はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

0.1BTC以上保有するビットコインアドレス数が過去最多 仮想通貨市場の投資家傾向=Glassnode

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

0.1BTCアドレスが過去最高

ビットコインを0.1BTC以上保有するアドレス数が過去最多の297万3761アドレスに達した。仮想通貨データサイトGlassnodeの調査で明らかになった。

出典:Glassnode

0.1BTCを超えるアドレスの推移は、仮想通貨価格に連動する傾向があり、2月の相場高騰を受け、再びアドレス数が増加していたことが確認された。比較して大口の投資家傾向を示す1BTC以上のアドレスも同時期から増えており、投資家が中長期的に強気な傾向を示している、とGlassnodeは分析する。

過去の傾向では、相場高騰から一定期間継続してアドレス数が増加しており、急落局面などに一定数アドレス数が減少した。今年は半減期も控えていることから、個人投資家の買い需要もアドレス数の推移に反映されている可能性もある。(データは3月6日まで集計されたもので、9日のビットコインの急落とその後の推移は含まれていない。)

ビットコインのアドレス比率

仮想通貨取引・ブロックチェーンのデータ分析を行うCoin Metrics、仮想通貨の分散性について調査した内容では、ビットコインの大口比率は11%(大口の定義:総供給量から算出して0.1%以上)。

ビットコインが誕生してからしばらくは、黎明期に携わった一部個人により大量のBTCが保有されていたが、2011年頃からは分散化が着実に進んでいるとしており、今回の0.1BTC以上の保有者が増えたこともこのデータと一致するところがある。

現在では、数百万を超えるアドレスがBTCを保有するまでに至っている。

具体的には、2011年2月時点で、BTCを大量に保有するアドレス(総供給量の0.1%以上)は全体の33%を占めていたが、2020年1月には、その割合が11%にまで保有水準が変化した。総供給量の1000万分の1以下と少額のBTCを保有するアドレスも2011年頃から、徐々に増加している。

下の図で、0.1BTC以上を保有するアドレスは、赤枠以上に該当する。

出典:Coin Metrics

参考:glassnode

CoinPostの注目記事

世界経済危機とビットコイン 「仮想通貨の逆転劇はこれから」=ヘッジファンド幹部
「仮想通貨が逆転する可能性はまだ十分にある」 ビットコインおよび全体仮想通貨(暗号資産)が下落に転じた中で、ヘッジファンドからから新たな見解が見られた。
仮想通貨ビットコイン採掘難度上昇、米株市場は歴史的サーキットブレイカーから急反発へ
コロナショックで「大恐慌」がTwitterトレンド入りするなど各相場が混迷を深める中、仮想通貨市場では、ビットコインのディフィカルティーは約7%上昇、マイナーの競争意欲を示唆する。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/18 金曜日
07:50
国内ファッションブランド「ANAP」、ビットコイン約2億円分購入
日本のファッション企業ANAPホールディングスが約2億円相当のビットコイン購入を発表。「デジタルゴールド」としての価値に着目し、子会社ANAPライトニングキャピタルを通じた投資戦略の一環として実施した。
07:15
バイナンスCEO、複数国の仮想通貨準備金創設を支援中と明かす
バイナンスのCEOは、同社が複数の国に対して、ビットコインなどの仮想通貨準備金創設の助言を行なっていると明かした。また、デジタル資産の規制整備も支援していると話している。
06:35
ビットコイン価格安定の背景 機関投資家と企業の買い支え
仮想通貨ビットコイン価格の安定性要因についてブルームバーグのETF専門家が指摘。機関投資家の強いETF買い意欲と、マイクロストラテジーなどの超大口ホルダーの継続的な蓄積が下落相場を支えている。
06:10
ビットコイン、安全資産需要の波に乗れず 金ETFには約3兆円流入──JPモルガン分析
JPモルガンの最新レポートによると、マクロ経済の不確実性の中、金は安全資産として資金流入を集める一方、ビットコインはデジタルゴールドの役割を果たせていない。金ETFが第1四半期に3兆円弱の純流入を記録する中、ビットコインETFは3カ月連続の資金流出を記録。
05:40
トランプ大統領、パウエルFRB議長解任に初言及 「遅すぎる」利下げ判断を批判
トランプ大統領がSNSでパウエルFRB議長を「常に遅すぎて間違っている」と非難し、「解任は早ければ早いほど良い」と初めて明示的に解任に言及。欧州中銀が7回の利下げを実施する中、関税政策効果を活かした利下げを求める発言が再び市場に波紋。
04/17 木曜日
16:03
アークインベストのキャシー・ウッドCEO、トランプ関税を「ショック療法」と評価
アークインベストのキャシー・ウッドCEOがトランプ関税政策を"ショック療法"と評価。アート・ラッファー博士の最新論文に言及し、一見逆進的な増税が自由貿易への道筋となる可能性を示唆した。
15:39
カルビー、ブロックチェーン活用のIP管理「かるれっと」でWeb3展開を加速
カルビーがブロックチェーン技術を活用したIP管理プラットフォーム「かるれっと」を発表。DIDと生体認証を組み合わせた認証システムで契約の透明性を確保し、クリエイターとの協業を促進。過去2年間のNFTキャンペーンやWeb3ゲームとのコラボ経験を活かした新戦略で、食品メーカーによるWeb3活用の先進事例として注目される。
13:50
米SECの第三回円卓会議、仮想通貨カストディがテーマに 25日開催予定
米SECが仮想通貨カストディをテーマとした第三回円卓会議を4月25日に開催。Kraken、Fidelity Digital Asset Services、Fireblocksなどが参加し規制枠組みを議論。パース委員は「仮想通貨規制で最も困難な課題」と位置付け。
13:05
仮想通貨リスク(LSK)、Web3企業Binary Holdingsと提携 東南アジアでdApps普及へ
仮想通貨Lisk(リスク)が東南アジアのWeb3企業Binary Holdingsと提携。通信事業者経由で分散型アプリを大規模ユーザー層に向けて提供予定だ。
11:52
様子見基調のビットコイン、市場シェアは右肩上がりで2021年来の高水準
CoinGeckoの四半期レポートでは暗号資産(仮想通貨)市場の総時価総額が18.6%減の2.8兆ドルに縮小し、ビットコインドミナンスが59.1%に上昇した。イーサリアムは市場占有率が3.9%ポイント減の7.9%まで下落。マクロ経済と仮想通貨市場の最新動向を解説。
11:25
ビットコイン、回復力向上でイーサリアムをアウトパフォーム|Wintermuteレポート分析
仮想通貨マーケットメーカーWintermuteは、ビットコインは市場下落局面で回復力を示していると指摘した。好材料がなければイーサリアムをアウトパフォームし続けると述べている。
10:45
バイナンス第二回上場廃止投票、FTTが最多票 JASMYやZECも上位に
仮想通貨取引所バイナンスが第二回上場廃止投票結果を発表した。FTTが11.1%で最多票を獲得し、ZEC、JASMY(共に8.6%)、GPS(8.2%)、PDA(7.6%)が上位に。
10:22
パナマシティ、ビットコインやイーサリアムによる公共料金支払い方法を導入へ
中米パナマの市議会が仮想通貨による公共サービス料金の支払いを可決。税金、罰金、許可証発行料などがビットコイン、イーサリアム、USDC、USDTで支払い可能に。
10:10
米SECゲンスラー前委員長「BTCなどの仮想通貨は長期的に生き残る可能性」
米SECのゲーリー・ゲンスラー前委員長は、仮想通貨は投資資産として選別が進むとの見方を示した。ビットコインなど一部の銘柄は長期にわたって生き残る可能性があると主張している。
09:20
米VanEck、仮想通貨エコノミーに投資する新ETF『NODE』を5月上場へ
大手運用会社VanEckが新ETF『NODE』を発表した。仮想通貨取引所、マイナー、データセンターなどデジタル資産エコノミー関連企業30〜60銘柄に投資。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧