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仮想通貨取引所QUOINEX:ワールドブックβ版始動で「QASH」が高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

QUOINE・ワールドブックが始動
日本の大手仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営するQUOINE社は4月30日、「インターナル・ワールドブック」のベータ版を稼動させたことを発表しました。今後も、ロードマップに基づく段階的な大型アップデートを告知しており、重要な機能については5月末までに実装予定としています。
QASHが高騰
4月30日にワールドブックベータ版が無事ローンチされたことが好感され、独自の仮想通貨「QASH」が80円前半から一時100円台を回復するなど、高騰を見せました。当ページでは、ワールドブックとLIQUIDプラットフォームの特徴など、最新情報をまとめています。
目次
  1. QUOINEXの大幅アップデート
  2. ワールドブックの進捗
  3. LIQUIDプラットフォームとは
  4. 仮想通貨「QASH」とは
  5. プロジェクトの主要メンバー
  6. プロジェクトのロードマップ
  7. QUOINEXの口座開設方法

QUOINEXの大幅アップデート

QUOINE社は4月30日、シンガポールの仮想通貨取引所「QRYPTOS(クリプトス)およびQUOINEX(コインエクスチェンジ)において、一部の通貨ペアやユーザーについて、「インターナル・ワールドブック」のベータ版を稼動させたことを発表しました。

Qryptos(クリプトス)は、2017年6月にシンガポールで開設したQUOINE社運営の取引所であり、「すべてのトークン発行者のための、トークンの 新規発行および二次流通の両方が可能になる、自動的なセルフ・サービングプラットフォーム」を目指しています。

出典:QRYPTOS(シンガポール)

ユーザーにメール送信されたQUOINE公式情報によると、”ローンチはグループ全社員が一丸となって努力を積み重ねてきた集大成”としており、プロジェクトの注力度合いが伺えます。

また、公式メールでは、以下のように抱負を述べています。

今回のインターナル・ワールドブック ベータ版の開始は、今後のワールドブックとLIQUIDプラットフォームの正式ローンチに向けた、最初の大きな一歩です。 LIQUIDプラットフォームは今年中頃にローンチ予定ですので、ご期待ください。

私たちのビジョンは、国籍・年齢・性別問わずすべての人々が金融サービスを利用できる世界を創ることです。世界中の流動性を束ね、我々の画期的な技術力を活用することで、私たちはパートナーと協力して、これまで仮想通貨にアクセスできなかった人を含め、あらゆる人々が仮想通貨を利用できるようにします。

また、我々が仮想通貨業界において必要とされている「安定性」をもたらすことで、銀行や伝統的な金融機関は仮想通貨分野へ参入しやすくなるでしょう。

我々は 「金融の分散化・民主化」を通じ、このビジョンを達成していきます。

ワールドブックの進捗

出典:QUOINE(ワールドブック)

また、リキッドプラットフォームにおける目玉機能の一つである「マルチマーケットオーダーブック(MMO)」については、以下のように述べています。

このアップグレードにより、マルチマーケットオーダーブック(MMO)が実装されました。

MMOは我々が参照する様々な取引所における注文と価格を集約するワールドブックの一部分を構成します。 最終的に、MMOは世界中のトレーダーが自身の基軸通貨をベースに同じオーダーブックを見ることを可能にするエンジンになります。

インターナル・オーダーブックは、BTC、ETH、BCH、およびQASHといった基軸通貨に対し、当社グループの取引所において発注されている全てのオーダーについて為替調整したうえでオーダーブックを提供いたします。

さらに、現時点はまだ序章であり、これからが本番であることを以下のように強調しました。

我々がこれまで行ってきたことは、インターナルワールドブック ベータ版に切り替えるために段階的に複数のレバーを引いてきた、ということと考えてください。

私たちはまだレバーを引き続けており、システムは稼働し始めています。

これにより、我々グループの取引所のトレーダーの皆さんは、基軸通貨(BTC、BCH、ETH、QASH)に対する取引において、より高い流動性とよりタイトなスプレッドを体感できることでしょう。

ただし、我々は段階的に機能を実装し始めており、特に当初は一部のユーザーにしか試験的に実装していないため、すぐに大きな成果を得られるとは限りません。まず我々にとって重要なことは、すべての機能がしっかりと正しく作動し、問題がないことを確認することです。

当社取引所のトレーダーの皆様は、当初はMMOが提供できるすべての機能・メリットを享受いただけないかもしれませんが、その状況が変わるのはそれほど長くはかからないと思います。オペレーション上の主要アップデートと同様、すべてが落ち着くまでに少し時間はかかりますが、弊社としてはシステムが正常に動作していることを確認するために、パフォーマンスを注意深く見守って行きます。

そして、最後は以下のように締めくくり、開発が順調に進んでいることをアピールしています。

今後も徐々に機能を追加し、中でも重要なものについては5月末までには実装される予定です。

しかし、これは始まりにすぎません。次のステップは、エクスターナル・ワールドブックとLIQUIDプラットフォームのローンチに向けて動き出すことです。 そうすることで、我々のプラットフォームの本領が発揮されることでしょう。

LIQUID(リキッド)プラットフォームとは

QUOINE社は、仮想通貨市場の共通課題として「流動性」を挙げています。

流動性の少ない法定通貨での取引、通貨(トークン)、取引所では、売買がそのものが成立しないだけでなく、大口の売買が価格変動リスクが大きくなりすぎて健全な市場成長に甚大な支障が生じかねず、法定通貨の送金にかかる時間と費用により「事実上制約」を受けるというデメリットも発生します。

このような課題を解決するため、開発された「LIQUID(リキッド)プラットフォーム」は、”世界中の流動性を集約した単一の取引プラットフォーム(ワールドブック)”と、これに付帯する一連のサービス(プライム・ブローカレッジ)で構成されたものになります。

これらが一体となって世界最高水準の流動性を提供することで、新たなクリプト経済が提供する機会、および「富」に誰もがアクセスできるようになることを目指しています。

また、LIQUID プラットフォームのワールドブックは、QUOINEにおける既存の「マッチング・エンジン」、「スマート・オーダー・ルーティング」、および「クロスカレンシー換算エンジン」の技術を用いて構築されています。

これはトレーダーにとっては究極のリソース。すなわち、世界中の仮想通貨市場の流動性を集約し、ユーザーが選択するあらゆる通貨で利用可能な、きわめて流動性の高い単一のオーダーブックとなります。

LIQUIDプラットフォームのワールドブックを支えるのは、QUOINE社がすでに幅広く使用しているとする次の三つの技術です。

  1. マッチング・エンジン(ME)
  2. クロスカレンシー換算エンジン(CCCE)
  3. スマート・オーダー・ルーティング(SOR)

1:マッチング・エンジン

ワールドブックのマッチング・エンジン(ME)は、QUOINE社の数十年に及ぶ金融工学のノウハウを統合し、一から構築した、「秒間数百万件の取引」を処理可能な、業界最先端のマッチング・エンジンです。

MEは、多くの市場(クリプト・トークンの通貨ペア)をサポートし、かつ、主要な注文タイプをそのままサポートできるよう、きわめてスケーラブルな設計となっており、強力な注文管理システムも備えています。

これらすべての機能が、障害発生時の回復力と合わせて、ワールドブックのMEをマーケット最高水準のものとしています。

2:クロスカレンシー換算エンジン

クロスカレンシー換算エンジンは、タイムラグなく自動的な通貨換算を可能にします。

現状の仮想通貨取引の問題点として、例えば2名のユーザーがETH(基準通貨)で取引を行おうと考え、一方はSGD(シンガポールドル)、他方はUSD(アメリカドル)で取引を行う場合、マッチングを完了するためにはUSD/SGDの為替換算を取引に加えなければなりません。

しかしCCCEは、マッチングの確定時点で、これを自動的に行うことができる上、現時点で執行可能な為替レートを反映するため、オーダーブックをリアルタイムの価格で絶えず調整します。

特筆すべきは、この為替換算は法定通貨に限定されておらず、通貨換算にETH/BTCを使うことにより、ETH/SGDでの注文とBTC/SGDでの注文とをマッチングすることが可能になる点です。

さらに、法定通貨の為替換算をこれに追加することにより、ETH/EURおよびBTC/SGDの通貨ペアの間でダイレクトにマッチングを成立させることも可能となります(下図参照)。

CCCEを使うことで、通常マッチングしない箇所から流動性を直接調達することができ、ワールドブックで追加的な流動性を利用できるようになります。

出典:QUOINE(為替換算プロセス)

3:スマート・オーダー・ルーティング

スマート・オーダー・ルーティング技術は、各所に点在する取引所のオーダーブックのいずれかに変更があった場合、その変更箇所がLIQUIDプラットフォームのワールドブック上に反映されます。

ワールドブックに注文が入り、内部マッチングが見つからない場合、スマート・オーダー・ルーティング技術が外部の取引所においてマッチングが見つからないか確認し、マッチングが見つかった場合は、その取引所において注文された通貨建てで自動的に注文を転送することが可能です。

つまり、流動性の低い取引所でも、ワールドブックを利用することで世界中のオーダーブックがシェアされるような形となり、「マッチング→売買成立」させる確率を飛躍的に高めることができるということになります。

公式動画

仮想通貨「QASH」とは

仮想通貨「QASH」は、2つの主要な機能を有しています。

  • QUOINE社のすべてのプラットフォーム上でユーザーがサービス対価の決済に利用できるクリプト・トークン
  • 公開市場で取引可能なクリプト・トークン

QASHは、金融業界およびその他の業界すべてにおいて利用可能となります。

ホワイトペーパーの情報によれば、QUOINEは、QASHの利用方法を制限せず、QASHをビジネスに利用したいと考える企業を制限していません。

つまり、すべての企業や組織、あるいは個人が、ビットコインやイーサリアムにおけるETHおよびリップルのXRP等と同様に、クリプト・トークンとしてQASHを利用することができるものとしています。

また、「LIQUIDプラットフォーム」に対する需要が高まるにつれ、QASHの有用性が拡大し、QASH保有者は、その価値をQUOINEおよびそのパートナーが提供するすべてのサービスおよび機能の「対価の決済」に利用することができるようになると説明。

参加者が非中央集権型プラットフォームに移行するにつれ、QASHは、幅広い金融業界により提供されるすべてのサービスの対価の決済に使用される、”推奨スタンダード・トークン”になりうると期待を込めています。

ティッカーシンボルQASH
発行上限1,000,000,000
特性ERC-20(イーサリアムをベースとするトークン)
公式サイトhttps://www.liquid.plus/ja/
公式ツイッターhttps://twitter.com/QUOINE_Japan
公式Telegramhttps://t.me/joinchat/GuaLbkJUWB5nVgzLYlV-YA
ホワイトペーパーhttps://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/liquid-site/quoine-liquid_v1.9_ja.pdf

公式動画

プロジェクトの主要メンバー

QASHのホワイトペーパーでは、金融および技術の分野において、合計250年に及ぶ経験を有する国際的レベルのチーム編成であり、これらは全て、インターネットおよびモバイル技術における専門知識と結び付いているとしており、当プロジェクトにおけるグローバルな人材の厚さを強調しています。

氏名(役職) 経歴

栢森 加里矢

(最高経営責任者)
QUOINE設立前は、ソフトバンクグループのシニアバイスプレジデントとして、シンガポールテレコムおよびバーティグループと共にソフトバンクグループのアジア営業および投資のマネジメントに従事。また、ソーシャルゲーム「パズドラ」で有名なガンホーのアジアCIOも務めた。

Mario Gomez-Lozada

(最高技術責任者)
世界最大規模の金融コングロマリットである「クレディ・スイス」の日本CIOおよびアジア債券IT責任者を務めた。CSでは、アジアにおけるFICCビジネス拡大関連プロジェクトを統括。

Katsuya Konno

(最高財務責任者)
ソフトバンク時代には、600億ドル(約6兆円)を超える数多くの大規模M&A案件及びベンチャー投資案件に関与。

Ray Hennessey

(最高戦略責任者)
ニューヨークでは、世界有数の金融機関「モルガン・スタンレー」のエグゼクティブディレクターとして、オペレーショナルリスク、Sox法、コンプライアンスおよび監査に関連するITのグローバルチームを統率。

田中 玲

(最高リスク&コンプライアンス責任者)

金融業界で20年以上の経験を有し、PwCのパートナー、そしてフィンテック&イノベーション室の室長として、フィンテックに関わる事業戦略、ビジネスモデルの構築から実装、各種の保証業務までワンストップでのサービスを提供してきた。

Mike Mullins

(最高セキュリティ責任者)
米国国家核安全保障局、米国国土安全保障省などのアメリカ政府と多国籍企業250社でグローバルネットワークセキュリティや、運用、管理、セキュリティエンジニアリング、及び実装に30年近くの経験を持つ。

プロジェクトのロードマップ

出典:QUOINE(ロードマップ)

QUOINEXの口座開設方法

出典:QUOINEX(日本)

日本を代表する仮想通貨取引所の一つ「QUOINEX」を運営するQUOINE社は、ブロックチェーンを基盤とした金融サービスを提供しているフィンテック企業で、仮想通貨「QASH」の売買を行うことが可能です。

同社は、日本、シンガポール、ベトナムにオフィスを構えており、銀行や金融商品の豊富な経験を持つパートナーと強力なネットワークを結び、世界中の顧客に最高クラスの金融サービスを提供するなど、経営陣が世界屈指の金融ノウハウを有していることから、セキュリティの高さにも定評があります。

2018年5月時点の取り扱い仮想通貨は、以下の5種類です。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • キャッシュ(QASH)

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