CoinPostで今最も読まれています

DASHがジンバブエの公式デジタル通貨を目指し本格始動

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Dashと他のデジタル通貨の違い
Dashはデジタル通貨界初の試みに挑戦しています。
Dashのジンバブエ展開
KuvaCashと手を組んでジンバブエのハイパーインフレーション恐慌の解決を考えています。
Dashの今後
ジンバブエでのソリューションが成功すれば他のデジタル通貨を超える可能性があります。

ビットコインの価値が最近数週間で数倍になり、時価総額上位のデジタル通貨ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、 Litecoin(ライトコイン)などに主要アルトコインにも注目が集まっています。

Litecoinが$60(約6800円)から$100(約11350円)まで価値を上げた同じ11月に、Dash(ダッシュ)の価値も3倍になりました。

現在ではさらに上昇を記録し、LTCと共に時価総額上位10位に君臨しています。

Dashが他のどのデジタル通貨も行なっていないことに挑戦

2017年11月より、3万円ほどで付近で安定していた、Dashが10万円辺りで推移するまで成長しました。

さらにDashはその期間、一度も著しい価格の下落を起こしていません。

代わりに、Dashはデジタル通貨界では前代未聞とも言えることをしました。

それは実社会で使われるデジタル通貨及び決済方法として、将来の採用へ向けてプロジェクトに直接投資をすることです。

Dashがジンバブエの公式デジタル通貨を目指す

2017年、ETHの価値が上がったのはETHブロックチェーンが安定したプラットフォームと容易なICO投資を提供したからです。

その間ビットコインの価値は純粋な投資意欲により急騰し続けました。

そしてLitecoinやBCHのようなアルトコインはビットコインの付加援助または市場や性能の優勢としての代替通貨を存在意義としています。

しかしながらDashは標準デジタル通貨成長モデルと競争しようともしていません。

その代わり11月27日、Dashはジンバブエの決済サービスKuvaCashとの共同決済システムに$550,000(約6240万円)投資しました

これにより2018年にはジンバブエでSMSが送信可能な携帯電話を所持する人はDashの暗号通貨及び即時決済が利用できるようになります。

Dashがなぜビットコインよりもデジタル通貨理想に忠実であり続けているのか

約20年のハイパーインフレーションにより、ジンバブエには自国通貨がないといっても過言では無い状態にあります。

代わりに、銀行口座を所持している人に仮国債紙幣として銀行預金が支払われています。

しかし、ほとんどの人は優勢な闇市場で売買をしており、そこでは携帯電話プリペイドカード外貨コイン、またお菓子などがを利用され商品の売買を行なっている。

DashはKuvaCash(両替及び送金のライセンス取得は目前)と協力することでジンバブエのハイパーインフレーション恐慌を解決するデジタル通貨ソリューションを提供しようと考えています。

これが成功すれば初めての民族国家支持デジタル通貨経済を起こすことになるかもしれません。

ジンバブエ、決済通貨にビットコインを使用せざるを得ない理由とは
ハイパーインフレを起こしているジンバブエはUSドルに依存し続けることは困難で、政府に操作されないビットコインへ市民が移行しだし価格がなんと80万円となっている状況。

Dashは2018年にはETHの時価総額を超える可能性すら秘めている

言うまでもなく、Dashが実社会不換通貨恐慌及び経済問題へのブロックチェーンソリューションを提供したことにより、かなりの投資意欲がそそられています。

その上Dashが現在実社会への応用が可能な唯一の分散化デジタル通貨ブロックチェーンであるため、これらの投資意欲を快適に集めることができます。

Dashは最終的に1秒に数千もの取引の処理を目標とした多年単位の計画をもつため、実社会展開が可能な唯一のデジタル通貨です。

さらに、Dashはジンバブエへの展開によってユース・ケースを自主的に立証した初めてのアルトコインとなりました。

ETH、Litecoin、及びビットコインについては未だそのような実社会ユース・ケースの立証はされていません。

残る問題はDashがジンバブエ経済の復興に成功するかどうかです。そして成功した場合、Dashはビットコインや他の大手デジタル通貨に対してどのような立ち位置になるのでしょう。

Dash(DASH) – Trebling in Value & Making Waves in Africa

Dec. 11, 2017 by Techno Rajji

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア