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保有量は2,100BTCに
メタプラネットは、17日以降3日間で68.59BTCを新たに購入し、ビットコイン保有量が2,100BTCに達したと発表した。この保有量はビットコインの総供給量の0.01%に相当する。
今回の追加購入は1BTCあたり約1,452万円、総額約9億9,600万円で実施された。同社は17日に269.43BTCを1BTCあたり約1,485万円(総額40億円)で購入したばかりだった。わずか3日間での追加購入により、同社の累計投資額は258億6,900万円に膨らんでいる。
メタプラネットは2025年1月に発表した「ビットコイン計画」において、2025年末までに10,000BTC、2026年末までに21,000BTCの保有を目標として掲げている。今回の購入により、同社の平均取得価格は1BTCあたり約1,231万円となった。
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資金調達の更新
サイモン・ゲロヴィッチCEOの下、同社はビットコイントレジャリー事業を本格化させており、2024年12月には正式な事業部門として確立した。
同社が重視する経営指標である「BTCイールド」は、2024年第4四半期(10-12月)に309.8%を記録。2025年第1四半期(1-2月20日)は18.0%となっている。これは、ビットコイン保有総額と完全希薄化発行済株式数の比率を示す指標だ。
資金調達面では、18-19日にかけてEVO FUNDによる第13回新株予約権の一部行使が実施され、500,000株(行使価額約6,035円)の新株が発行された。この資金調達と今回のビットコイン購入は密接に関連しているとみられる。同社は今後も新株予約権の行使を通じた資金調達とビットコイン購入を継続する方針だ。