はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所 Bittrex(ビットトレックス)とは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

bittrex(ビットトレックス)は、アメリカにある仮想通貨取引所です。2014年に設立され、マイナーな仮想通貨を取引するのに最適な取引所です。

bittrexには2つのメリットがあります。

アルトコインの取り扱い数約200種類(※2017年7月現在)
同じアメリカの取引所であるpoloniex(ポロニエックス)と比べても約3倍の取り扱い仮想通貨数を誇ります。
新規上場の仮想通貨が多く取引出来る
ICOを終えたばかりの仮想通貨が上場するので、その結果更に取り扱い仮想通貨数を増やしています。
目次
  1. 概要
  2. 取り扱い仮想通貨
  3. 登録/口座開設の方法
  4. 手数料について
  5. 機能面
  6. アプリ版bittrexについて
  7. まとめ

Bittrex(ビットトレックス)の概要

公式 公式サイトリンク
会社名 Bittrex.LLC
設立 2014年
Founder and CEO Bill Shihara
本社所在地 Las Vegas, NV 89148,USA

200種類程の仮想通貨を扱うbittrexはアメリカでも大手の取引所です。

取引量はpoloniexに劣りますが、時価総額10億円以下の低時価総額仮想通貨が多く、新規上場の仮想通貨やマイナーな仮想通貨に興味を持ったのであれば、間違いなく利用するべきサイトです。poloniexと同じく日本国内で利用している方も多いです。

poloniexではビットコイン建て以外ではかなり少ない種類の仮想通貨としか取引が出来ませんが、bittrexではイーサリアム建てでも100種類近い仮想通貨の取引が可能です。

しかし基軸通貨(日本円やドル)での取引は出来ないので、基本的には最初にビットコインをbitFlyerやcoincheck等といった日本円を扱う販売所や取引所でBTCを入手し、そこからbittrexのウォレットに送金し、アルトコインを手に入れる、という手順が必要になります。

  • 日本円入金は不可
  • 法定通貨(フィアット)ではなく仮想通貨同士の取引
  • BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDT(テザー)で他の通貨を購入

主な注意点としては上の3点です。

更に、取り扱い仮想通貨数が多いことによる一種のデメリットとして、上場したまま開発が止まっていたり開発をしている振りをする詐欺コインや、プロジェクトに技術的新規性がない、もしくは技術的に実現が限りなく困難である草コイン、シットコインと呼ばれるものも多数存在します。

興味を持った仮想通貨の銘柄について詳しく調べ、慎重に判断して取引すべきでしょう。

取扱い仮想通貨

その数は約200種類にも上り、ICOを終えたばかりの仮想通貨が上場するので多くの方々が聞いたこともないような通貨を多く取り扱っています。

詳しくはこちら↓

登録/口座開設の方法

アメリカの取引所であるbittrexは日本語に対応していませんが、poloniexと同じように登録/口座開設の方法は簡単です。

ちなみに、アカウントタイプが三段階(new→basic→enhanced)が存在し、newからbasicへと変えることでことで出金上限を上げることが出来ます(2段階認証の設定も求められます)。newでは1日1BTC(ビットコイン)まで出金が可能で、basicでは1日3BTCまで、enhancedでは100BTCまでです。多額の投資をする方にはenhancedがお勧めです。

なお国内取引所と違い、アカウントタイプnewまでならば本人確認書類(運転免許証やパスポート)なしで取引が出来ます。

詳しくはこちら↓

手数料について

全ての取引で0.25%の手数料がかかります。これは公式ページの「Help」>「Fees」のページに記載してあります。

機能面

ここではbittrexの取引方法について概要を述べていきます。基本的な入出金や売買以外に特殊な取引はありません。

取引方法について詳しくはこちら↓

仮想通貨の入出金について

ウォレットに入金する前に2段階認証の設定をおすすめします。

なお上記した通り、日本円入金は不可です。よって、ビットコイン、イーサリアム、テザーで他の通貨を購入していくことになります。多くの方はビットコインを入金してその後アルトコインを購入するという流れになるでしょう。

poloniexと違い、bittrexではイーサリアム建てでも100種類近い仮想通貨の取引が可能なのでイーサリアムの取引目的での入金も良いかもしれません。

入出金はサイトの右上のメニュー「Wallet」から行うことが出来ます。

仮想通貨の売買について

取り扱い仮想通貨数が多い(約200種類)ので、興味を持った仮想通貨の銘柄について詳しく調べ、慎重に判断して取引すべきでしょう。

bittrexのホーム左上の「B Markets」から、「ETH」を押すと下のような画面に移ります。

LAST 取引が行われた最新レート
Bitcoin VOL ビットコイン換算のETH取引量
BID ETHを買いたい人の最高値
ASK ETHを売りたい人の最高値
24H HIGH 24時間以内での最高値
24H LOW 24時間以内での最安値

このチャート画面から売買を行うことが出来ます。

アプリ版Bittrexについて

TraderBit for Bittrexというアプリがあります。無料でチャートを見ることも仮想通貨の売買も出来ますが、入出金は出来ません。課金することで広告を消すことが出来ます。

ただ、公式ではなく個人で作られたアプリですので、正直に言ってあまりおすすめ出来ません。使っている方もかなり少ないでしょう。

それでも使ってみたいという方はこちらからどうぞ↓

TraderBit for Bittrex
TraderBit for Bittrex
開発元:bruno heitz
無料
posted with アプリーチ

まとめ

bittrexは様々なアルトコイン、特に他の取引所では扱ってないような仮想通貨が多いです。

国内で最も取り扱いアルトコイン数が多い取引所であるcoincheckにないアルトコインを購入したいという方がpoloniexに興味を持ち、その後poloniexにないアルトコインを購入するためにbittrexに興味を持つ、といった流れが多いのではないでしょうか。

bittrexの圧倒的なアルトコイン取り扱い数は確かに魅力的です。しかし、調べることをせず、もしくは情報が殆どないマイナーな仮想通貨を持つことはその分リスクを背負うことにもなります。この事を念頭に置いて、上手にbittrexを活用しましょう。

仮想通貨FX向けアプリ【ビットレ君】

相場が動いたらアプリでその場で決済。安心・操作性で選ぶならGMOインターネットグループのビットレ君

詳細はこちら

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧