CoinPostで今最も読まれています

ライトニングビットコイン(Lightning Bitcoin)とは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインハードフォーク銘柄続出
ビットコインハードフォークが相次ぎ、ビットコイン所有者は少しうんざりしているかもしれませんが、その中でも価値を持つ可能性のある通貨の内容は知っておく必要があります。
ライトニングビットコインの特性
目的は取引処理の迅速化です。具体的な目標はブロックサイズ2MBを維持し処理時間3秒に短縮、毎秒千から一万の取引処理ですが、これが可能になるのは数年先の話だと著者は指摘します。

【ビットコインから派生するハードフォーク通貨】

ハードフォークブロック数:#499999

ハードフォーク予定日時:2017/12/23予定(ブロック数に依存する)

ビットコインのハードフォークにはうんざりな方が多いと思います。

過去数週間に金銭的利益のためにビットコインを乱用する事例をたくさん見てきました。

しかしこれらの要素がライトニングビットコインチームを止めることはないようです。

ライトニングビットコインは新しい形のビットコインですが、特別ビットコインやビットコインキャッシュを脅かす存在となる訳でもないようです。

もうじき導入されるライトニングビットコイン

今後数年どのくらいの数のビットコインフォークが市場に登場するか関心をひきます。

驚くことに、フォーク通貨のための市場は実際に存在しますが、ほとんどの方がビットコインの代わりを見つけることは容易ではないと言います

多くのフォークが五年前のように仮想通貨界のイメージを悪くする可能性があります。

ライトニングビットコインは一見魅力的に思えますが、手に負えなくなる現実が目に見えます。

ライトニングビットコインの主なセールスポイントはビットコイン迅速化です。

ブロックサイズ2MBを維持し、処理時間3秒を達成します。

数か月前の8MBブロックのフォークと比較するとペースの変化は興味深いです。

目的は毎秒千から一万の取引を処理することで、もちろんこれを達成すればビットコイン系コインとしては記録的進化となります。

結局のところ、毎秒取引できる数は限られるため、これはビットコインの一番大きな欠点です。

ライトニングビットコインはDPoS認証メカニズム(投票と簿記権を分散するシステム)を利用してこれを解決する予定です。

ウェブサイトによると、『利用者はトークンを所有する限り真の自立性を獲得できる』そうですが、同時に、この認証システムはそもそも完璧なですセンサスモデルが存在しないためライトニングビットコインの裏目に出る可能性もあります。

このトークンはビットコイン保持者に1:1の比率で配当されます。

その上に、ライトニングビットコインはスマートコントラクト対応が備わり、利用者独自の仮想通貨発行を可能にします。

これによりイーサリアムとの競争はさらに激しくなりますが、そもそも現在も今後もなぜ利用者がLBTCエコシステムでトークン発行するかは謎のままです。

さらにこのコインはプライバシー強化のためにzero-knowledge proofとクロスチェーンアトミックスワップを融合し、エコシステム内でdApp開発にも対応しています。

これらは面白い機能のコンボですが、ビットコインコミュニティの人気を得ることはできないでしょう。

コインの目的はビットコインネットワークのブロック数が499,999に達成したとき、新しい通貨を発行することです。

これは次週始動予定のメインネットを踏まえ、今後数週間で実装するでしょう。

スマートコントラクト実装は来年第3四半期まで行われませんが、目標の10,000TPS(毎秒処理取引数)は2019年までは達成できないでしょう。

これは正式なロードマップに見えますが、LBTCの価値は主に憶測によって決まるだけでしょう。

ビットコインやコンセンサスアルゴリズムや他のハードフォーク以外に、この新しいネットワークを設定する物はありません。

この新しいコインは初日からいくつかの取引所で交換されるでしょう。

主にCEX、Gate.io、BTCCや他のアルトコイン対応交換所です。

当たり前ですが、現時点でライトニングビットコインなどのフォークに向けてビットコインを保持する必要があります。

ライトニングビットコインが最後のフォークではないでしょう。それだけは確かです。

What Is Lightning Bitcoin?

JP Buntinx November 30, 2017

参考記事はこちらから

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/09 水曜日
16:43
博報堂、OpenAI創設者関与のTools for Humanityと提携
博報堂がOpenAI創設者関与のWorldcoinの中核企業Tools for Humanityと提携。AI時代の個人認証システム「World ID」の日本展開を加速。虹彩スキャンによる認証技術で、AIと人間の共存社会実現を目指す。
15:00
HBOのサトシ・ナカモト推測に批判の声 証拠・調査不足を指摘
ビットコイン発明者サトシ・ナカモトの正体に迫るドキュメンタリーが公開。ある人物をサトシだと推定したが、本人は否定している。
12:59
ブラックロック「仮想通貨の普及速度はインターネットや携帯電話を凌駕している」
ブラックロックのテーマ別投資幹部が仮想通貨の普及は過去の主要技術より迅速に進んでいると指摘。経済のデジタル化、公的機関への不信、人口動態の変化、インフラの成熟を要因として挙げた。
12:15
Crypto.com、米SECを提訴 ルール策定が非合法だと批判
仮想通貨取引所Crypto.comがSECを提訴した。トークンの証券性判断における恣意性と越権行為を批判し、明確なルール策定を要求している。
10:55
金融庁、アンホステッド・ウォレット向けサービス事業者を暗号資産交換業から除外
金融庁がアンホステッド・ウォレット関連サービスを暗号資産交換業から除外した。グレーゾーン解消制度の初適用事例としても注目される。
10:00
Sui創設者が語る、ゲーム機開発や今後の目標
仮想通貨・ブロックチェーンSuiのCEOに独自取材を実施。DeFiやNFTのエコシステムの状況、ポータブルゲーム機SuiPlay0x1の開発、今後の目標などについて質問した。
09:32
XRP現物ETF、米SECにCanary Capitalが申請
豪仮想通貨投資企業Canary Capitalは、XRP現物ETFの申請書を米SECに提出。投資家の間で、ビットコインとイーサリアム以外の銘柄への需要が高まっているようだ。
09:30
SCB銀、BTC・ETH・SOLの相場を分析
SCB銀のアナリストは、米大統領選でトランプ氏勝利の場合、仮想通貨ソラナの価格が2025年末までに5倍の水準に上昇する可能性があるとの見方を示した。ビットコインとイーサリアムについても分析している。
10/08 火曜日
19:40
金価格と連動する仮想通貨ジパングコイン 買い方からレンディングまで解説
金価格と連動する仮想通貨ジパングコイン(ZPG)の特徴と魅力を解説。購入方法からSBI VCトレードでのレンディングまで詳しく紹介。安定性と高利回りを兼ね備えた新しい金投資の形を探ります。
16:00
ビットコインETF、2億3500万ドルの資金流入 フィデリティがけん引
米国のビットコインETF(上場投資信託)市場は7日、12種類全体で2億3500万ドル(348億円)の純流入を記録。2営業日連続の流入超過となった。大半はフィデリティが運用するF…
14:00
仮想通貨スイ(SUI)2ドル超え最高値に迫る 価格上昇の材料は
仮想通貨Sui(スイ)が急成長している。価格2ドル超えで最高値に迫り、日次取引数がソラナを上回った。DeFiのTVLではトップ7にランクインする躍進ぶりだ。
13:10
サトシ・ナカモト候補者の愛猫ミームコイン誕生 ビットコイン発明者の正体に注目集まる
HBOドキュメンタリーの公開を前に、サトシ・ナカモト候補であるレン・ササマン氏の愛猫をモチーフにしたミームコインが登場した。
11:05
ソラナプロジェクトへの投資需要が堅調推移、3Q(7ー9月)に250億円以上調達
仮想通貨ソラナエコシステムへの投資が2024年第3四半期に急増し、250億円以上を調達。FTX崩壊後の回復を示し、大型プロジェクトもソラナに移行中。
10:45
バイナンス、仮想通貨ウォレット凍結に慎重姿勢
仮想通貨取引所バイナンスは、対象のパレスチナ人のウォレットを凍結して欲しいというイスラエル軍の要請に対し、86%を凍結しなかったことがわかった。金融調査部門のトップが事情を説明している。
09:35
中国株大幅上昇、仮想通貨からの資金移動加速か 政府の景気刺激策受け=報道
中国政府の景気刺激策を受け、一部の中国人投資家が仮想通貨から株式市場へ資金を移動している可能性。USDTの取引価格にディスカウントの傾向が見られる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア