WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

DeFiの代表プロジェクトをジャンル別に紹介|寄稿:Deepcoin仮想通貨取引所

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiのジャンル別「代表プロジェクト」紹介

アジアの主要デジタル資産取引プラットフォームである「Deepcoin」は、DeFi(分散型金融)と一元化された取引所としても知られています。Deepcoin Instituteのアナリストは、「DeFiレンディングのコンセプトとアプリケーションは、従来の銀行のレンディングモデルに変革を起こすかもしれない」と指摘しています。(参照:yahoo!finance

DeFiユーザーは、金利水準の面では従来の銀行よりも大きな優位性があるとされます。Bankrateによると、20年10月21日時点で、Vio銀行を中心とした米国の預金の年率換算金利は0.76%。同時点にDebankのデータより、DeFi預金の平均金利は2.37%に達しているとDeepcoinからの調査でわかりました。

DeFiには数多くのプロトコルやサービスがあり、新しいものが出てくるスピードがとても早いのが特徴です。ここではジャンル別に代表的なDeFiプロジェクトを解説します。

DeFiジャンル別プロジェクト紹介

  1. 決済
  2. カストディ
  3. 分散型レバレッジ取引
  4. 保険
  5. 予測市場
  6. ステーブルコイン
  7. インフラ
  8. マーケットプレイス
  9. 分散化ID
  10. データ分析
  11. DAO

出典:TheBlock

1. 決済

DeFi決済アプリ、プロトコル、およびソリューションは、金融機関や銀行に口座を作ることの出来ない人々のニーズに応えるオープンファイナンスエコシステムに焦点を当てています。とりわけ、決済スピードと安価な手数料は決済系DeFiの魅力となります。

例えば、イーサリアム基盤のOMGネットワークはブロックチェーンの外で取引を行うオフチェーン取引によって、送金速度の向上や少額決済に対応した安価な送金手数料を実現するために考案された送金方法です。

2. カストディアル

従来の金融システムカストディアンでは、企業または個人の金融資産の保護を担当する専門機関であり、商業銀行または消費者/リテールバンキングには関与していません。

DeFiでは、所有者自身が自分の暗号資産の管理者となります。暗号通貨と資産を管理するため、DeFiフレンドリーなウォレット、アプリ、ダッシュボードが開発されました。ブロックチェーンゲームなどNFT市場でも重宝される「Metamask」のほか、Cobo Wallet、MyCrypto等が挙げられます。

3. マージン・レンディング

マージン・レンディングとは、分かりやすく言うと「レバレッジ(証拠金)取引」のことです。他にもマージントレードや信用取引・証拠金取引などが該当し、そのようなデリバティブ取引所を分散的なスマートコントラクトで実現したプロジェクトがあります。

4. 保険

保険分野ではデジタル化され自動化が進む中で、ブロックチェーン上で誰もが保険商品をプログラムできるようになるでしょう。過去の活動履歴を開示し、保険金額が自動算出され、適切な価格で保険に入れるようになります。

プラットフォームEtheriscは分散型の保険を集団で作り、コミュニティーで保険を開発できるようにプロトコルおよびフレームワークを提供しています。

5. 予測市場

予測市場とは、未来のある出来事に対して予測を行い、その予測に賭けの要素を組み合わせた取引を行うマーケットです。DeFiの予測市場は、誰でも賭けに自由参加が可能です。参加者の資金回収と分配作業はスマートコントラクト上で行われるため、透明性と効率性を保証します。

Augur(オーガー)は、分散型予測市場の代表的なプロジェクトです。投票によるガバナンスを通じて、データ提供側の不正を分散化させようと試みています。

6. ステーブルコイン

DeFiにおいて、主にMakerDAOのDAIというステーブルコインが、非常に重要な役割を果たしています。

DAIは分散的なステーブルコインであり、特定の会社を信用するリスクはありません。トレーダーがオンチェーンでのリスク回避や価値の保存方法を求めるようになり、ステーブルコインへの需要はより大きくなっています。

7. インフラ

「Money Lego」と呼称されるDeFiネットワークを備えた分散型ファイナンスdAppを構築するためのプロトコル、フレームワーク、および基礎となるテクノロジー。

8. マーケットプレイス

DeFiマーケットプレイス(オンラインeコマースマーケットプレイス)は、複数の第三者が製品またはサービスを提供するeコマースサイトの一種です。ユーザー同士がトークンで自由に商品を売買できる分散型P2Pフリマプラットフォームです。

9. 分散型ID

デジタルKYC&ID分散識別システム(DID)を使用することで、ユーザーは複数の司法管轄区の規制当局が検証できるIDプロファイルを作成することが可能です。

10. DAO

DAOは分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organizationの略称です。スマートコントラクトを通じて、組織管理や運営をブロックチェーンで実現させる、第三者の関与を排除した、利害関係者が共同投票、決定する非中央集権の組織形態と考えられてます。

代表例として、コロニー(Colony)があります。コロニーは、クラウドソーシングの会社で、フリーランスで働く人々がプロジェクトごとに直接協働することができるプラットフォームです。提案と投票により意思決定を行い、貢献度に応じて評価する仕組みとなります。

実際にDeFiの応用例は、上記で挙げられたプロジェクト以外にもたくさんあります。Deepcoinの研究院の観点から、現在DeFi市場がやや落ち着きつつも、新たな技術革新と投資のポテンシャルが潜んでいると考えています。

関連:DeFi相場高騰の火付け役、イールドファーミングでは何が起こったのか|特徴と熱狂の理由を解説

Deepcoin:寄稿

本稿は、仮想通貨取引所Deepcoin(ディープコイン)公式より寄稿いただいた内容となります。

Deepcoinは、2018年にシンガポールで開設された暗号資産取引プラットフォームで、カナダのMSBライセンス以外に、米国金融監査管理局から発行された法的金融ライセンス:MSBライセンスとNFAライセンスを保有しています。

無期限契約取引サービスを基盤に、ICE(米インターコンチネンタル取引所)の現物価格メカニズムを採用したCFD取引サービスなど、常に新たな暗号資産に関する資産運用サービスの開発に取り組んでいます。

公式サイト

公式Twitter

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/04 火曜日
15:30
Canton Networkの創世紀 機関金融をオンチェーンへ|WebX2026
「伝統的な金融をオンチェーン化する」というビジョンから12年。Digital Asset CEOのYuval Rooz氏がWebX2026でCanton Network誕生の経緯、DTCCとの本番稼働、日本国債PoCを語った全記録。
14:21
仮想通貨取引高、日次150億ドルに急減 年初来最低=分析
暗号資産(仮想通貨)市場で取引高の急減が明らかになった。米金融コメンタリーThe Kobeissi Letterが指摘、日次取引高は150億ドルまで落ち込み年初来最低水準に。上位6取引所への集中など流動性低下の実態を解説する。
13:40
野村傘下BOOSTRYとデジタル・アセット、『カントン』活用のウォレット提供へ
野村傘下BOOSTRYとデジタル・アセットが協業し、カントン・ネットワークを活用した法人向けマルチチェーン対応ウォレットサービスを2026年内に提供開始する予定だ。
13:30
AIインフラから経済圏へ イオレ瀧野氏が描く日本のAI戦略|WebX2026
AIデータセンター事業で参入1年・売上100億円超を達成したイオレ。代表の瀧野諭吾氏がWebX 2026で語った、推論インフラ構築からNeo Crypto Bankまで、日本初のAI経済圏構想を詳報。
13:10
ビットゴーCEO、生成AI「クロード」に100ビットコイン奪取の挑戦状 
ビットゴーのベルシェCEOが100BTC入りウォレットを示しアンソロピック社のAIモデルに挑戦している。AIモデル評価中の外部システムへの不正アクセス事例公表を受けたものだ。
11:48
テレグラム、アップルストアから一時消失 復旧と発表=報道
メッセージアプリ「テレグラム」が4日、アップルストアの検索結果から世界規模で消失した。独立監視サービスは175地域で不在を確認。同社は数時間後に復旧したと発表したが、アップルは原因を明らかにしていない。
11:10
FBI捜査官、機密情報で敵対国の仮想通貨ウォレットから資金を不正入手か
FBI捜査官が機密アクセス権を不正利用し、敵対国の仮想通貨ウォレットから約1.5億円を不正送金した疑いで起訴された。発覚後、この捜査官はすでに解雇されている。
10:40
円買い協調介入は2011年以来、仮想通貨に警戒感=分析
日米両国は2011年以来となる協調外為介入を実施し、円買いを進めた。米30年債利回りは2007年以来の高値を記録しており、QCPグループは円キャリー巻き戻しが仮想通貨市場に波及するリスクがあると分析している。
10:10
米上院、クラリティー法の初回投票見込まれるも先行き不透明
米上院のスーン院内総務は4日、クラリティー法の初回投票を来週休会前に行う見通しだと述べた。倫理条項を巡るホワイトハウスの回答は依然示されておらず、仮想通貨市場は法案の行方を見極める展開が続く。
09:51
テザーゴールド、金14%下落でもQ2保有量9.5%増
テザーゴールド(XAUT)の2026年第2四半期保有量が9.5%増加した。金価格が14.1%下落する中でも需要が拡大し、市場価値は約28.4億ドルに達した。テザー本体も同期間に金27.1トンを購入している。
09:00
バイナンス、仮想通貨6銘柄の上場廃止を8月17日に実施
仮想通貨取引所バイナンスがアクロスプロトコル等6銘柄の上場廃止を発表した。現物取引は8月17日に終了し、先物は8月7日に自動決済される。対象銘柄の保有者は事前の対応が求められる。
08:15
リップル、ジロとリクイドに出資 資本市場のトークン化を加速
リップルがジロとリクイドへ戦略出資し、規制対応の移転代行や担保可動化機能を基盤に追加した。トークン化ファンドの活用拡大を後押しする。
07:40
ローソン、円と米ドルのステーブルコイン店頭決済を実証実験へ
ローソンは、ステーブルコインの店頭決済導入を検討するために実証実験を行うと発表。円と米ドルのステーブルコイン店頭決済を検証し、仮想通貨ウォレットのメタマスクも利用する。
07:30
アメリカンビットコイン、BTC採掘量過去最高 保有数は8000BTC超
アメリカンビットコインが2026年第2四半期決算を発表し、ビットコイン保有量を8,000超に伸ばした。採掘量は過去最高を記録し、保有拡大のペースが加速している。
06:50
ブラックロック、ステーブルコイン準備資産向け新型ファンド2種を投入
ブラックロックがステーブルコインの準備資産にも使えるトークン化ファンド2種をローンチ。伝統的市場とデジタル市場をつなぐ資金管理の選択肢が広がる可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧