はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

EnjinとMicrosoftが連携、「マイクラ」とコラボで女性の活躍記念するNFT配布へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

EnjinとMicrosoft連携を発表

NFT(非代替性トークン)を活用したゲームプラットフォームを提供するシンガポール企業Enjin社は12日、IT大手Microsoftと共同で「科学における女性と女児の国際デー」を記念して、人気ブロックゲーム「マインクラフト」で利用可能なNFTを発行することを発表した。Microsoftの提供する学習サイト「Microsoft Learn」の普及と科学技術分野での女性の活躍推進が目的だ。

クリア時にNFT報酬がもらえる宇宙探査ゲーム「Azure Space Mystery」は、欧州の著名科学者であるCaroline Herschel、Mary Somerville、Hypatia、Raymonde de Larocheから学びながら、国際宇宙ステーションを救う旅に出る設定。2月11日から3月11日の期間、MicrosoftのWebサイトから無料でアクセスが可能となる。

科学における女性と女児の国際デー(International Women and Girls in Science Day)はSTEM(科学、技術、工学、数学)など、一般的に女性の割合が少ないとされる理系領域の学問や役職におけるジェンダーギャップ解消を目指し、2015年12月、国連総会で定められた日。2016年より、毎年2月11日に祝われている。

NFTの発行を手がけるEnjin社のオペレーション & コミュニケーションVPであるBryana Kortendick氏は以下のようにコメントした。

教育は、次世代のイノベーターに力を与えるための鍵です。 EnjinはMicrosoftと協力して、新しいバーチャル世界を構築し、コミュニティを作り、科学技術の分野で活躍する女性を讃えます。これにより、バーチャル世界における新しい可能性を作り出せると信じています。

人気ゲーム「マイクラ」と連携

ゲームをクリアするとEnjin BeamのQRコードがユーザーに届き、スキャンすると限定版の「学習者(Learner Badger)」NFTが配信される。同NFTには供給量の上限は定められていないもの、限定カスタムアートが含まれる模様だ。

さらに人気サンドボックスゲーム「マインクラフト」と連携しており、NFTの所有者は「MyMetaverse Minecraft Network」の続編クエストにアクセスが可能となる。

ゲームのイメージ画像(Enjin社より提供)

またMicrosoftが2019年に立ち上げたブロックチェーンベースの報酬プログラム「Azure Heroes」のキャラクターもマインクラフト内で召喚可能となり、クエスト完了後は性染色体を用いて男女の同等性を支持する「XX = XY Certified Equal」など、ゲーム内のユニークな収集品が解除される。

Microsoftと連携することでEnjin側としては企業のNFT活用における認知度を高める狙いがある。Microsoft Azure開発者エンゲージメントリードのSherry List氏は以下のようにコメントした。

Enjinのプラットフォームは、ゲームやブロックチェーンのエコシステムを強化します。今回のコラボレーションにより、『Microsoft Azure』は最先端のテクノロジーを教育ツールと統合させ、世界中の開発者コミュニティの貢献度を明示しました。

Enjinとは

Enjinは2009年にゲーマー向けのコミュニティ運営プラットフォームであるEnjin Networkを設立。これまで2000万人以上のユーザーを獲得してきた。

2017年にICOを実施して1890万ドル(約20億円)の資金調達、ブロックチェーン上でデジタルアセットの管理・検索・配布・統合が可能にするエコシステムを開発している。

ゲーム企業だけでなく、あらゆる規模や業種の会社が、ユーザー体験の向上や収益化のために、上記プロダクトを活用でき、イーサリアムベースEnjinコイン(ENJ)をNFTなどのデジタルアセットの裏付けに利用する。

Microsoft Azure Heroesとは

Microsoftが2019年に立ち上げた「Azure Heroes」は、ブロックチェーンベースのリワードプログラム。開発者コミュニティでの有意義な貢献に対し、デジタル報酬を開発者に与える。

プログラムの報酬として、希少で収集可能なデジタルバッジのNFTを提供することで、Azure開発者コミュニティのメンバーに、実績に基づいて正しく選ばれたことを証明できる。コミュニティのメンバーの貢献ジャンルには、メンター、グリーンコントリビューター、テクニカルコントリビューター、リーダーなど、多岐にわたるカテゴリがある。

詳細:MicrosoftとEnjinが「Minecraft」対応NFTを発行 「科学における女性と女児の国際デー」を記念

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
16:45
なぜSBI新生銀行は投資家に選ばれる? 圧倒的優位性を持つ「SBI証券」との連携メリットを解説
SBI新生銀行が投資家に選ばれる理由は、SBI証券との圧倒的な連携メリットにあります。預り金自動スィープサービスで入金操作不要、年4.2%の高金利預金で待機資金を運用。IPO投資、NISA口座、資産一元管理まで、他の銀行では実現できない理想的な投資環境を徹底解説。
14:36
リップル決済、欧州初の銀行採用 スイスのAMINA銀行と提携
リップルがスイスのAMINA銀行と提携し、欧州初のリップル決済導入を実現。ブロックチェーンと従来の銀行システムを統合し、ほぼ即時の国際送金サービスを提供。両社の協力関係はステーブルコイン保管から決済へと拡大。
13:44
イーサリアム「フサカ」実装直後にPrysm障害、1.8億円の報酬損失が判明
イーサリアムの大型アップグレード「フサカ」実装直後、Prysmクライアントでバグが発生し382ETH(約1.8億円)の報酬機会が失われたことが判明し、ネットワークの堅牢性においてクライアント多様性の重要性が再確認された。
13:22
英国、2027年に仮想通貨規制を本格導入へ 政治献金も禁止方針
英国財務省が2027年施行予定の仮想通貨規制案を策定中。英国金融行動監視機構の監督下で取引所やウォレット企業に透明性基準を義務付け、消費者保護を強化。仮想通貨による政治献金も禁止へ。
10:50
ストラテジー、ナスダック100指数への残留決定 ビットコイン買い増しの意欲示す
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーのナスダック100指数への残留が決定した。セイラー会長はビットコイン追加購入への意欲を示唆している。
10:41
日銀30年ぶりの0.75%利上げ見込み 仮想通貨市場への影響は?
日本銀行が12月19日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げる方針。30年ぶりの高水準となる利上げが、円キャリートレード巻き戻しを通じてビットコインなど仮想通貨市場に与える影響を分析。米FRBのQT終了による影響緩和の可能性も解説。
10:10
2025年末までに済ませておきたい仮想通貨に関する税金と確定申告への準備|Gtax寄稿
仮想通貨の税金の仕組みと、年末までにできる節税対策を解説。損益圧縮やふるさと納税・iDeCoの活用法、確定申告に向けた取引履歴・経費の整理ポイントをまとめています。
08:50
米SEC、個人投資家向けの仮想通貨保管ガイドラインを提示 姿勢転換示すか
米証券取引委員会が個人投資家向けにビットコインなど仮想通貨を保管する方法に関して推奨事項を提示した。ウォレットの選び方やカストディアン選定の注意点を解説している。
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧