はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨XRP関連詐欺の「見抜き方」 リップル社が公式声明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨XRP関連詐欺の見抜き方

「仮想通貨XRP関連詐欺の見抜き方」

リップル社公式が、XRP関連の詐欺について注意喚起文を発表した。

日本でも多く報じられてきたように、仮想通貨の配布を謳った「Give Away詐欺」の実態は深刻で、リップル社を含めた有名企業や著名人が詐欺に悪用、仮想通貨投資家の多くが利用するTwitterやYoutubeなどSNSで被害が広がった。

リップル社も「詐欺サイトはこれまで、10万以上のXRP、計数万ドルをユーザーから騙し取っている」と被害の甚大さを報告している。

「Give Away詐欺」とは、簡単に言うと物品を送る見返りにより多くのお金を返納する仕組みを利用した詐欺事例。仮想通貨のケースでは、仮想通貨を送金することで、より多くの資金で返金するとの文言で、仮想通貨を騙し取る。時には、利子をつけることを謳うケースもあり、より現実的な数字で投資家を誘う場合もある。

これまでの詐欺事例を受け掲載した公式声明文では、「リップル社や役員を含め、仮想通貨を無料でプレゼントしたことはなく、これからもない」とコメント。このような事例は、信頼が最も重要な状況にある業界に影を落とす事に繋がるため、公式として、有害な詐欺の見つけ方や、報告するためのアドバイスを公表するに至ったと発表した。

詐欺の見分け方

1.金品を先に要求してくるケース

一つ目の見極めポイントとして挙げたのは、金品を先に要求してくるケース。一般的に行われる懸賞などでは、返納するための氏名や住所を入力するケースがあっても、金品や金融口座情報を要求してくることはない。

2.著名人や企業名を利用するケース

著名人や企業名が利用することで、消費者に正当性を感じさせるケースがあるが、個人的なドゥーデリェンスが重要になる。

内容が本物である場合は、公式ホームページや検証済み(公式マーク)のSNSチャンネルを確認することが最も重要になる。また、会社への問い合わせも有効な手段だ。

3.偽アカウントを用いてサクラを運用するケース

このような詐欺には、偽アカウントを用いて、コメントを量産するケースが見受けられるため、コメントを行う偽アカウントのチェックも重要になる。ポイントは、簡素なプロフィール、おかしいアカウント名、「好き」や「感謝」といった言葉がコメントに含まれているケースがある。

リップル社が詐欺に対して行う対応

リップル社は、記事冒頭部でもこれまでに削除依頼を出すなど対応を行ってきたと報告したが、外部のサイバーセキュリティ専門家やデジタル情報追跡業者の雇用・提携を行い、報告と取り締まりの強化を行っているとした。

また、このような詐欺は、いたちごっこになる可能性もあるため、コミュニティが報告できる独自の提出フォームを開設している。

最後に、お金があるところには、盗もうとする人も常にいるとして、SNSで日頃から目にするものには注意を払い、詐欺の可能性をチェックしながら自分自身で資産を守ることの重要性を説いた。

「私たちのコミュニティや世界の消費者が、このような有害な詐欺の犠牲になる必要はない。この不確実な環境(仮想通貨業界)では、信頼と安全性が非常に重要。私たちは、この問題に一緒に取り組んでいる。」と言葉を結んだ。

Ripple

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧