CoinPostで今最も読まれています

今、人気のアルトコイン5銘柄はなに? 仮想通貨取引所クラーケンが調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

人気のアルトコイン5銘柄

仮想通貨取引所クラーケンがユーザーの意識調査を行い、結果を報告。アルトコインについて前向きな見通しを持っている者が多いことを報告した。

報告書で集計された内容によると、人気のあるアルトコインの上位5銘柄には、イーサリアム(ETH)、モネロ(XMR)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、テゾス(XTZ)の順でランクインした。

また、「2020年はアルトコインのシーズンになるか?」という質問に対して、回答者の54%以上が「そう思う」 と答えている。

この調査は、個人トレーダー、投資家、決済会社、仮想通貨取引所、仮想通貨採掘業者などを含む400人の意見を収集したもの、アルトコインの見通しを考える上で注目される。

各アルトコインの注目ポイント

調査では、イーサリアムを好むユーザーが最も多かった。ビットコインに次いで、時価総額が2番目に大きい仮想通貨であるため、順当な結果である。イーサリアムを選んだ理由としては流動性、スケーラビリティ、スマートコントラクト、企業による採用などが挙がった。

2番目に人気があったのは、モネロで、匿名通貨がランクインした。

モネロが支持されたことの背景には、その強力なプライバシー機能の存在が考えられる。モネロのユーザーは、追跡される可能性なく安全かつ匿名で資金を送ることができる。一方、XRPの実際のユースケースは、銀行間の決済を容易にすることであり、一般人には、投資以外の目的ではあまり使用されない。

実際に、モネロ支持の理由としては、ASIC耐性、匿名性、開発者チームの熟練度などが挙がった。

リップルが好まれた理由には、ビットコイン(BTC)に対するベータ値の高さ、機関の採用や関心、リスクの低さが理由に挙がった。

4位のライトコインを選んだ人々は、コミュニティ、時価総額、先進性や商業分野でサポートされていることをピックアップ。

5位のテゾスについては、ステーキングが容易なこと、セキュリティ・トークン・オファリングのパフォーマンス、イーサリアムのヘッジになること、アップグレード可能性が好む理由として挙がった。

尚、6位から10位までは人気順にエイダ(ADA)、アトム(ATOM)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ダッシュ(DASH)、イオス(EOS)がランクインしている。

ビットコインの価格予想は?

一方、仮想通貨市場の価格予想に関する調査内容では、2020年のビットコイン価格予想が平均で22866ドルに到達すると回答。今年中の市場最高値更新と予想していることがわかった。

理由は、最も多いのが「adoption(普及)」で19%。半減期が15%、11%が政治的な争いと続いた。

CoinPostの注目記事

ビットコイン市場は重要局面 下落継続か、世界経済の動向がカギ|仮想通貨市況
仮想通貨市場でビットコインは、再び米ドル建取引で6000ドルを下回った。資産現金化需要の再燃リスクが依然高いことで、経済危機に伴う現金化の動きに弱いビットコイン市場は売りが先行した。
仮想通貨ビットコインの価格上昇「半減期からタイムラグある」=ビットメイン創業者
ビットメインの共同設立者ジハン・ウーが、今後の仮想通貨市場の見解を語った。今回のビットコイン半減期と価格上昇のサイクルには多少のズレが生じると指摘した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア