WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

懐疑派のダリオ氏、ビットコインに対する理解を深めたい姿勢を示す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

一度は見直すか

ビットコインが約3年ぶりに17,000ドルを突破した中、世界有数のヘッジファンド「Bridgewater Associates」の創業者レイ・ダリオ氏は、ビットコインへの自身の見解に対する反論を求めている様だ。

ダリオ氏はこれまで仮想通貨の懐疑派と知られ、先日にもビットコインを含む仮想通貨の問題点を提起。個人としてビットコインよりもデジタル通貨(CBDC)やゴールド(金)を支持する姿勢を改めて表明した。

11月13日にSNSでビットコインに対する反対意見を述べ、ビットコインは「価値の保存手段」ではないと否定したばかりだったダリオ氏だが、「どうやら私はビットコインについて何か見落としているかもしれない。間違いがあるなら教えて欲しい」と最新のSNSでコメントした。

依然として、ビットコインの価値に対して懐疑的な考えを示してはいるものの、ビットコインに対する理解を深めたいとの考えを示している。

ダリオ氏の論理

ダリオ氏はまずなぜビットコインが有効な通貨や価値の保存手段ではないか説明を行った。主に前回「Yahoo! Finance」のインタビューで語った要点に類似する。

関連世界的ヘッジファンド創業者、好調なビットコイン市場に疑問符──仮想通貨に3つの問題点を指摘

  • ボラティリティが高いため、有効な交換手段として商売で受け付けられない
  • ボラティリティが高く、物価との相関性が低いため、良い価値の保存手段ではない
  • 仮に成功したとしても、法定通貨と競争するため、政府が違法化やコントロールする可能性が高い
  • 中央銀行はゴールドを保有しているが、中央銀行や機関投資家、企業がビットコインを保有することは想像できない

ダリオ氏のこれらの指摘を受け、多くの仮想通貨有識者だけでなく、グローバル資産運用企業フィデリティの仮想通貨子会社FDAも反論を呈した。

有識者からの答え

今回のダリオ氏へのリプライ欄には、FDAも回答。「上述の問題点は、我々が日頃機関投資家と討論する要点に含まれている。先日公開した考察文をぜひご一読ください」とコメントした。

FDAは新たな考察で、「価値の保存手段としては価格変動が激しすぎる」や、「支払い手段としては失敗している」などの批判に対して、反論を展開している。

関連「ビットコインは価値の裏付けがない?」 金融大手フィデリティが様々な批判に反論

ほかにも、経済学者のAlex Kruger氏は、ゴールドについて、「ゴールドも有効な交換手段(MoE)ではないし、ボラティリティは価格上昇に伴い減少していく」、「中央銀行が採用するかどうかは必要ではない」とした。

さらに、「企業がビットコインを保有することは想像できない」という点に関しては、すでにSquare社が4,709BTC、Stone Ridge Holdings Groupが10,000BTC、そしてMicroStrategy社は38,250BTCを会社の準備資産として購入し保有している事例などの実例とデータを示した上で、説明を行なった。

関連「仮想通貨市場に3つの潮流」100億円超のビットコインを購入した米資産運用会社

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 土曜日
07:30
ストライプ傘下のブリッジ、EUでMiCAとEMIの認可取得
ストライプ傘下のブリッジは、仮想通貨のEU規制MiCAと電子マネー機関のライセンスを取得したと発表。ステーブルコインサービスを拡大すると説明している。
07:05
全米郡保安官協会、クラリティー法への立場を懸念から中立に転換
米国の主要郡保安官団体であるMCSAが仮想通貨市場構造法「クラリティー法」への立場を懸念表明から中立へ転換した。問題の第604条を巡る政権との協議進展が背景にある。
06:20
ビットコイン現物ETFに10日ぶり純流入、米雇用統計下振れ受け利上げ観測後退
6月の米非農業部門雇用者数が予想の約半分となる5.7万人増にとどまり、FRB議長が利上げリスクの低下を示唆。リスク資産への圧力が和らぎ、米ビットコイン現物ETFは10日ぶりに純流入へ転じて2億ドル以上を記録した。
05:45
米上院議員、大統領含む公職者のミームコイン発行禁止法案を改めて推進
米民主党のキルステン・ジリブランド上院議員は3日、トランプ大統領の2025年最大収入源がミームコインと判明したことを受け、公職者とその配偶者による仮想通貨発行禁止法案の成立を改めて議会に求めた。
05:00
サムスン電子など韓国複数社、OUSDのパートナー無断掲載に異議
ドルステーブルコインOUSDのコンソーシアムにパートナーとして名前が掲載されたサムスン電子や新韓フィナンシャルグループなど韓国企業の多くが、正式な合意なしに掲載されたと表明し困惑していると報じられた。
07/03 金曜日
18:07
カルシ予測市場に絡む楽曲操作、スポティファイが50万配信削除
スポティファイは、予測市場カルシでの賭けに絡み楽曲チャートが不正操作された疑いを確認し、約50万回の配信を削除。カルシとポリマーケットにロゴ削除を要求した経緯と、業界で相次ぐ予測市場操作リスクの背景を解説する。
17:10
ビットコイン、長期支持線に接近 フィデリティ幹部が底打ち慎重視
フィデリティでグローバルマクロを統括するジュリアン・ティマー氏は、ビットコインが長期パワーロー支持線(5万8237ドル)に接近していると指摘。反発の材料が乏しく、目先の底打ち判断には慎重な姿勢を示した。
14:47
ビットコイン現物ETF、純流入2.22億ドル 10日連続流出から転換
ビットコイン現物ETFの資金フローが2026年7月2日、10営業日ぶりに純流入へ転換した。SoSoValueのデータによると、フィデリティのFBTCが主導し、ETF資産残高は743億ドル、累計純流入額は510億ドルに達している。
14:15
ロビンフッドCEO、「仮想通貨の未来は現実資産にある」 独自チェーンで布石
ロビンフッドのテネフCEOがCNBCで、仮想通貨市場の成長を牽引するのは現実資産(RWA)のトークン化だと主張した。同社は「Robinhood Chain」を正式ローンチし、トークン化株式のグローバル展開も開始している。
13:30
米法執行幹部団体、クラリティー法を初支持
米黒人法執行幹部全国組織が1日付けの書簡でクラリティー法への正式支持を表明した。法執行機関の主要団体として初の公開支持であり、8月の上院休会前に採決が見込まれるなか、審議の行方を左右する動きとなるか。
13:05
米FBI長官、昨年11月にストラテジー社株式購入 6カ月遅れで開示
米FBIのパテル長官が2025年11月にストラテジー株約1,600万〜4,000万円相当を取得。法定の45日期限を大幅に超え約6カ月後に開示していたことが判明した。
12:00
IMF、トークン化で金融の構造変化 政策次第で強化も分断も
IMFのアドリアン金融顧問兼MCM局長は7月2日、トークン化が金融システムの構造を変えると分析するブログを公開。トークン化銀行預金・ステーブルコイン・トークン化準備金という3類型の決済資産の特性と、政策選択が強化・分断を左右する論点を解説する。
11:25
米CFTC委員長、イリノイ州仮想通貨取引税を批判 「技術への罰税」と非難
米CFTC委員長はイリノイ州の仮想通貨取引税を「ブロックチェーンへの罰税」と批判する論説を発表。0.2%課税は2027年1月に施行され、業界団体も一斉に反発している。
11:09
米財務省、ISIS-K関連の仮想通貨アドレス134件を制裁 テザー凍結
米財務省OFACが2026年7月1日、ISIS-K関連の仮想通貨アドレス134件を新たに制裁指定した。トロン131件はテザーが即時凍結、モネロ3件は技術的に凍結不可能。Chainalysisの分析で資金の流れを追う。
10:35
ロシア、対外貿易での仮想通貨決済を正式解禁 7月1日施行
ロシアは7月1日、ビットコインとステーブルコインを対外貿易決済に正式解禁した。認可プラットフォーム8社経由に限定され、中国・インド・トルコとの取引が主な対象。国内決済は引き続きルーブル専用となる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧