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poloniex(ポロニエックス)の使い方

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の入出金、売買方法の解説
英語が分からなくても問題ありません。画像付きで解説します。
間違えやすい例の紹介
間違った送金方法を行ってしまうと送った通貨が消えてしまう場合がありますので注意が必要です。
マージン取引やレンディング
レバレッジやレンディング利息についても詳しく解説します。
目次
  1. 仮想通貨の入金と出金について
  2. 仮想通貨の売買について
  3. マージン取引について
  4. レンディングについて

仮想通貨の入金と出金

入金はサイトの右上のメニュー「BALANCE」の「DEPOSITS&WITHDRAWALS」から行うことが出来ます。公式サイトリンク

DEPOSITS&WITHDRAWALSには通貨が一覧で表示されています。さまざまな仮想通貨がありますが、今回は一般的なBTC(ビットコイン)を例にします。BTCの「Deposit」をクリックすると、入金用のアドレスが表示されます。このアドレス宛にビットコインを送金すれば入金が完了します。「Show QR Code」を押すと入金用アドレスのQRコードが出るので、Jaxx等のアプリから送金する場合はアドレスを間違えないようにQRコードを読み込むことをお勧めします。

※イーサリアムの入金用アドレスにビットコインを送るなど、間違った送金方法を行ってしまうと送った通貨が消えてしまう場合があります。何度か確認して間違いがないか確かめましょう。

ここで慣れていない方がよく間違えてしまうケースを紹介します。仮想通貨ごとにアドレス以外の固有の入力項目がある場合が存在します。今回はXEM(ネム)を例にあげます。「Deposit」を押すと上記のビットコインと同じような画面になります。

赤下線部に「Your NEM Massage」と書かれています。つまりこれはネムのアドレスではないのです。間違えて送金してしまうと通貨が消えてしまいます。

アドレスを表示させるには「Deposit Adress」をクリックしましょう。

するとビットコインと同じように下にアドレスが表示されます。必ずこちらのアドレスに送金するようにしてください。アドレス以外の仮想通貨ごとの固有の入力項目(今回のネムの例ではmessage)もしっかり記入しましょう。他にもいくつかこういった表示形式の仮想通貨がありますので、やはり何度か確認してから作業を完了させましょう。

ちなみに送金に関しても、メニュー「BALANCE」の「DEPOSITS&WITHDRAWALS」から行うことが出来ます。

※Transaction Fee=送金手数料

送金先のアドレスと金額を記入し、「Withdraw」を押します。

まだ送金の作業は残っています。「Withdraw」を押した後、登録したメールアドレスに出金手続きの確認メールが届きます。こちらのメールにて出金手続きを完了しなければ、Poloniexから送金先アドレスへ出金されないので、この作業を忘れないように気を付けて下さい。

ちなみに、送金が反映されるには時間がかかる場合もあります。

仮想通貨の売買について

仮想通貨の売買はまず左上のメニューの「EXCHANGE」を押します。

すると上の画面のようなFXや株と同じようなチャートが表示されます。現在はイーサリアム(ETH)/BTCのチャートですね。他の仮想通貨のチャートに切り替えるにはチャートの右にある「MARKETS」から操作できます。

Coin 仮想通貨の略称、単位
Price BTC換算のレート(ETH、XMR、USDTにも変更可能)
Volume 直近24時間のBTC換算の取引量(ETH、XMR、USDTにも変更可能)
Change 直近24時間のプラスマイナス

PriceからNameそれぞれ昇順降順に並び替える事が出来ます。最初はBTC建ての画面が表示されていますが、画像の赤枠でETH、XMR、USDT建ての画面に変更可能です。なお、BTC以外では売買出来ない仮想通貨が大半ですので注意が必要です。

さて、チャートの下の「BUY」と「SELL」からいよいよ仮想通貨の売買に入ることが出来ます。

「Price」には自動的にレートが入力されていますが、安く買いたいor高く売りたいのであればチャートを見ながら自分でレートを入力し、このレートで買いたいor売りたいという注文を出すことをおすすめします。チャートの下には「SELL ORDERS」と「BUY ORDERS」、つまりは他の人の注文履歴が見えるのでそこも参考にするべきでしょう。その後「Amount」に買いたい仮想通貨の量を入力すると「Total」に合計金額が表示されます。

「Fee」は手数料の事で、0.15/0.25%と表示されているのは左がMaker(注文者)、右がTaker(注文者から買う人)の手数料です。この手数料についてはpoloniex(ポロニエックス)とは?に詳しく掲載してあります。

「BUY」or「SELL」で注文を出すと、同じ値段で注文している人と取引することが出来ます。その値段の注文がまだないのであれば待機することになります。ちなみに注文さえ出しておけば自動で売買されますが、「MY OPEN ORDERS」の「Cancel」を押すことで取り消しすることも出来ます。このように、相場をチェックして注文価格を調整するのも簡単なので英語が分からなくてもすぐに慣れるでしょう。

マージン取引について

poloniexでは通常の現物取引に加えてレバレッジをかけてのマージン取引ができます。

    1.「TRANSFER BALANCES」をクリックし、マージンアカウントに仮想通貨を移す 2.「MARGIN TRADING」をクリックし、マージン取引したい通貨ペアを選ぶ 3.BUYかSELLかを選び取引開始
借り入れ相手 P2P(個人端末同士)※poloniexではない
レバレッジ 2.5倍
取引通貨 BTC建取引のみ

マージン取引は、借入資金で行う取引ですが、取引はPoloniexから現物を貸し出すのではなくP2P(個人端末同士)で行い、レバレッジは2.5倍、BTC建の取引のみといった特徴があります。 通常取引と異なって分かりにくい注意点として、ローンレート(Loan rate)の設定が必要です。ローンレートとは、他のユーザーからどのくらいの金利で借りるかの許容値です。

上の画像では2%となっていますが、ローンレートは自分で設定可能です。

ローン期間は2日ですので、2日以上オーダーを置いたままにすると設定金利よりも高くなる可能性があります。指定した金利以下の提供者がいない場合、マージンオーダーの代わりにトリガーオーダーが行われます。 取引が成立せず、オーダーブックに登録されたまま取引待ちになっている場合でも利子が発生してしまうので注意が必要です。

レンディングについて

上記したPoloniexのマージン機能を使っているトレーダーに通貨を貸し、利息を受け取ることが出来るレンディング機能があります。

  • 期間は最大2日
  • 期間を過ぎると利息付きで返却される
  • 利息の15%がPoloniexの手数料として引かれる
  • 全通貨でレンディングが可能
  • レートは各通貨毎に日毎で変動

BOTによるレンディングの自動化

レンディングは手動でオファーを行いますが、取引所が提供するAPI(自分が作成した外部プログラムを取引所のプログラムと連携させる)を使用し、自動でオファーを行うことのできるBOTが存在します。poloniexのレンティングBOTにはbitseederとPoloniex Lending BOTがあります。

bitseeder PoloniexLendingBOT
手数料 8% 10%
言語 日本語 英語
登録方法 Facebook twitter Google 独自アカウント

自動化によるメリットを説明します。レンディングをマージントレーダーにオファーすると金利が1日単位でかかりますが、もしマージントレーダーが利益を得てすぐ返却したとしましょう。数時間で返却された事を数日後に確認した場合、手動の場合当然何日もの間レンディングを行われていません。レンディングBOTによりこの無駄を省くことで、効率的に利益を得ることが出来ます。

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