WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融大手JPモルガン、仮想通貨の「清算機関」を検討か=米フォーブス誌

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

JPモルガン、仮想通貨の清算機関提供を検討か

金融大手のJPモルガン・チェースが暗号資産(仮想通貨)事業向けの清算機関の提供を示唆したことがわかった。大手メディアForbesが報じた。

Forbesに対してJPモルガンの上級役員は以下の通り言及した。

(仮想通貨市場での)流動性を改善するめには、仮想通貨のクリアリングハウス(清算機関)が必要だ。これが実現すれば、銀行は流動性(≒資金)を流入させることができるようになる。

清算機関およびクリアリングハウスは、株式などの売買の履行を最終的に保証する金融機関。売買の際、どちらかが支払いできなかった場合に決済の支払いを保証する機関で、日本では日本証券クリアリング機構や日本商品清算機構がこれに該当する。

1月末に米投資アプリ「ロビンフッド」上でミーム株などと称されたゲームストップ株(GME)の大量な買い注文が入った際には、ロビンフッド社の流動資金が追いつかず、一時売買が中止になる事態が発生していた。このような事例を踏まえ、JPモルガンは「仮想通貨ブローカーや取引所もこのように流動性が不足する状況は避けるべき」と清算機関の必要性を強調した。

JPモルガンは、Dimon CEOをはじめ長らくビットコインに対して懐疑的な姿勢を示していたが、ブロックチェーン技術の将来性は高く評価していた。2020年初頭に公開したレポートでは、「ブロックチェーン技術は証券取引所などの企業でより広範囲に使用され始めたものの、広く普及するのはまだ数年先」だと予測していた。

だが2021年に入り、ビットコインをはじめとする仮想通貨が高騰すると、アナリストによる市場分析レポートなどが目立つ始めた。機関投資家による仮想通貨参入の観点から、グレースケール投資信託の現物価格に対する価格乖離のマイナス化やビットコインの上値予知に関するデータなどを分析している。

今年2月には、「ポートフォリオ」の1%を仮想通貨保有するよう推奨するJPモルガンのストラテジストらのレポートも確認された。

関連:ビットコインに上値余地はあるか?──JPモルガンが富裕層の顧客向けに資料を提供

また、21年2月末には人工衛星間でブロックチェーン決済を活用する実験に成功しており、IoT(モノのインターネット)技術におけるブロックチェーンの有用性を実証した経緯もある。

関連:米大手銀行JPモルガン、人工衛星でブロックチェーン決済を実験=ロイター

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/01 土曜日
13:15
ハイパーリキッドHIP-4、パーミッションレス予測市場をテストネットで有効化
分散型取引所ハイパーリキッドは、誰でも予測市場を作成できる機能をHIP-4のテストネット上で有効化したと発表した。ポリマーケットやカルシとの建玉規模の違いも解説する。
11:12
ビットコイン中心から転換したストラテジー、みずほなど複数証券会社が評価
ストラテジーがビットコイン一辺倒の資金配分から現金積み増しへ転換したことを、TDカーウェンやベンチマークが評価。両社は優先株の額面回復が経営の最優先事項だと分析している。
10:15
イタリア中央銀行、ステーブルコイン送金にコスト優位性なしと結論
イタリア中央銀行がステーブルコイン送金の実証実験結果を公表。伝統的な送金手段と比べ体系的なコスト優位性は確認できなかったとしている。
09:45
FIFAワールドカップ、予測市場での取引が3兆円規模に 公式NFTも盛況
チェイナリシスが2026年W杯が予測市場にもたらしたインパクトを分析。取引総額200億ドル規模となった。FIFA公式NFTプラットフォームでは10万人超がチケット購入権を取得した。
08:15
米財務省がイラン企業2社に制裁措置、デジタル資産決済による制裁回避も主張
米財務省は、イラン関連の新たな制裁措置を発表。今回のホルムズ海峡における制裁の要因となった活動には、デジタル資産の決済による制裁回避も含まれるとしている。
07:15
7件のビットコイン清算連鎖事例、価格の予兆信号は事象ごとに相違=研究レポート
研究者が7件のビットコイン無期限先物清算連鎖を分析した結果、相場崩壊の予兆信号は事象ごとに異なり、共通する指標は注文フロー変動の低下のみだったことが分かった。投資家は単一事象の予兆パターンを過信すべきでない。
06:35
暗号資産取引所BTCBOX、8月3日から段階再開へ
BTCボックスが運営する暗号資産取引所BTCBOXは、長い間停止していたサービスを8月3日から段階的に再開する。ログインにはパスキー認証、日本円出金には2段階認証が必須となる。
06:15
テザー財務報告書、ビットコイン冬相場でステーブルコインの超過準備金が半減
ステーブルコイン発行大手テザーは2026年第2四半期の決算で、資産が負債を上回る超過準備金が82億ドルから41億ドルへと半減したことを開示した。ビットコインや貴金属の評価額低下が背景にある。
05:50
ビットコイン専門ウォレット『コールドカード』流出被害が110億円相当に、ギャラクシーが算出
ギャラクシー・リサーチは、コールドカードの脆弱性に関連する流出被害が1196件のアドレスから1082.65BTC、110億円相当に達したと分析。自己管理型の利用者への影響が大きいことが明らかになった。
05:00
USDC発行企業サークル、ニューヨーク州から信託免許を取得
サークルがニューヨーク州金融サービス局から限定目的信託免許を取得したと発表した。ステーブルコインUSDCの発行体制強化に向け、規制対応をさらに深める。
07/31 金曜日
17:29
レイ・ダリオ、ビットコインは1%保有継続 増刷不可も量子リスクに警戒
米著名投資家レイ・ダリオ氏が英ポッドキャストで、自身のポートフォリオにおけるBTC比率が約1%のまま変わらないことを明らかにした。増刷できない強みを認めつつ、量子コンピューターや政府による監視・課税のリスクにも言及している。
15:32
アルトコイン相場、ビットコインから切り離され値動きに=ウィンターミュート
ウィンターミュート(Wintermute)は30日、2026年上半期のOTCフロー報告書を公表した。機関投資家の現物取引比率が過去最高の72%に達し、オルトコインのオプション取引高は半期比約3.4倍に拡大。銘柄の集中と長期保有の傾向を分析した。
14:20
ビットコイン長期保有者供給、月間21万7000BTC増=アナリスト
オンチェーン分析家ダークフォスト氏によると、ビットコインの長期保有者供給は12月以降増加が続き、直近は月間平均21万7000BTCのペースまで加速。強気相場時とは逆の動きだとし、需要面の弱さも指摘した数値の意味を整理する。
14:00
BIS主導「プロジェクト・アゴラ」、1.6億円相当のトークン化マネーで国際決済の実証実験に成功
BIS主導のプロジェクト・アゴラが、トークン化した中央銀行準備金・商業銀行預金による国際決済の実価値取引テストを完了した。日銀やMUFGなど28機関が参加し、平均80秒での決済を実証した。
13:18
ストラテジー、ビットコイン一辺倒から転換 準備金は動的配分へ
ストラテジーが決算説明会で、今後の調達資金を全額ビットコインに投じる方針を転換すると説明した。市況に応じてBTCとドル準備金を動的に配分し、デジタル信用(STRC等)の安定性を高める狙いだ。背景にある判断材料を読む。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧