CoinPostで今最も読まれています

韓国税制機関、仮想通貨売買益の二段階「課税ルール」導入を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨に対する韓国の税制

韓国の税制機関「Korean Tax Policy Association」の専門家が、仮想通貨(暗号資産)の売買益に対し、二段階に分けて課税ルールの導入を進めることを政府に提案した。韓国メディアBusiness Koreaが報じた。

韓国政府は今年後半に、仮想通貨取引に対する税制を発表することになっている。本格的なルールを導入する前に、軽めの規則を適用するよう政府に提案した。

韓国が仮想通貨に対して課税の方針を検討していることは以前から伝えられている。最近では1月に、仮想通貨取引の利益に20%の税金を課す計画が報じられた。企画財政部(財務省に相当)が、所得税部門に仮想通貨課税の計画の見直しを要求したという。

関連韓国、仮想通貨売買益に20%課税検討か

所得税部門は、勤労所得や「その他の所得」、年金収入等の課税を監督している。その当時、仮想通貨が「その他の収入」として課税される可能性が指摘されていた。

一方今回の報道によると、税制機関の専門家は、譲渡所得税に該当するとの見方を示しているという。

韓国ブロックチェーン協会の見解

韓国ブロックチェーン協会も、同様の提案を行なっている。「まだ仮想通貨に関連する法律がなく、税に関する枠組みも不十分だ。そのため、経費の計算について補助的なルールを導入する必要がある」と述べている。

経費の計算方法の改善については、仮想通貨の取得原価から開始すべきだと指摘。「譲渡所得税とみなすには、まず取得原価について明確にする必要がある。仮想通貨の取得原価は、様々な取引所を介して取引が行われる性質上、はっきりさせるのは難しい。関連する情報やデータが制限されているため、各ケースに応じた課税の枠組みを作ることが必要だ」と説明している。

参考資料 : Business Korea

CoinPostの関連記事

米大統領選最有力候補者、仮想通貨の資金調達や税制の整備を宣言
2020年に行われる米大統領選の民主党候補者であるBloomberg氏は2月18日に金融改革案を公表。米国の金融システムや顧客保護が盛り込まれた提案中には仮想通貨の法整備についても明記されている。
Weiss Ratings「仮想通貨XRPのコンセンサスモデルは韓国のデジタル債券計画に最適」
Weiss Ratingsは仮想通貨(暗号資産)XRPの実用性に対する新たな見解を示している。韓国の中央銀行が債券市場におけるブロックチェーンの活用を模索している中、Weiss RatingsはXRPのコンセンサスを推奨する。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る Glassnodeレポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧