はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

週末相場はリップル(XRP)やイーサリアムなど全面高、ビットコインの上昇要因と注目点を考察|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコイン(BTC)の重要ライン1万ドル突破で、週末の仮想通貨市場は全面高に。リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)も循環物色された。今週末にG20を控える中、今後の展望と現相場の注目点を独自考察。

仮想通貨ビットコイン(BTC)市況

年初来高値を更新し続けるビットコイン(BTC)の躍進に伴い、6月8日には55.42%まで低下していたビットコインドミナンス(シェア率)が再上昇。24日時点で58.9%に達した。アルトドレイン現象が発生しつつ、ビットコインが120万円で上昇を一服すると、循環物色の思惑から、リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)も一時急騰する場面もあった。

コインチェックの大塚氏も指摘するように、coinlibのマネーフローを確認すると、相場上昇を後押ししているのは、テザー(USDT)と米ドルだ。

USDTを発行するテザー社は、香港基盤の大手仮想通貨交換所bitfinexとの関係性も強く、中国や香港マネーの資金避難先として流れ込んでいると見る向きも強い。

今週末の28.29日にはG20首脳会議と米中首脳会談が予定されているが、世界経済の不安要因となっている両国の「通商交渉」では、ソフトランディングするための解決の糸口が見えておらず、世界経済の先行き懸念を増幅。昨今の中東情勢不安や米金利低下も、「円高・ドル安」に拍車をかける要因となっており、ヘッジの一環でゴールド及び仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格高騰につながっているものと思われる。(詳細は以下の記事で解説)

ゴールドの価格急騰と、1万ドルを突破したビットコイン(BTC)高騰が示すもの
米NY先物市場でゴールドが急騰、2013年以来の高値を記録した。デジタル・ゴールドと呼称されるビットコイン(BTC)もついに最大の心理的節目の1万ドルを突破した。その背景には何があるのか。

また、28(金)〜29日(土)かけて大阪で開催されるG20にて、20カ国・地域(G20)首脳会議にて、暗号資産(仮想通貨)に関する規制面の在り方についても議論される見通しであることが分かった。

背景には、米フェイスブックが発表した独自仮想通貨リブラを巡る、国際金融市場の強い警戒感がある。FATFのガイダンス対応で、各国の仮想通貨関連業界の代表も大阪に集い、「V20」も同時開催されるため、株や為替トレーダーだけでなく、仮想通貨投資家にとっても抑えておきたい重要スケジュールと言えるだろう。(詳細は以下の記事で解説)

28日開催のG20首脳会議、仮想通貨も議論か|フェイスブック発表のリブラに強い危機感
28.29日に開催のG20にて、仮想通貨に関する規制面についても議論される見通しであることが分かった。背景には、米フェイスブックが発表した独自仮想通貨リブラを巡る、国際金融市場の強い警戒感がある。

ビットコインテクニカル分析

ビットコイン(BTC)は先週末、心理的節目の1万ドル(107.5万円)を突破して大幅続伸。

22日に120万円で跳ね返されてからはレンジ内で推移。朝方に上抜けチャレンジ失敗で7万円幅急落するも、4日ぶりに追い付いた時間足一目雲(下図)に沿うようにして上昇しており、下値を切り上げる形で4万円ほど再上昇(19:30時点)を見せている。

時間足の一目雲

証拠金倍率(レバレッジ)の4倍規制に加え、定着しつつある「SFD:0.25%」の徴収を嫌い、国内最大手取引所bitFlyerの出来高が激減するなか、ダブルトップを付けた120万円をブレイク出来るかどうかが最大の関心事となる。

SFDとは、BTC現物とBTCFXの価格乖離を抑制するために導入され、価格乖離5.0%以上で発動する仕組みであるが、上げ相場でロングポジションからのエントリーを躊躇せざるを得ないため、国内取引所のユーザビリティ急低下から、BitMEXなどハイレバレッジ取引が可能な海外取引所への資金流出も懸念されている。

なお、直近最高値の120万円を上放れした場合に次のターゲットなるのは、コインポスト所属のクリプトキツネが最新の仮想通貨市況での考察を参考にされたい。

上昇トレンドがこのまま継続する場合、次のターゲット価格は2018年1月28日や同年2月21日、同年3月5日にたびたび意識された「124.3万円〜128.8万円」の水平ボックスであろう。ビットコイン版インプライド・ボラティリティ指数であるLXVXから逆算した、週間上限も128万円付近に相当するため、この価格水準はかなり重くなると推測される。

(クリプトキツネ)

一方で、3度目のアタックも実らずにレンジ下限まで下落した場合は、保ち合いの収束点まで揉み合う可能性が高まることになり、まずは②や③のラインで反発できるかどうかが肝となるだろう。ここを明確に割り込んだ場合は、1万ドル(107.4万円)付近(④)までの下落余地が生まれそうだ。

俯瞰して見た場合、以前より引いていたライン(青点線/チャネル上辺)が直近レンジの上限(⑤)/下限(⑥)に位置しており、特に75EMA付近にもあるチャネル帯は、今後も下値支持線として機能する可能性がある。

いずれにしても、上昇ペースの速さからこの辺で一旦調整するか、しばらく揉み合った方が、中・長期で健全な上昇が見込めるものと考えられる。なお、BitMEXのファンディングレートは、24日5:00にロング払い0.296%まで高騰していた。(25日5:00は0.085%)

CoinPostの関連記事

ビットコイン価格今後のターゲットは「1000万円」|相場急落を予測した投資アナリストが予想
海外の大物投資アナリストPeter Brandt氏が今後のビットコイン価格のターゲットとして「10万ドル」(約1070万円)を掲げた。同氏は昨年末の相場急落を事前に予測したことや45年の投資歴などから高い定評を得ている。
ビットコインなど仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす「半減期」とは、過去の事例から独自考察
仮想通貨市場に大きな影響を及ぼすビットコイン(BTC)などの半減期が、相場に意外な影響を与えることも明らかに。ライトコイン半減期など、過去の値動きから可能性とリスクについて詳しく解説。

免責事項

当ページは、仮想通貨の信憑性・正確性を保証するものではありません。

掲載されている内容やリンク先、サービス等、または投資情報からの不利益や損害については、当サイトでは一切の責任を負いかねます。投資する際は、ご自身の判断の元、自己責任でお願い致します。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/09 木曜日
15:45
ブータン政府、約36億円分BTCを移動 売却実績アドレスへの送金も確認=Onchain Lens
ブータン政府が319.7BTCを2ウォレットへ移動。OKXやギャラクシー・デジタルへの売却実績があるアドレスへの送金が確認され、2026年の累計売却額は1.5億ドルを超えた。
14:41
ドージコイン財団の事業会社とナスダック上場企業が合併承認
ナスダック上場のブラグ・ハウスがドージコイン財団の事業会社ハウス・オブ・ドージとの合併を株主総会で可決。賛成率98%超。合併完了には引き続き所定の手続きが必要。
13:45
ビットコイン、弱気市場で反発も確信に欠ける状況続く=Glassnode分析
オンチェーン分析大手Glassnodeの今週のレポートによると、ビットコインは急落後に安定化しつつあるものの、現物・先物市場の取引量は低迷し、需要の厚みが不足している。ETF資金流入の小幅回復やボラティリティ低下の一方、市場参加者の確信度は依然として弱く、本格的な上昇トレンドの形成には至っていないと総括した。
13:30
カンゴ、2000BTCを売却 ビットコイン採掘で「リーン・モデル」へ移行
ビットコインマイニング企業カンゴが2,000BTCを売却した。効率化し採掘コストを削減するリーンモデルへ移行し、AI・エネルギー事業への転換を加速させる。
12:08
トム・リー、「市場は底打ち」と見解 仮想通貨・マグ7に強気姿勢
ファンドストラット共同創業者のトム・リー氏がCNBCで株式市場の底打ちを宣言。仮想通貨・マグ7・イーサリアムに強気見通しを示した。
11:30
自律型AIエージェント向けのリスク基準「ARS」提唱、スマートコントラクトへの応用も
自律稼働するAIエージェントの金融リスクを管理する新たな枠組み「Agentic Risk Standard(ARS)」に関する学術論文が公開された。タスクごとにエスクローと引受契約を分類し、ユーザーの資金損失を防ぐ仕組みを提案。
10:45
「ステーブルコイン取引量は2035年までに最大23京円に」、2つのマクロ要因をチェイナリシスが分析
チェイナリシスが2035年のステーブルコイン取引量を最大1,500兆ドルとする予測を発表した。現在の成長ペースに加え、2つのマクロ要因が促進すると解説している。
10:44
UBSら6行、スイスフラン建てステーブルコインのサンドボックス実験を開始
UBSら6行とスイス・ステーブルコインAGが、スイスフラン建て仮想通貨のサンドボックス実験を2026年中に実施すると発表。規制準拠のデジタルマネー基盤の構築を目指す。
10:00
サークル、銀行向けUSDC決済サービスを発表 仮想通貨インフラ管理なしで利用可能に
サークルが8日に「CPN Managed Payments」を発表。銀行や決済事業者が仮想通貨インフラを保有・管理せずにUSDC決済が可能になる。20以上のブロックチェーン対応で、金融機関の採用加速が見込まれる。
09:15
米FinCEN、決済用ステーブルコイン発行体に金融機関水準のAML義務付けへ
米国財務省傘下のFinCENとOFACが、ステーブルコインに対する新たな共同規則案を発表。ジーニアス法に基づく不正資金対策として、発行体にマネーロンダリング対策と制裁遵守プログラムの導入を義務付ける方針だ。
08:59
北朝鮮ITワーカーの内部決済サーバーが流出、月100万ドル規模の不正スキームが判明=ZachXBT
ブロックチェーン調査員ZachXBTが北朝鮮の内部決済サーバー流出データを分析。390口座・チャットログから月100万ドル規模の偽造身元・仮想通貨換金スキームが明らかに。
08:36
ビットコインATM大手Bitcoin Depotにサイバー攻撃、6億円弱相当のBTCが不正流出
米BTCATMのBitcoin Depotがサイバー攻撃を受け、2026年3月23日に約51BTCが不正流出したとSECへ開示。顧客データへの影響はなく、調査を継続中。
08:10
ビットコインへの量子脅威は「管理可能」 バーンスタイン、3~5年の移行期間を提示
投資銀行バーンスタインが8日、ビットコインの量子コンピュータ脅威は「存亡の危機」ではなく、3~5年の段階的アップグレード周期であると分析。古いウォレットの170万BTC以外は対応可能だと指摘。
07:15
『預金流出論』をデータで反証 米ホワイトハウス、ステーブルコイン利回り禁止に否定的見解 
米ホワイトハウス大統領経済諮問委員会が8日にステーブルコインの利回り付与に関するレポートを公開。銀行業界が警告する大規模な預金流出リスクを否定し、利回り禁止措置が銀行融資の保護には事実上寄与しないとの定量分析を公表した。
06:45
イーサリアム財団が17億円相当ETHをステーブルコインに変換、エコシステム助成金など調達
イーサリアム財団が8日、CoWSwapのTWAP機能を使用して5000ETHをステーブルコインに売却すると発表した。市場への売り圧力を最小化しながら、R&D資金とエコシステム助成金を調達する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧