はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

物議を醸す、イーロン・マスクの仮想通貨関連ツイートまとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーロン・マスクと仮想通貨

米電気自動車メーカーテスラ社のイーロン・マスクCEOによる、暗号資産(仮想通貨)に関する言動は大きな注目を集め、マーケットに影響を及ぼしてきた。

同氏は18年8月、ツイッター上でテスラの株式に関して「株式非公開化のための資金を確保した」などと言及。米証券取引委員会(SEC)から提訴された経緯もある。同年のエイプリルフール(4月1日)には「テスラが破産した」というツイートを投稿するなど、これまでも度々物議を醸している。

なお、上記の裁判の和解案では、マスク氏のソーシャルメディア上での言行をテスラの取締役会が監視することも含まれていたが、テスラ社の財務状況や合併吸収、生産成績や新たな事業分野など、テスラ社に関する未公開情報に限定される。

2021年2月26日には、ドージコインのミーム投稿をSECが調査しているとの噂に対し「そうなることを願っているよ。素晴らしい」と挑発的な回答も見せた。

米大手上場企業の経営者であり、Twitterに5600万フォロワーを抱えるマスク氏の言動は影響力が極めて高く、ビットコインやドージコインなど仮想通貨市場に影響を及ぼすことも少なくない。これまでの発言を以下にまとめた。(*重要性高いものを抜粋)

イーロン・マスクCEOのツイート

日付 内容 該当ツイート
21/01/29 ツイッターのプロフィール欄に「#bitcoin」を載せたことでBTC価格が急騰。初の関与で思惑を呼んだ。(関連記事)
21/02/01 新音声SNS「Clubhouse」にて、ビットコインをサポートすると発言。ビットコインに関するミーム(ネタ画像)投稿は過去にもあったが、ビットコインへの支持を明言したのは初。(関連記事)
02/04 ドージコイン関連のミームを投稿し、100万いいねを獲得、DOGE価格は前日比60%高に。(関連記事)

ツイート

02/08 テスラ社がビットコインを15億ドル分購入していたことが判明。これを受け、ビットコイン(BTC)は過去最高値を更新するなど高騰した。(関連記事)
02/24 月を探索するドージを描いた画像を投稿。月は「To The Moon=価格上昇」という比喩で用いられる。マスク氏は「文字通りの意味だ」とコメント。

ツイート

02/25 ドージコインのミーム投稿に関してSECが調査しているとの噂に対し「そうなることを願っているよ。」と挑発的な発言。

ツイート

03/24 テスラ社がビットコイン決済導入開始。BTC価格は2ヶ月ぶりに過去最高値を更新した。(関連記事)

ツイート

04/01 4月1日に「(米宇宙開発企業)のスペースXは、ビットコインを文字通り月に置くつもりだ」と投稿。

ツイート

04/27 テスラ社が300億円相当のビットコインを売却していたことが判明。マスク氏は「自己保有分のビットコインは一切売却していない。テスラ社としては10%を売却したが、現金保有の代替としてバランスシート上でビットコインの流動性を証明するため」と釈明した。(関連記事)         

ツイート

      
05/08 米国の人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演。ビットコインやドージコインなどの仮想通貨に言及したものの、急騰していた反動で、番組出演中に大幅下落した。(関連記事)
05/11 「テスラ社がDOGEを受け入れてほしいか」とアンケートを投稿。テスラ社のドージコインの決済受け入れを示唆したことで、一時DOGE価格は15%急騰。(関連記事)

ツイート

05/12 テスラ社のビットコイン決済中止発表でBTC価格が急落。マイニングの化石燃料使用を要因として挙げたことで環境問題が再燃した。(関連記事)

ツイート

      
05/13 DOGEのトランザクション効率の改善を巡り、開発者と対話していると発言。マスク氏のドージコインのスケーリングに関する提案に関しては、イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏が問題を指摘した。         

ツイート

      
05/17 「憶測についてはっきりさせておきたい。テスラはビットコインを売却していない」とアナリストのツイートに返信した。         

ツイート

      
05/19 「テスラはダイヤモンドハンズを持っている」と投稿。ダイヤモンドハンズには、いかなる市況でも資産を持ち続けるという意味があり、ビットコインを売却しない意思表明と解釈できる。(関連記事)

ツイート

      
05/21 「Dogeは売却していないし、することもない」とツイート。改めてドージコインへの支持を示した。

ツイート

      
05/22 他ユーザーへの返信の形で「本当の戦いは法定通貨と暗号資産の間にある。総合的に見て、自分は後者を支持する」と投稿。暗号資産(仮想通貨)全体を支持する発言が注目された。

ツイート

      
05/25 マイクロストラテジー社CEOが北米のマイニング企業トップらとマスク氏の会議を開催。今後マイニングにおけるエネルギー利用のデータを報告していくことが決まり、「期待できる動き」と言及した。(関連記事)

ツイート

06/04 ハッシュタグ「#Bitcoin」と割れたハートの絵文字を添えたミーム画像を投稿。人気バンドのリンキン・パークの歌詞引用が「決別」を示す内容だったことから、市場の下押し要因となった。(関連記事)

ツイート

06/14 マスクCEOは14日、仮想通貨のクリーンエネルギー使用率が50%に達したタイミングで、テスラ社で一時的に停止したビットコイン決済の再開許可を行うとコメントした。(関連記事)

ツイート

環境への影響が焦点か

イーロン・マスク氏は今年1月下旬以降、仮想通貨を支持する姿勢を見せてきたが、今年4月には一転してテスラ社のビットコイン決済利用中止を発表。環境問題議論が再燃した。以降、ビットコインに批判的な言動やドージコインを買い煽るかのような言動を繰り返している。

5月下旬には、北米のマイニング企業のトップや上場企業としては最多のBTC保有量を持つマイクロストラテジー社のマイケル・セイラーCEOらとの会議に参加、「ビットコイン採掘評議会」の設立が決定した。

仮想通貨採掘に利用する電力の供給源に関する情報を開示する方針で合意に至ったが、一部からは仮想通貨コミュニティー全体に影響し得る判断をクローズドな場で行ったことも批判対象となった。

関連:北米マイニング企業ら設立の「ビットコイン採掘評議会」、コミュニティが危惧する理由とは

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧