- 金融庁が本日コインチェックに立入検査
- 顧客の補償に充てる資金が十分にあるのかなど会社の財務内容を早急に調べる必要があるとして、金融庁は2日(金曜日)午前8時前に東京・渋谷区にあるコインチェックの本社に立ち入り検査に入りました。
NHK NEWS WEBによると、XEMのハッキング問題から1週間、未だ資金の返還に関する詳しい内容の開示はない中で、顧客の補償に充てる資金が十分にあるのかなど会社の財務内容を早急に調べる必要があるとして、金融庁は2日(金曜日)午前8時前に東京・渋谷区にあるコインチェックの本社に立ち入り検査に入りました。
近々最新情報の発表が金融庁から行われるかもしれません。
立ち入り検査内容について
判明している立ち入り検査の内容は以下の3点です。
- ・保証資金がコインチェック側で十分に確保できているのか
- ・顧客と会社資金の分別管理の問題
- ・セキュリティー対策や顧客への対応
金融庁は、1月29日に業務改善命令を発出したばかりで、平成30年2月13日(火)までの報告を勧告していました。
このような中で、立ち入り検査に踏み入ったのは異例であるとの声が多いです。
またこのような異例の調査に踏み切った状況の中、抜き打ちではなく事前に報道機関への通知を行なったことに対しても疑問の声が上がっています。
コインチェックは、出金再開の予定に関して、数日中に再開に関する見通しをお知らせをすることを報告していました。
それからコインチェック側から新たな報告がない中、金融庁立入検査ということもあり、状況がどのように動くのかをコインチェックユーザーだけでなく、仮想通貨業界が見守っています。
【出金再開の予定につきまして】
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月30日
現在のCoincheckサービスにおける出金の一時停止につきましては、当社が自主的に行っている措置でございます。数日中にも再開に関する見通しをお知らせいたしますため、今暫くお待ちくださいますようお願い申し上げます。https://t.co/imnlEV9OoW
コインチェックに立ち入り検査 金融庁 財務内容調べる
2018年2月2日 by NHK NEWS WEB
参考記事はこちらから
※追記
『金融庁がコインチェックの業務再開に関して、再発防止策などが確認できれば13日以前でも再開できる考えを示した。』
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年2月2日
というニュースが話題になっています。
この内容の留意点としては、以下の二つです。
1、再開には管理体制の万全化が前提
2、立入検査の結果に基づく判断https://t.co/5DbnaZODnj
この情報元は日経速報ニュース(日経QUICKニュース)です。
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「再発防止策などが確認できれば」の話であり、確定ではありませんので、正確な情報はコインチェックと金融庁の発表をお待ちください。
NEM.io財団の理事:朝山氏がハッキング事件対応の経過を公表
21日にはNEM.io財団の理事:朝山氏(Zaifを運営するテックビューロ株式会社)が記者に対して説明を行い、質疑応答も実施しました。
現在ニュースなどで取り上げられている、犯人のアドレスから数十の他アドレスに送金された事についても回答しています。
- ―Q.NEM.io財団で履歴から見ると、(犯人のアドレスから)23か4の口座にXEMが送金されているが、これらはモザイクのような形でトラッキングしていると考えていいのか?
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これは犯人が駆け引きしているようなものです。
資金送金が目的ではなく、つまり犯人はどのようにトラッキングされているのか、nemのトラッキングの仕組みを見るようなものです。
(犯人は)取引所にも少額を送っていて、例えば、poloniex、cryptopia、またはsupernodeに送金していたりします。
つまり実験目的の送金です。
また、どういう条件で財団がマーキングするなどの情報はセキュリティ上の問題で公開できません。
犯人のアドレスからどこにxemが送金されているのかは知識があればどなたでも見れます。