世界初となる仮想通貨ソラナの現物ETFの上場を承認。ステーキング機能を備え、イーサリアムより高利回りの可能性も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
4/243:30

地区連銀景況報告(ベージュブック)

5/83:00

米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

5/1321:30

米消費者物価指数(CPI):25年4月結果

6/53:30

地区連銀景況報告(ベージュブック)

6/1121:30

米消費者物価指数(CPI):25年5月結果

6/193:00

米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

6/270:00

【CME】ビットコイン先物SQ

7/1521:30

米消費者物価指数(CPI):25年6月結果

新着指標
一覧
4/1721:15

欧州中央銀行(ECB)政策金利

4/189:00

Official Trump(TRUMP)トークンアンロック

4/189:00

Melania Meme(MELANIA)トークンアンロック

4/1817:00

【Deribit】オプションカットオフ

4/190:00

Bubblemaps(BMT)トークンアンロック

4/199:00

Pixels(PIXEL)トークンアンロック

4/209:00

Tribal Token(TRIBL)トークンアンロック

4/229:00

SPACE ID(ID)トークンアンロック