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ソフトバンクグループ、DeFiやNFTプロジェクトなど複数の仮想通貨関連企業に出資か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソフトバンクグループが出資

東証1部上場企業のソフトバンクグループが、複数の仮想通貨(暗号資産)関連企業に出資していたことがわかった。

出資先は、DeFiプロトコルの「O3 Swap」と、デジタルマーケットプラットフォーム「Epik Prime」だ。O3 Swapへの出資は5月7日に発表されたもので、ソフトバンクのシンガポール支社から出資を受けた模様。具体的な金額は明かされていない。

O3 Swapは、クロスチェーンのアグリゲーションプロトコルで、ガバナンストークンはO3トークン。クロスチェーンにおけるスワップや資金プールなどを利用できる機能が備われている。世界最大手取引所のバイナンスが開発するバイナンス・スマートチェーン(BSC)やHuobiエコチェーン、DeFiPulseなどがパートナーリストに名を連ねる。

2つ目の出資プロジェクトは、Epik Prime。Epik Primeの公式サイトによれば、ソフトバンク・ビジョン・ファンドやゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー等がエンジェル投資家として出資しており、これまでの出資ラウンドで約4.5億円を調達している。

Epik Primeは、NFTマーケットとブランディングの融合を促進するプロジェクトだ。ゲーム内のNFTアイテムやVR、ARといったメタバースの世界の開発を手がけている。

ファンドにも出資

また、12日のブルームバーグによれば、仮想通貨に特化したブラジルの資産運用ファンドHashdeは、ベンチャーキャピタルのバロールキャピタルグループが主導した資金調達で、ソフトバンク・グループやコインベース・ベンチャーズ(Coinbase Ventures)などから約2600万ドル(約280億円)を集めた。

Hashdexは2018年に創設された企業で、現在83億円相当の仮想通貨資産を運用する。

Hashdexは先日、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チェーンリンク(LINK)、ステラ(XLM)のパフォーマンスをトラッキングするバスケット型上場投資信託(ETF)『Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF』をブラジルの最大手証券取引所B3に上場させたばかり。

今年2月にもブロックチェーン関連企業に出資した事例があるが、DeFiやNFT関連への出資は、Hashdexが初の事例とみられる。

ソフトバンクグループの動向

先週12日に行われた3月期決算で孫会長は、ビットコイン(BTC)の財務資産としての保有に関する質問に回答。BTC保有について具体的な方針は明かさず、慎重な姿勢を示したとものの、「暗号資産そのものは否定しない」と言及した。

暗号資産市場の規模が大きく拡大した現在は、ソフトバンクグループ社内でも「議論が行われている状況」と含みを持たせている。

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